一覧
┗折れる(180-184/208)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
184 :
露
02/22-19:50
アメり力くんが爆発したから一回休み。
>
2月22日。
時間差で僕も爆発に巻き込まれちゃったからもう一回休み。もしもこれが故意じゃなかったら僕は運命とか時間とかを掌る神様たちにいじわるはやめてってお願いしに行かなくちゃいけない。いやじゃない。勿論嬉しい。嬉しいけど、喜ぶたびに爆発していたらとっても若いアメり力くんならともかく僕らはどうにかなってしまう。そりゃあもう、これ以上ないってくらい嬉しいし、おそらく数世紀ぶりの良天候を観測出来て――ああもうだめ、長いよ、どうして僕はしあわせってことばだけで簡単に物事を括ることが出来ないんだろう。こういうくせ、治さなくっちゃ!
あまりに甘くてあたたかくて、僕が溶けてしまったらどうするつもりなんだろう。永久凍土が常春の大地になったら地→球の未来はどっち。
ところでアメり力くんが爆発しながら彼なりに幸せを噛み締めているのは良いけど、現状でさえしどろもどろになっている彼が素の状態でまともに対面出来るのか少し不安。今時女の子だってあんなにもじもじしてないのに!
>
同上。
あまいあまいシロップを紅茶に融かして嘗める。ついでに絞った果物の端くれも頬張って、ほっぺたの内側が痛む甘酸っぱさに僕はどぎまぎしてしまう。落ちた心臓の代わりに見付けたハートのベルは思いの外ぴったりと空洞に嵌って驚いた。僕の新しい心臓はいつもはおとなしいのに、ふと気を抜くと寝た子を起こすくらいに大きく鳴り響く。あまりに脈打つものだからまた落ちてしまわないか心配になるくらいだけど、きっとこれは幸せ慣れしていないことによる弊害。でも、いつか慣れるのかな。この歓びやほおの熱さには慣れが訪れるのかな。そう考えた時、慣れない方がいつも幸せでいいな、なあんて。
僕は、後から見たら恥ずかしくなるくらいに幸せそうな一文を手帖に書き留めて、それからきれいなお花のレリーフの鍵を日記にかけ直したのです。それは僕の世界で一番きれいなお花だよ。
>
2月24日。アメり力くんが爆発しっ放しで舵が執れない。もう!
今までにもよくあったけど、今回はまた特に凄い。彼が執務を終えてストローを咥えてデスクに座った瞬間バーン。タイミングの神様に愛されている以上に、もしかして凄腕の狙撃手なんじゃないだろうか。デスクに突っ伏したアメり力くんを見付けたリト了ニ了から緊急連絡が来て、会議が終わったばかりでまだワ_シ_ン_ト_ンにいた僕が現場に向かった時には時既に遅し。デスクにはコーラの海が生成されていて、アメり力くんは前後不覚の重症だ。わけのわからないことを口走りつつしどろもどろになって狼狽えるものだから、僕はお手洗いはこっちだよって案内してあげた。ああ僕ってやさしい。
日記帳の話。えーいって下から押し上げたら一緒に持ち上がらないかなあ。うふふ。
並んでるのが嬉しくて嬉しくて、新しいページを捲るのが惜しく感じちゃう。だけど延々ロシ了の領土を拡大していくのも良いよね。並んだまま世界征服。あ、すごくいい。
そう言えば先のやりとりでコアラの話題が出たときにふと頭を過ぎったんだけど、昔イ/ギ|リ\スくんがこあ(この先は暗号文になっているようだ)――わぷ。妨害電波かなー。ところでここまで全部が僕の狼狽ぶりなんだけど、ちゃんと冷静に見えてるかな? うーん、羞恥心ってものとは無縁だって思ってたけど、錆びついていても案外機能するんだね、びっくりしてる。アメり力くんにペンを執らせたらきっともっと明け透けに爆発するので、彼はちゃんとお手洗いに隔離してある僕はほんとうに気が利くったら。あーあー、言いたいことが支離滅裂になってきたから今日の話はここでおしまい。
