愛微塵 - 日記-R18-

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┗愛微塵(6-10/51)

10 :日
01/01-23:22

>お早いお帰りで、
皆さんが帰られてから部屋を片付けしてたら、何やら玄関から聞き覚えのある声がして鍵を開けたら、普君でした。帰りがお早いと思ったら…「これから此処に住む」だなんて、自分勝手な事を申しまして、大きな荷物を抱えて来られては私も断れないじゃないですか！……もちろん、断るつもりなんてありませんが。一戸屋根の下で二人暮らしだなんて、付き合い始めたばかりで同居なんて！は、恥ずかしい…。え、普君の所では普通なんですか？！わわ、やはり…私、西／洋の習わしには疎いようで、部屋に篭りたくなって来ました…でも、とりあえずお部屋の用意を……何を仰いますか！普君、いくら特別なお付き合いがあったとしても一緒の布団なんてまだいけません！！私たち、き…キスもまだじゃないですか(ぷんぷん)

>それからこの日記も、
近々一緒に綴る事になりそうです。嬉しいのやら、恥ずかしいのやら…流石はＰ／Ｃを持ち歩いている貴方だけあると言いますか。私、そんなに見つかってしまうほど分かりやすいでしょうか？

[返][削][編]

9 :日
01/01-13:39

>そうそう本棚の掃除が終わりました、
ので本日中には並べます。何か有りましたら遠慮なくおっしゃってくださいね。

此処からは閲覧注意にしておきましょうね。
大した事ではありません。
年寄りの戯言ですから(ずいっとお茶を啜り)

>小さな小さな帝／國の話を、
睦月は私にとって特別な日です。だって貴方と握手したのも睦月でしたでしょう…覚えていますでしょうか？でも…あの頃は米さんが来たりと慌ただしく、落ち着いた頃に貴方がやって来て…そうそう、あの条／約、実はその前に私の元へやって来た大／英／帝／國さんとの約束を模したものだと伺いました…此れをいうといつも普君は向きになって怒りますけどね。こんな事を言ったら更に怒られそうですが、そんな子供っぽい所も私はお慕いしています。そんな彼の方はお酒を飲ませると実に厄介…次の日には覚えていないようですが、以前うちで日／本／酒を飲み交わした時なんて、私が一度貴方方に楯突いた時の事をずっとずーっとおっしゃってましたね。本当に負けたのが悔しかったのでしょうか…それとも英さんに対する嫉妬でしょうか、可愛いお方。優しい顔して私を利用したりするから…あ、少々お口が過ぎましたね。さて…昔話はこの辺にして、そろそろ、ご近所の挨拶回りにでもいきましょうかね。

>と、思いましたが蘭さんじゃありませんか！
「Gelukkig Nieuwjaar」ふふ、毎年ご挨拶させていただいてますから上手く発音出来ているでしょう？おや、綺麗なア／ザ／レ／ア、ありがとう御座います。客間に飾らせていただきますね、何もお構いでき…あ、はいはい。お茶ですね。今お持ちしますから…中へ、あら…もう居間に。相変わらず歩くのがお早いですね。靴もちゃんと揃えていただいて、意外と律儀なんですよね….ふふふ、いえいえ。何でもないですよ。

>おやおや、皆さんもお揃いで、
今日は賑やかですね、折角なら夕食までいてくださいな。今夜はお／寿／司にしましょう。中さん、一緒に買い出し手伝ってくださいませんか？

[返][削][編]

8 :日
01/01-00:37

皆様お元気で新年をお迎えのことと存じます。
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
平／成／２／７／年／元／旦

>日記開始から僅か四日足らず、
私と彼の方は正式にお付き合い致す事となりました。新年の始まりというこの良き日に、私幸せ過ぎて前が見えなくなってしまいそうです。彼の方も今日はご挨拶が有るとかで帰られてしまいますが、また数日後に此方へお泊りになられるとかで！ああ、今から楽しみでなりません。

>本年の目標は、
ずばり人見知りを直すことです！とはいえ…少しずつ、のつもりです。私も昔に比べれば外／交何ぞも一端に致しておりますから…その気になれば、きっと！そっと声を掛けて頂けたら、と。厚かましいことを言ってみたり(さり気なくちら見)

>御年玉に、
日記を教えるべきか悩むところです。見られていると思うと書きにくくなってしまいますし…うう、それにまだ彼の方に見せてない部分というのもあるわけでして！ですから…そうですね、二日以内に戻られましたらお教えすることにしましょう。

