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┗480.愛は惜しみなく【2】(11-20/63)
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11 :
久我 政光
2024/07/08(月) 10:22:48
ああ、バッチリだ。……──
(何だかんだでこちらの望みに応えてくれる彼に甘えている自覚はありながらも、だからといって欲求は止められず頼んだ通り傍に立ってくれた相手に向けて問題ないと告げたなら自らも真正面へと近づき、鞄を持たない空いている方の手を彼の肩に添えるなり有無も言わせぬ内に互いの唇を重ね合わせてしまい。1、2秒ほど触れるだけで顔を離せば満足げな笑みを浮かべながら挨拶と共に背を向けて部屋を出て行こうとし)
一度やってみたかったんだ。……いってきます。
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12 :
平田 史斗
2024/07/13(土) 00:24:56
…ふっ…いってらっしゃい。仕事頑張れよ
(肩に手が置かれたと思った瞬間唇が触れ合っていて驚きで身動きできずにおり少し遅れて状況を把握すれば頬をほんのり赤く染めて、相手の言葉と満足げな笑みにやはり企みはあったのかと思いつつもつられるように笑いを零しては、それならこう返すしかないと照れを滲ませながら見送りの言葉を告げて。相手が出て行きドアが閉まるのを見届けると静かになった部屋の中で妙に相手が恋しくなって独りごちて)
はぁ…家出る前にこういうことするなよ…。早く帰って来て欲しくなるだろ…
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13 :
久我 政光
2024/07/19(金) 10:35:02
…史斗の言葉が一番励みになるな。
(突然の口付けを受けて赤らむ顔、そして浮かんだ笑みと彼の何もかもが愛おしく、返ってきた言葉ひとつでも胸の内が温かくなるのを感じればそのまま仕事へ向かい。とはいえ先程の彼に触れた所為か自分から仕掛けておきながらも後ろ髪を引かれるような感覚に苛まれ、家を出たそばから帰りたいなどと思う始末で。出社した後は恙なく仕事をこなし、休憩の折には家で待つ彼へと他愛ないメッセージを送りもして。定時が近付く頃、いつもより帰宅が遅れそうだと連絡した通り2時間近い残業を経て漸く自宅に向かうことが出来たなら玄関を開けて発する第一声はどこか嬉しげな響きを帯び、恋人の元に歩み寄るなり両腕で抱き締めると溜め息と共に心からの気持ちを吐き出して)
──ただいま。……はぁ~……会いたかった……
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14 :
平田 史斗
2024/07/24(水) 20:45:27
(恋人が出掛けた後寂しさを紛らわせるように掃除やら洗濯やら家事に勤しみ、時間が空けばゲームで時間を潰して。昼頃休憩に入ったらしい相手からのメッセージに無自覚で心躍らせながらやり取りを楽しむがそんな時間も長くはなく、その後も暇を潰しながら過ごし。夕方になってそろそろ帰ってくるかと思えば残業の知らせを受けて残念に思うものの仕事なのだから仕方ないと割り切るとスマホで調べながら少し凝った夕飯作りに挑戦してみたりして、丁度支度が終わった頃玄関から物音がして次いで待ちに待った声が聞こえれば出迎えに行き、抱き締められながら告げられた言葉に朝の気持ちを思い出して胸が鳴り。相変わらずすぐ赤面しつつ相手に共感を示すと「おかえり」と共に今度は此方から躊躇いがちにキスを仕掛けて)
─ッ……はは、一日も離れてないのにな。…俺も待ってた、おかえり
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15 :
久我 政光
2024/07/30(火) 21:45:43
…………そう、か。……朝はは少し寂しくもあったが、帰って来てからのキスならいくらでもしたいな。
(彼が出迎えてくれただけでも嬉しかったが、此方の抱擁を受け止めるのみならず相手の方から唇を寄せてくれるものだから、自分でするのとは異なり未だ慣れずに双眸を瞬かせたのち、朝とは違う感覚を伝えては自らも口付けて。何度か触れるだけのキスをするも言葉通り際限く続けてしまいそうで、このままではいけないと体を離したなら次いで食欲そそる匂いが鼻腔を擽り。本来なら今日は己が作る日だが残業の連絡を受けて用意してくれたのだろうと礼を告げつつ、食事へと意識を向けて)
…いい匂いがする。作っておいてくれたんだな、ありがとう。冷めない内に食べようか。
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16 :
平田 史斗
2024/08/04(日) 22:43:15
ああ、そうだった。つい忘れるとこだった
(自分からした一回のキスが、触れるだけのものとは言え何倍にもなって返ってくれば驚くが相手らしい愛情表現は好ましくてされるがままに付き合って、やがてキスが止まり夕飯に気づいたらしい相手の声掛けに頷けば照れ隠しに冗談を挟みつつ一緒に食卓に向かって。ロールキャベツをメインにサラダやオムレツなどが並んだ席に着きいただきますの挨拶をしてそれぞれ皿に取り分けながら、時間を持て余した結果いつもより手間を掛けてみた料理を食べてもらうのはなんだか緊張感があり、反応が気になっては思わず相手の一口を見守って)
…調べて作ったからまずくはないと思うけど…
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17 :
久我 政光
2024/08/13(火) 13:49:42
─────────
すみません、返信もうちょっとお時間いただきます…!