>
2月29日。閏年だ。
僕の陣地は着々と広がっているけれど、正直今はすごくどきどきしていてそれどころじゃあない。
案外というかそのままに僕は心配性だから、一度考え出すと迷路に嵌ってしまう。
3月1日。
誰かさんがすっごく喋る。
3月14日。
ありのままの世界は眩しいから、ぼやけた目線で空を見る。
円周率は終わらない。僕の世界も終わらない。
[
返][
削][
編]
183 :
米
02/18-20:02
ラジオから流れた一曲。聞き覚えのあるようでないタイトル、メロディ、それからやたらとあどけない声のシンガーだなと思った。スペルを紡ぐ唇のかたちが想像ついてしまいそうな程たどたどしいのに、俺の興味を強く惹いた。そうしたらまるで幼子みたいな声をしている反面で余りに芯を持った歌い方をするから、つい熱心に聴き入った。結果的にメトロを降りそびれて、会議にはちょっと遅れた。勿論上司に叱られたけど、そんな日もあるから別段凹みはしなかった。だって会議の開始時間が俺より早いのが悪いのさ!
因みにここ数年はシェイクのストローと了メり力ンドッグくらいしか咥えていないということを俺の名誉の為に記しておく。シガレットもノー。
とどのつまり俺は枯れ果てた砂漠を一人で散歩がてらに旅していたわけだ。空虚な感覚こそあれ、特に何かが欲しいといった欲も無かった。肉が食べたいとか、ポテトも一緒にとか、デザートはアップルパイでだとか、そういうのはさておき。
>> :D
夢のような現実と表すると笑われるんだろうか。笑ってくれるならそれはそれで良いんだけど、呆れられたら困る。そして触れることは躊躇わないけど、触れられることには驚くようだと自己分析。自覚していなかった事実に俺だって吃驚どころか驚愕している。だけど何せ慣れないんだ、でも、彼の笑顔は凄く好き。笑ってもっと触れて欲しいしもっと触れさせて欲しい。
こんな甘ったるくて胸焼けしちゃいそうなバニラアイスみたいな文章を綴る時、どんな顔をしているかって? そりゃあ誰にも見られないよう密やかに、まるで儀式みたいに隠れて書いてるさ。何気ない顔で、何気ないふりして、見付かっても構わないように。もしもボスがデスクに訪れたって、「あれ、どうしたんだいボス、ノルマはもう終わっただろう?」なんて笑って誤魔化せる。それはそうと儀式なんていうと彼みたいだ。いや、彼は儀式を行うより実力行使しかねないパワーがあるけどね!
それからふと思い立って記帳のパスコードを変更した。
いつも何かしらの大きな動きが俺の世界で起こったときにする行為だけど、それを宣言するってことはとても判り易くそういうことだ。花の名前、誰かさんのポストに彫られたレリーフ、理由は自分の記帳を覘く度に思い出して気持ち好いかなって思ったからさ。あと、願わくばいつか彼が侵入してはくれないだろうか――なんて希望的観測。侵入というよりも歓迎してるわけだし、最早彼の為にパーティーを開く日は近い。おいでませ! いらっしゃいませ! おかえりなさいませ! あ、最後はちょっと違うな。ゴシュジンサマとシツジみたいなことをしたいわけじゃあない。でも色んなことをしたいね。色んな彼の物語を知りたい。
ことばはやさしい。やわらかく透き通るセロファンが染み透る感覚、とにもかくにも止め処なくAからZのスペルが溢れるのは胸の中で起こった感情の奔流の所為だ。脈打つ静かな熱に湧き出した心の涙は止むことを知らない。それは慈雨だ。かなしい音じゃあない、やさしい旋律。久方振りにこぼれる嬉し泣きってやつは、俺の世界を深々と潤していく。
>> XD
長いなあ。ほんとに長い。支離滅裂なうえにアレなオーラが充満してる。爆発しろと言ってくれてもいい。俺は喜んで爆発してカラフルなエフェクトを撒き散らしながら華麗に復活してみせよう!
