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┗337.【非募集】深い森のその奥で5(982-991/1000)

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982 :アグマ
2022/09/01(木) 06:20:02


む……、ッで!?

(顔色が悪い使用人に首を傾げながらも空腹には勝てず手元を覗き込み。薄くスライスされた肉で葉野菜を巻いた見慣れないものやペースト状にした芋を猫の顔ような形に盛り付けられたものなど、食材を限られているとはいえなかなか可愛らしいプレートが完成していて。きっと子供姿のディラのために作ったのだろうと分かり口篭っていると背中を蹴られ言葉が途切れ。)

使用人「……!!?
ディ、ディラ様!?戻られたのですか!?」

(子どもが好みそうな料理を考案したものの食材が限られているためなかなか苦戦を強いられ。野菜も美味しく食べられるように肉で巻いたり、ただ蒸しただけでは物足りないかと蒸した芋を潰してさらに細かく切った肉と調味料で味を整えて猫の顔の形にしてみたりと試行錯誤して。しかし獣人の背後から現れた元通りの主人の姿に目を見開いて驚き。)

ギー「にゃゔー…、ン゙ン」

(フロストが歩みを進めると次第に人間達の声が大きくなり徐々に目が覚めてきて。漂ってくるいい匂いやこちらに笑いかけるフロストのおかげで警戒心は薄らいでいるが、先程のトラウマもあり離れようとせずいそいそと首元にしがみつきぎゅう、と顔を擦り付けて。)

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983 :ディラ
2022/09/01(木) 08:09:05

戻.......?........おいクソ犬、まさか連れ回したりしてねぇよな?
(何のことかと一瞬訝しげにしたが、先程までの会話から、使用人が言っていることの意味は一つしかない。相手にのみ見られたというのならまだしも使用人にまで弱い姿を見られるなんて沽券にもプライドにも関わる大問題で、嫌な予感というかほぼ確定ながらもぎこちなく相手の方に顔を向けて睨み)

フロスト「大丈夫。乱暴な奴が何人かいるが、ここにはギーを傷付ける奴はいないよ」
(ディラと狼男については扱いが雑なので警戒しなければならないが、少なくとも幼いギーを傷付けたりまではしないだろうと信じたい。すっかり自分に懐いてくれた様子を嬉しく思いながら、何やら騒いでいるメンバーを尻目に適当な席に座り)

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984 :アグマ
2022/09/01(木) 08:19:32


……

(蹴られた背を擦っているとドスの利いた声とともに鋭い視線が刺さり、横目にちらりとディラの顔色を窺ってみれば鬼と言って差し支えない程度にブチ切れているのが分かり目を泳がせて。瞬時に狼姿になり大きな身体でテーブルの下に避難しながら「すまん」と自分なりに可愛らしく上目遣いで見つめて。)

使用人「え………え!?
……も、戻られて…何よりです…?」

(一触即発、という雰囲気につい後退りしながら可愛らしいプレートを背中に隠し。)

ギー「ンにゃゔるる……」

(フロストの優しい声色にぴくぴくと耳を揺らしながら何だか不穏な雰囲気の人間達を尻目に擦りついて甘え。)

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985 :ディラ
2022/09/01(木) 08:27:38

.........、........ッチ、飯!!
(覚えてはいないもののそんな屈辱を受けることになった原因は、どうやら自分が採ってきたキノコらしい。よし必ずもう一度採ってきてこいつに食わせよう、そして存分に揶揄おうと狼姿ならなんでも許されると思っている節がある相手を冷たく睨み付けながら内心決心し、一先ずの報復は諦め乱暴に席に座って怒鳴り)

フロスト「こちらは戻っていない。どうにも、戻る法則性が掴めない.......」
(大きさこそ猫に近いが、太く短い手足に特徴的な顔付きと尻尾はやはり紛れもなく虎なんだな、と甘えてくるギーを観察し撫でながら、一応使用人に報告しておき)

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986 :アグマ
2022/09/01(木) 09:43:48


……ふぅ

(怒りは鎮まってはいないが席についたディラに胸を撫で下ろし、こんな狭い室内で爆発でもしたら死人が出ると肝を冷やしながらテーブルの下から這い出て来て。)