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18 :
久我 政光
2024/08/19(月) 14:58:44
(彼の冗談めいた言葉に笑みを零しつつスーツのジャケットだけを脱いで席に着き、普段よりも豪勢に思える夕食は漂う匂いのみならずその見た目も食欲をそそるもので、相手に続き挨拶をした後、此方の様子を窺っているのが分かると焦らすのも良くないだろうとまずは取り分けてくれたロールキャベツを味わって)
──…ん、……美味いな。丁度いい味付けだし、しっかりと染みてる。
(相手の手料理ならばたとえ不味くても完食する自信があるが、告げた感想は彼だからと甘く判定しているわけではなく心からの言葉で美味しさに口元が綻び。黄色が鮮やかなオムレツも一口食べたなら先程と同じく美味さを伝え、じっくりと味わいながら食べ進めていき)
どんどん上達してるんじゃないか?油断してたら、そのうち俺も追い抜かれそうだ。
─────────
ちょっとどころじゃなく時間をいただいてしまいました…!すみません!
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19 :
平田 史斗
2024/08/20(火) 22:02:22
よし!ははっ、よかった…
(料理を口に運んだ相手から「美味い」「上達した」と褒められるとお世辞かもしれないなんて思う暇もなく素直に喜び、同時に安堵で顔を綻ばせて。美味しそうに料理を味わう姿を見つめ達成感を得た後自らも食べ始め、自身でもその味に手応えを感じて頷きつつ少し冷静になって振り返れば決して手際が良かった訳ではなく時間に余裕があって出来たことだと分析し、それでも相手が喜んでくれるのなら更に上達を目指したくなって、特に取り柄のない己の特技にも出来たらと前向きに考えて)
いや、まぁ…時間があったからできたようなもんだけど…でも、政光くらい作れるようになって料理が得意だって言えるように頑張るよ
─────
何かと忙しい時期ですし、私もバタバタしてたのでお互い様です!なのでお気になさらず大丈夫です!
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20 :
久我 政光
2024/08/28(水) 11:34:48
時間があれば出来る……伸びしろは十分じゃないか。俺が分かることならいつでも教えるから、遠慮せず聞いてくれ。味見役も歓迎だからな。
(己が発した感想ひとつで喜ぶ彼の様子を目にするだけで料理が一層美味しくなるようにも感じられ、向上心を見せる姿も愛おしく、双眸を柔く細めながら助力を惜しまぬことを伝え。やがて全てを綺麗に平らげて片付けも済ませたなら、先日のやり取りを思い出して今日も一緒にと入浴に誘うがもし彼が拒むようであれば食い下がることはせず。その後ソファに並んで共に寛ぐ最中、早めに予定を決めておく方が良いだろうと週末のことを切り出しつつ、至って真面目な面持ちで本気とも冗談とも付かぬような文言を口にして)
来週月曜からの復帰になるから、土日の内には君を帰さないとな。……もし俺が土壇場で嫌がったら、その時にはぶつなり何なりしてくれて良いからな。
─────────
優しいお言葉、ありがとうございます…!
それでは、この先は予定通り週末までサクサク進行でいきますね。レスペは相変わらず……サクサクとはいかないと思いますが……(;'-' )
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