そんなわけで、幸せを回りくどくその単語を使わずに表すとこうなるんだっていう見本。
[
返][
削][
編]
182 :
米
02/11-10:58
記帳を並べるのが割と好き。――という、ティーンの妄想混じりの恋の詩に紛れ込んでしまいそうな俺のコイとかタイとか呼ぶ磯だか河だかよくわからないぼやき。幸せ慣れしていないことによる弊害が若干ある。
思い出しつつ、分析しつつ、そう言えば、と昔彼がくれたプレゼントを思い出す。ニューイヤーを祝う俺んちのポストに届いた一本の珈琲缶。嬉しくて嬉しくて仕方が無くて、俺はその時にピアスを残されることが好きだって気付いたのさ。ハートにピアス、見える位置の印、ワイシャツで隠れるか否かのキスマーク。残すことも勿論好きだけど、つい躊躇してしまう俺にはされるくらいがちょうどしっくりくる。といっても、そいつがグレーゾーンじゃあなければいつだってしたいよ。難易度ベリーハード!
されたらいやなことはしない。その辺のスタイルは似ていると思ってるから、いつか挑んでみようか。
>
タイミングの神様の息吹を受けている。
ポストに手紙が届く瞬間や、再会の瞬間。
ああ、堪らなく好きだ。好きなところは山ほどあるけど、ここに書くのは勿体ない!
時計の針を幾ら回しても重ねられなかった時間は埋まらないけど、逆にその埋まらない時間があって良かったって、俺は思うのさ。
[
返][
削][
編]
181 :
米
02/01-02:28
折れるどころかたちそう。
>
何をばかなことを言っているんだと後から自分自身に怒られてしまいそうなことばだった。叱りつける気は今のところはないけれど、備忘録代わりに残しておこうと思う。
> とある日に
滲むどころかあふれてしまった想いが彼を水浸しにした。ケトルいっぱいに注がれた水という名の何かと、茹だる夏の日のような熱気。いまにも燃えてしまいそうになるそいつは止まらず、今言ってはいけないと思ったのにも関わらず真っ直ぐぶつかった。
後悔はしない。でも、少し怖いのは内緒の話。
# とある日から
ひかり溢れる世界を久し振りに夢見てみたいと思った。
> とある日まで
世界のヒーローだと謳って肩肘張って歩いてみせたってどうしようもなく俺はチープで、それでも彼に再び出逢って、そうしてあれから随分月日が経って幾らかは変わることが出来たのだろうかと疑問に思っていた。結果的に変化はある。でも、変わらないものもあるんだ。アイカワラズ、その言葉を交わしたあの日が懐かしくて、そうして神様には感謝をしてもし切れないのさ!
[
返][
削][
編]
180 :
露
01/28-12:17
しずかに融けてゆく雪のように、灯火が消えるとき。消えるその最後の一瞬だけ強く光を放つというけれど、実際のところはどうなんだろう。どんな場所にいてもそうなのかな。そんなことはないよね。ベランダに訪れる小鳥との逢瀬を楽しむ病床の少女、戦闘に明け暮れる軍に生きる人、唐突に不慮の事故にみまわれた誰かさん、護りたい場所やひとがいる人――ほかにもいろいろ。僕の知る限り、あたたかくてやさしい灯火が消えるその瞬間はたくさんあって、だからこそ、そのきらめきが尽きるその瞬間に興味がある。
僕のペチカが雪に沈んでく。はやく、はやく、灯をつけないと凍えてしまう!
[
返][
削][
編]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書込
[
戻][
設定][
管理]