私が居るのか居ないのか、
そんな事は私しかわからない。

(半完混合/R18/暗い/日記という名の吐き出し/乱入交流可)

・私
>>恋人は居ない、家族から恋人になれた。居るのは友人、恋人だけ。
>>臆病者、読解力が低い、面白い事が言え無い真面目過ぎる、後ろ向き思考。
>>ただし、エレンに関する事は無駄に前向き。

今は家族であり、恋人のエレンが何より大切。


・貴方
>>家族、またの名をエレン。
>>恋人になれた(10/17)、本当の名とは違うけれど、バレた際の反応が怖いからそのまま。
>>ついにバレた。
>>不器用、割と考え無し、厳しく優しい、自分の価値を見出せない愛しい人
>>綺麗、面倒見が良い、高嶺の花
>>最近ますます、甘くなった。
>>言葉・言葉

#臆病者な私の偽り日記

何事にも記録を付けるのは、良い事だと聞いた
だから手記を残そうと思う。
私には、恋人はいない。
けれど私には、エレンが居る。
だから寂しくなんてない。
エレンは恋人じゃなくて…私の家族だ。
エレンも私が大切な家族だと
そう言ってくれた。

嬉しい

…嬉しい

私には、エレンに貰った大切なマフラーがある。
それはエレン自身が私に巻いてくれた
だから、これは私のもの。
エレンの物だったが、私のもの。
きっとこれが無くなる時に
私には全ての色が見えなくなるだろう。

いつか、エレンは言った。
家族で居たく無いと思ったらそのマフラーを外しちまえ、と。
そんな筈がないでしょう？
そう、私は答えた。

私は、あまり言葉が上手ではない。
そのせいでエレンには、
時々迷惑をかけてしまう。
その上手ではない私がエレンを例えて語るなら《レ》だ。
そう、エレンは音程で云うレの音だと私は思う。
低そうに見えて高い、低い音から一気に上に連れて行ってくれる。
澄み切った音では無いような、おと。
…分かりにくいのは、分かってる。