ヌヌルス - 日記2

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┗ヌヌルス(11-15/291)

15 :Ｙ
10/07-14:28

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たまには姿変えてみたっていいよね。あたしだって公／国なんだもん。まだまだ知名度とか低いかもしんないけど。

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透明でしかなかった。だけど今はオリジナル・カラーっての、少しは出せてる誇りがあるんだよね。パレットの上で沢山の絵の具を混ぜて、やっと作り出せた気に入った色。こんなんじゃダメだっていう意見も勿論あったけど、そんな「ダメな色」でも、「綺麗」って褒めてくれた声があった。…嬉しいよね、認めて貰えるっての。君の地図に、この色で名前を記せただけで意味が違ってくるよ。可愛気ない色だってのは自覚してるけど…自分で納得してる。それが一番だと思うしさ。

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南／の／大／地、赤茶けた大地の中で僅かな一区画の違いを見出してくれた。恩返しのために絵筆を振るわせて貰ってもいいかい？こんなあたしを選んでくれた君の毎日を、少しでも綺麗に彩れるように。…その目に、幸せの色として映るといいんだけど。

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……足元に触発されて、あたしもお腹空いちゃったんだな。３時にはカラフルなスパークルいっぱい散らした、フェアリー・ブレッドでも作って食べよっと。

[返][削][編]

14 :塞◇
10/05-00:01

>　事実上、会議場裏に呼び出し喰らったアーサーさんが上↑にいます。もーやだなぁ違いますよー、そこは「言葉の綺麗な」アーサーさんってのに重きを置いて欲しいんですってばー。ちなみに「おしゃま」と「レディ」だったら迷う事なく「レディわぁい！」って後者に舞い上がってた私っす。ズウズウシイ？何魚っすかね、それ？
# ぎゃあぁ痛いっす痛いっす、ギブ！ギブ！
# 私だって一応は女子なんですから、もうちょい優しく踏んで下さい！って言うかトドって…ぶさかわ、ってやつですか？
#　ふはー、でもこんな一人きゃっきゃうふふしてる私の本にもそんな勿体ないこと言ってくれるなんて…眉幅だけでなく心も広いジェントルマンじゃゃないですか。お礼にイ／ン／グ／リ／ッ／シ／ュな朝ご飯、食ってやってもいいですよ！
>(面倒臭いと思ったらそっと蹴っちゃって下さい！)

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うへへ、交流ってのも楽しいもんですなあ。変な奴だってよく言われるし、声掛けてくれる国なんかないと思ってたら。島／国なんで新鮮ですけど嬉しいです。

[返][削][編]

13 :塞
10/05-00:00

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高台のお屋敷でパーティーが開かれまして。恋人御同伴でどうぞ、って書いてあった招待状。……でも、休みだったとはいえ、あの人は普段が忙しいんだし…お疲れでしょう所を無理には誘えない。だから私一人で行って皆さんとちょこっと楽しくお喋りして、振る舞って貰ったお菓子でもハンカチに包んで持ち帰って、お土産にあげられたらいいかなぁって思ってたんです。

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黙って出掛けるのも妙な話っすし、無理を承知なお誘いですけど…って、ダメ元で言うだけは言ってみました。そしたら。「喜んで」って。…えっ！ですよ、もう。無理しないで良いんすよ…？って言いつつ、絶対に嬉しさ隠せない顔してたはず。だって！一緒！行ける！言ってみるもんですなぁ、しゃる・うぃー・だんす…！

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それからの私のウキウキっぷりは異常で、鏡の前でおめかしを。…って言っても自分不器用っすから、髪をシニョンに結い上げたりなんて出来るわけもなく、ちょこっと髪括る位置を高めにしただけなんですけど。たったそれだけを何回結い直したか…だって少しはマシに映りたいじゃ、ないですか。せっかくのパーティー、オシャレしても背伸びって笑われない機会なんですから。

