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┗375.非行少年の顛末 3(143-152/161)
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143 :
流浪のお腐れ
2024/10/11(金) 10:18:09
（相手の気配にも気づかず闇雲に解答を埋めることに集中し、それが終わる頃にはなんだかまた頭がぼーっとして火照ってきたが勉強疲れだろうと思っていて。相変わらず正答率はまちまちだがすべて埋め終わったノートにペンを転がすと机に腕を突いて大きく伸びをし）
ん"んん……ッ
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144 :
谷沢 慧壱
2024/10/23(水) 00:32:41
……、……ふぅ。ねぇゆきちゃ……ゆきちゃん？
（相手が動いたことで自分も一度教科書から目を離し、軽く深呼吸し。そろそろおやつの準備をしようか話しかけようとしたところ、相手の顔が妙に赤い事にようやく気付き、自分の気のせいだろうかと、無造作に手を伸ばして相手の額に触ろうとし）
大丈夫？顔、赤いけど
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145 :
新崎 雪人
2024/10/24(木) 08:31:38
……んだよ。別になんでも……ぅ、
（呼ばれれば怠そうに振り返り、こちらに伸びてくる手もつい捻くれて頭を逸らしてしまおうかと思ったが、自身の高い体温に比べて冷たく感じる相手の手が思いのほか気持ちよくて無意識に額を押しつけてしまい）
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146 :
谷沢 慧壱
2024/10/30(水) 23:44:32
あーららこれは……、……もしもし兄貴？こっち来る予定早められる？おでこに貼る冷たいやつ買ってきて。念の為解熱剤と栄養ドリンクとスポーツドリンクも大至急。よろしく
（案の定触れた額は熱く、片手は相手の額に当てたまま流れるような動作でケータイを操作し、兄に連絡を。前回と同じく一切説明せずにお願いという名の命令だけ伝えれば、返事も聞かずに通話を切って相手を自分の方に抱き寄せ）
ゆきちゃん、熱出てるよ。喉が痛かったり、頭痛かったりはしない？
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147 :
新崎 雪人
2024/11/07(木) 08:23:56
（いつにも増して頭の回転が遅くなっているようで相手が電話で話している内容もほとんどは聞き取る前に耳を通り過ぎてしまい、抱き寄せられるとおとなしく寄りかかり。ほとんど条件反射のように強がりつつも相手の訊ねる症状は今のところなく声も掠れてはいないが、熱の所為かくらくらと目眩がしていて相手の肩に頭を乗せ）
……ねつ、出てねえ…。…んん…、きもちわりい…
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148 :
谷沢 慧壱
2024/11/09(土) 19:10:05
バッチリ出ちゃってるよ。んー、風邪か知恵熱か悩むところだな
（声も掠れていないしおそらく知恵熱ではないかと思うが断言は出来ず、一先ず相手を姫抱きにして持ち上げ、すぐ近くのベッドへと寝かせ。布団をかけて暖かくしてから、先程気持ちよさそうだったので一先ず自分の手を額に当て）
一先ず、しばらく寝ててね。そのうち兄貴がいろいろ買ってきてくれるから
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149 :
新崎 雪人
2024/11/16(土) 18:08:53
（抱き上げられてもいつものように抵抗するのは怠さからか億劫に感じ、されるがままにベッドへ横たえられれば気持ちの上では布団を蹴飛ばしたつもりだったが実際は片膝がほんのわずかに浮いただけで。依然として熱を持つ額に載せられる手は心地よく、目を細めつつもそんなことよりとばかりに相手を見上げ、ぽつぽつと報告と要求をして）
ねむくねーし…。つーか、べんきょー…おわった。アップルパイ…
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150 :
谷沢 慧壱
2024/11/24(日) 23:00:31
食欲があるのはいいことだけど、そんな状態で食べるものでもないでしょ。アップルパイは逃げないから、まずは体調戻そうね？
（食欲があるのなら持ってきてもいいが、おそらく美味しく食べるのは難しいんじゃないだろうかとこんな時でもアップルパイを忘れない相手に苦笑し。額に乗せた手で柔らかく髪を梳くように頭を撫で身を屈めて額に口付け）
ちょっと寝よっかゆきちゃん。ちゃんと休まないと、アップルパイ美味しく食べられないよ？
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151 :
新崎 雪人
2024/11/26(火) 09:51:19
う"ー………
（二日も続けて苦行に耐えたにも拘らず肝心のご褒美がお預けという結果になり、湧き出た不平不満は頭がいつになく回らないせいで明確な言葉にはならず唸るだけにとどまり。あやすような手つきでしばらく頭を撫でられているうちに、慣れない頭脳労働の疲れもあっていつの間にか瞼が下り、熱のためか平時より呼吸は浅いものの意識を飛ばすように眠りに落ちて）
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152 :
谷沢 慧壱
2024/11/26(火) 11:06:08
……おやすみ、ゆきちゃん
（相手が眠ったことを確認すれば、起こさないようにそっと体を離して部屋を出ていき。食欲があるのならば食事は普通の物を用意すべきだろうか、それとも雑炊くらいにしておくべきだろうかと悩みながら、一先ずキッチンに戻ってアップルパイが焼けていることを確認し、献立に悩みながら夕食の下準備を始めることにし）
悠真:
慧くん、ぁ、あの、ただいま……。言われたもの、っか、買ってきたけど……何かあった？
（言われていた服と、直前に指摘があった買い物の入った袋を抱え、弟に言われるがままに急いで久しぶりの我が家に戻り。おそらくいるであろう例の子が怖くてインターフォンは押せず、恐る恐る鍵を開けて静かに家に入ったが、予想に反して家の中は静かで、一人でキッチンに立っていた弟に小さく声をかけ）
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