一覧
┗折れる(175-179/208)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
179 :
米
12/15-07:27
手紙を書くことを躊躇うくらいに胸がざわめいて落ち着かず、届いた手紙を読み返しては口許が綻ぶ。忙しいさなかでもふと思い出しては書きかけの書簡を悔やんで、漸く出来た時間を目一杯使って書き上げた一通のそいつをポストにそっと押し込むんだ。懐かしい感覚、忘れられない感覚。
――ねえ、この気持ちを何と呼べば好いんだろう。
[
返][
削][
編]
178 :
米
11/05-07:56
懐かしくなったから、久し振りに彼についての筆を執る。――恥ずかしい話、あの頃はただただがむしゃらに”好き”って気持ちに振り回されてばかりいたんだ。だから沢山失敗したし、沢山迷惑をかけただろう。それでも今は冷静に”好き”と向き合えて、冷静に君の好きなところを挙げていけると確信してる。雰囲気が好き、空気が好き、甘さばかりでないところが好き、言葉選びが好き、語彙の豊富さが好き、昔の性格はたぶん多少の難あり。ハハ、怒らないでくれよ。惹かれるところばかりで、反面それはどうなんだ、なんてところがあればきっと今ならフランクに苦言だって呈すことが出来る。再び出逢って冷静になって、ああこれは何かの縁が掬ばれているんだろう、なんて夢見がちな思いさえ抱ける。リアリストでロマンチストなのはきっと御互い様、今はただ気晴らしと暇潰しに、心地良い時間を過ごせる彼との繋がりに笑えてる。
俺だけのものにならないひと。優しくないけど優しいひと。そんな彼に俺はやっぱり癒されてる。癒し系って面じゃないし、ガラでもないってきっと笑ってくれる筈さ!
[
返][
削][
編]
177 :
米
08/19-07:03
「あなたの存在に救われてる」
そんな言葉に憧れていた。いつだって誰かのヒーローでいたかった。いつだって誰ものヒーローでありたかった。誰もを愛して、誰もを救う。いやなことなんてひとつもない、つらいことなんてひとつもない。なんて素晴らしいんだろう、なんて貴いんだろう。でも、そんな文字通りの幻想のインゴットはいつしか錆びついて、しょうもない欲望の汚泥に塗れて潰えてしまった。日_本語の話、”トウトイ”に水をぶちまけると”ツブレル”になる、そういうこと。結局のところ他者を愛すていで自分を愛していた俺は、いろいろな毒に耐え切れなくなって仮面を被ることを辞めてしまった。
――俺が求めてたのは、遠い夏の日。あの時に失くしたピアスが塞いでいた傷がじくじくと疼いて笑えてくるのさ。
[
返][
削][
編]
176 :
英
08/09-19:28
かなしみに泥んでいた眸が悲鳴を上げる。夏の陽射しとは裏腹に冷めたアイスブルー、堪え切れないと言わんばかりに溢れ出した大粒の雨を前に、傘をさすことを止めた。どうしても越えられない壁があって、どうしても解り合えない壁が軋んで、向こう側で叫んでいる声までもが濁って響いた。この国に生まれたくなんかなかった、そう泣き叫ぶ娘の腕には鮮やかな五線譜。あまりに痛々しくて、憐れむことすら躊躇われて、静かに灼けつくひかりを受けていた。皆救われると説く一節は無責任で、無防備な被害者を悼むには無謀過ぎた。
まだ遅い。まだ遠い。もっと早く、もっと深く。
>
妖精が耳元で囁いた。デスクに置かれている一通の手紙が、優しくも懐かしい光を宿して傷を雪ぐ。手が空き次第、チケットを買いに行こう。
[
返][
削][
編]
175 :
西◇
04/10-17:43
記帳の過去記事捲っていって、思わず鳥肌、大笑い。いやプーちゃんあれは無いわ。幾らキャラ造りでも行き過ぎやろどんだけ厨二拗らせてんねん。親分思わず二度見したわ。アノコロハワカカッタ、なんて呪文効かへんからな。92である時点でどう足掻いたっておっさんやねんプーちゃんも。拗らせ過ぎてて腹捩れるわ。真顔で書いてた姿想像するともう涙も禁じ得んあかん。あー捩れる。
> この記帳の初期持ち主プーちゃんやから。な、な。封印されし黒歴史(笑)らしいけど封印出来とらんから。な。な。
[
返][
削][
編]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
[
戻][
設定][
管理]