>お見送りは少し寂しい、
帰られる彼の方を見送らねばなりませんでした。此処は泣きそうなのをグッと堪えてこそ日／本／男／児！笑顔で見送りました私はとても大人な対応でしたでしょう。頬にキ、キスとか…挨拶とはいえ…やはり恥ずかしいものでして、小さくなっていく貴方の背中に胸が痛いほど締め付けられて、玄関の引き戸に縋り付いて泣いたのは彼の方へは内緒。次はいつお会い出来るのでしょうね。此れは俗に言う…え、遠／距／離／恋／愛？恋愛だなんて…この歳になって、恥ずかしいですが…少し嬉しいですね。

[返][削][編]

7 :日
12/31-22:25

>世は予測出来ないことばかり、
きっと貴方は帰って来ないだろう、と約束の日を前に数日ほど日記を綴って参りましたが…私の予想は大きく外れました。彼の方を信じていなかった事を表立って記した事を恥じています。やはり貴方は有言実行する方でした。一年待ち続けた私にはとても大きな贈り物ですね。愛微塵…通称、勿／忘／草。貴方の言葉では「Vergissmeinnicht」…ええと、ふぇるぎす…まいんにひと、と言うんですよね。花言葉は「私を忘れないで」というのが有名ですが、もう一つあるんですよ。「真実の愛」…だからと言って何と言うことは別にないんですけどね。私、すごく嬉しかったんです！だって…「a/i/shi/te/ru」なんて言ってくれるなんて！私、心臓が止まって年が越せなくなるかと思いました！！もう！もう！！嗚呼、恥ずかしい。今、普君は風呂に行ってますが…言い逃げなんて！私、どんな顔すればいいのやら！ぽ/ちくん…私、顔が赤くはありませんか？

>年が明けたら、
取り敢えず一緒に初／詣に参りましょう。今年一年の感謝と来年の平穏な日々を貴方と共に祈りに…折角なら、帰りに甘／酒も頂いてから帰りましょうかね。

[返][削][編]

6 :日
12/31-07:15

>おはようございます、
日の出より早く目が覚めてしまいました。朝食を用意して客人をお迎えしなくては！ああ…何なら喜んで頂けるでしょうか。やはりソ／ー／セ／ー／ジでしょうか。ああ、でも折角うちに来たのなら和/食で迎えるべきでしょうか…悩みますね。ここは一層聞いてみましょうか。ただ、昨日もいらっしゃったのが遅い時間となるともう少しゆっくり眠ってもらいたい。ああ！悩みます！ええい、ここは和/食でいきましょう！焼／き／お／に／ぎ／りとお／味／噌…それから玉／子／焼／きを作って…鮭でも焼きましょうかね。

>爺複雑な気分です。
だって普君ときたら、折角用意した朝/食よりも10時に拵えたお／し／る／この方が反応が良いんです！私もお／し／る／こ大好きですけど…複雑な気分です！美味しいと言っていただけるのは嬉しいんですけどね。ああ！ちょっと、普君！蔵へ勝手に入ってはいけません！そこには！！あ…いえ、なな…ななな、何でもないですから！！

>明日は新たな年の幕開け、
おめでたい事この上有りませんね！なのに…気が晴れないのは炬燵に入って呑気に昔に私が書いた独/語/勉/強/帳を見ているお方の所為に決まっています！だって、明日には帰ってしまうなんて…折角お会い出来たのに。引き留める理由もありませんが、寂しい、です。「綴りが違う」だなんて…それ！私なりに頑張ってたんです！見様見真似でここまで…あ、別にこれは、貴方の為ではなく、自分のためなんですが…なんと言いますか。”東／洋／の／”なんて言われた事も…、偏に貴方の厳しいご指導のおかげです、おや…少々話が脱線してしまいましたね。あと数日、お側にいられたらいいのに。

>年末の爆弾発言事件、
「恋人だと思ってた」だなんて…そんな事、私一度も付き合おうなんて言われた覚えないんですが！酔っているのか、いないのか…変な冗談は止めて頂きたいものです。貴方にとって何を持って恋人なのか、私には少々理解に苦しみます。文/化の違いという言葉で片付けず、何卒説明を！こんな形で明日お別れなんて…嫌に決まってるじゃないですか。

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