使用人「はっ、はい!
………あ………と、少しお待ちください!」

(主人が席についたことにより張り詰めていた空気が幾分かマシになり、しかし食事の用意を急かされては用意していたプレートを見て愕然とし。他に猪肉のスープとギー用に火を通した肉と生肉とを用意していたが主人用にはこのプレートしかなく、ぎこちない動きで一先ず3人分のスープをよそいテーブルに並べて。主人の気を損ねないように、と気を張っていたがふとフロストの腕に抱かれたまだ幼いままのギーを見るとつい笑ってしまい。)

使用人「…そのようですね、……ふふ、可愛らしい」

ギー「……ン゙み゙ぅ……」

(物音一つ一つに反応しながらテーブルに並ぶ器を見つめ、同時に頭上から小さな笑い声がすればおずおずとフロストにしがみつき。)

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987 :ディラ
2022/09/01(木) 22:42:40

んぐ........っぷは!大体、なんで俺とそいつだけなんだよ、お前らキノコ食わなかったっけ?
(人が何を食べていたかなど一々記憶しておらず、熱さを気にせずスープを飲みながら不機嫌そうにアグマとフロスト、使用人に問いかけ。さっさとスープを飲み終わり、メインの料理はまだかとテーブルに行儀悪く肘をつき)

フロスト「私が食べるわけないだろう。........ギー、彼は美味しい料理を作ってくれる凄い人だ。怖くないよ」
(肉でさえ未だに慣れないのに、その辺で採ってきたキノコなんか自分が食べられるわけがないとディラの我慢に即答し。使用人がギーを可愛いと言えばなんとなく自分も嬉しくなり、ちょいちょいと頬を指先で撫でながら声をかけ)

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988 :アグマ
2022/09/02(金) 08:03:37


得体のしれないものを簡単に食うか

(人型になりくぁ、と大きなあくびをもらしながらディラの隣の席に腰掛け、並べられたスープに口を付ければじんわりと腹が温まる感覚にほっと息をついて。)

使用人「!
す、すみません…」

(こちらを少し警戒するギーの様子にすぐに視線を逸して給仕に勤しみ。主人の苛立ったような声色にビクつきながら自分も食べていないことを伝えて。空になった主人の器におかわりのスープを注ぐとまだ並べていなかったギーの食事をテーブルに並べ、大急ぎで別の料理の用意を始めて。)

ギー「クゥ?
………!んみゃゔ!」

(人間からの視線も無くなり頬を撫でられればもじもじと身動ぎながらテーブルを見やり。並べられた皿の中に美味しそうな肉を見つけ元気良く鳴き。)

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989 :ディラ
2022/09/02(金) 14:21:17

毒じゃなかっただろうが。まだ出来てねぇの?
(自分にとっては毒キノコより不味いものだったわけだが、記憶がないのが幸いか。お代わりのスープにさっそく手を伸ばしかけたが、既に何か作っていたように見えたのにまだ出来上がっていなかったのかと、なんの気無しに使用人が持っていたプレートを覗き込もうとし)

フロスト「ありがとう。........ギー、食べようか」
(相手がいつ元に戻るのか不安はあるものの、まずは目の前の食事である。肉に反応したギーにクスクス笑ってしまいながらフォークを手に取れば、生肉を刺して相手の口元に持って行き)

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990 :アグマ
2022/09/02(金) 21:31:55


使用人「…!ぁ……」

(獣人用にとっていた肉を焼き始めていた為主人がこちらに近づいてくるのに気がつくのが一歩遅れてしまい。主人が可愛らしいプレートを覗き込んでいるのを見れば気まずそうに顔を歪めながらあうあうと言葉にならない声を漏らし。)

ギー「ンにゃゔ!ン゙、ン゙…!」

(前足を伸ばして肉を手繰り寄せようとするがそれより先にフロストの手によって運ばれる肉にガブリと噛みついて。はぐはぐと美味しそうに咀嚼しては次々に平らげて。)

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991 :ディラ
2022/09/02(金) 22:12:56

!へぇ、食い物でこんなん出来んだ。アグマアグマ、飯がすげぇ
(これが子供用とわかればブチギレただろうが、幼少期から今に至るまで子供用の食事など見たことが無く、単純に何か面白い工夫がされた料理くらいにしか思わず。むしろ物珍しさにテンションが上がり、相手にも見せようとちょいちょい手招きし)

フロスト「いい子だな。たくさん食べて大きくなれ」
(使用人の反応から大体の状況は察したが、流石にここでディラに真実を告げる程愚かではなく、まぁ本人も喜んでいるんだしと軽く流し。生の肉と焼いた肉を交互にギーの口元に運び、可愛らしく咀嚼するたびに内心身悶え)

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