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こんな風に張り切りすぎて力むと挙動不審になる私を知ってるから、優しく手を引いてくれて。お作法間違えておろおろしてると、そっとフォローしてくれて。頭の回転遅くて、素敵な国である皆さんとせっかく仲良くなれる機会なのに大人の会話が分かんなくて混ざれないでもじもじしてると、自然と間に入って会話を取り持ってくれて。…お誘いしたの私なのにエスコートして貰っちゃって、大分舞い上がってました。今ならイルカショー出れる気がします。くるくる回って、ざばーん！

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>　大広間からカーテンで隔てた、秘密の小部屋で交わしたキス。忘れません。
素敵に楽しい夜でした。

[返][削][編]

12 :塞◇
10/04-23:59

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はぐれアザラシ沈没派、だったんすよ私。……まあ私んちアザラシって国じゃないんですけど。アザラシの着ぐるみ着たイメージでお送りさせて下さい。イメージ映像ぐらい可愛いの希望っす、うぃ。

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ぶくぶく沈んだりしながら漂流に漂流を重ねました。自分のいて良い場所を探して探して。もうどうでもいいや、って泳ぐの止めかけながらも、…無意識的に「可愛がってください」って書かれた木の箱に乗り込んでたんです。それまで咥えてアピールしてた看板は「拾ってください」だったんすけど。愛情に飢えすぎて、本音ぽろりしちゃったんでしょうね。

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…っていうのが所謂、募集ってやつです。ほんと何書いたのか覚えてないんですなぁこれが。割り切ってでも良いから恋人ごっこがしたい、とかそんなんでしたっけかね…うーん。とにかく寂しそうだったと、後にあの人に言われました。ここ、きゅーんって鳴く捨てられた子犬…じゃなくて野良アザラシのイメージでお願いします。

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そんな手の掛かる座礁した木箱入りアザラシだったにも拘わらず、砂浜を通りかかったあの人が拾って連れ帰って、あったかいミルクを飲ませてくれました。懐いたように見せかけて野生化していた故の警戒心が邪魔して上手く甘えられなかった私でしたけど…抱き締めてなでなでしてくれる手は根気強くて優しくて、冷たい荒波に揉まれて凍てついちまってた心を融かして溶かしてくれました。あたたかいハグと、やさしいキスと、栄養ある言葉と、甘くておいしい笑顔を惜しみなく注いでくれました。…迷惑掛けないように、泳げるだけ回復したらまた海に帰らなくちゃいけないんだって、「帰りたくない」の一言を言えるわけもなく砂浜とぼとぼ這って帰る覚悟してた私を、引き留めてくれました。

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#　そして＿年後、そこにはもこもこと幸福の被毛に覆われたアザラシの姿が！
……あながち誇張表現でもない気がするマイ・ドキュメンタリーです。どっすか、これ。映画化オファー来ませんかね。え、来ませんかね…？

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誰が何と言おうと、私にはロマンティックなラブストーリーなんですよ、これでも。全塞が泣いた、なんです。…… こうしてアザラシは幸せになったのでした、めでたしめでたし。てへへ。

[返][削][編]

11 :塞◇
10/02-23:05

10/03

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…実はちょっと感慨深いものがある夜なんすけど、私みたいな色気のない膝枕でぐっすりお休んでくれてるあの人は、はたして覚えててくれてますかねぇ。ふふ。

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ねえ、信じられますか？あなたと一緒にいるようになって、明日で＿年になるんですよ。…私はちょっと信じられなかったりします。あなたみたいな優しい素敵な人に出逢えたことも、そんな人が今も私の隣にいてくれることも。

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自分のほっぺ、むにー、ってやらないと気が済まないぐらいです。こんなに穏やかな海、夢みたいで。……でも夢じゃないんだっていう幸せに、目がちくちくしちゃいます。…泣いてねぇっすよ。目から海水が零れそうになっただけなんですから。ぐすん。

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……目を覚ましたなら、言わせてください。寝顔を見守るうちにも溢れる、だいすき、って言葉を。
>　…、…って思ってる時に起きるあなたが、だいすきです。もう。

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