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┗( 盲愛多罪、 )(32-41/110)
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41 :
影片みか(あんさんぶるスターズ!)
2018/10/30(火) 02:00
>>> >>> >>> >>>
太陽か、月か。聞いとるんに、自分は
五等星やって返ってきたんよ。太陽程
眩しくもあらへんし、月程優しくも無
いから、やって。嗚呼、紅色ちゃんに
は太陽と月がそう見えるんやね──、
なんてまた学びを得た訳や。俺は馬鹿
やから、分からへんから、有りの儘の
言葉しか知らへんの。あの子が五等星
やとしたら俺はマイナス等級になると
ちゃうのん。見えずに死ぬよりええん
かな。せやなあ。俺は太陽にはなれへ
ん、頑張って、背伸びしてあの子が居
って漸く烏滸がましく月になれる。月
は、自分で光れへんの。太陽の光があ
ってハジメテ見えるんやって、せやっ
たら紅色ちゃんは俺の太陽やんなぁ。
…、やから、ただの紅色ちゃんの言葉
を繰り返す鏡に、成り下がらへんよう
にせんとなあ。せめて、綺麗な物であ
りたいんよ、
>>> >>> >>> >>>
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40 :
水上由岐(素晴らしき日々)
2018/10/28(日) 03:18
>>> >>>( 神々は、嘘を吐かない、 )
正確には、口に出せない。が正しいらし
い。不確かで気紛れな理由で世の中の真
偽は選別されていく。こんな眉唾な話を
信じる程に純粋なのかねえ。現実として
そうであるか、そうでないか――そんな
酷く合理的で、無粋な話じゃなくて。信
仰とは、そうやって前を向いて願う事か
ら始まるって、話。
>>>
下に揺らしていた視線を、上に向ける事
が多くなった気がする。嗚呼、今日は満
月だった――そんな事に気付くのは、世
界が色付いた証跡の一つだろうか。人並
みに美しい物に対して感動だとか、慈し
む心は未だ此処に合ってさ。世界は私が
居なくても今日も、息衝いて居るんだと
実感する。此の広い世界の中で塵芥でし
か無い私が世界に責任を負う必要も無く
て、今日もまた営みを繰り返す為の夜が
来て、朝を迎え様としている。そんな当
たり前で、独り言ちるレベルには他愛無
い事を許せる様になってきたんだよ。次
は、太陽と月の話をしよう。光を見つけ
て初めて煌々と輝ける手の届かない存在
の話をしよう。何故って?其れは、あん
たの為に、祈って、愛しているから。そ
んな、簡単な話さね、
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39 :
垣根帝督(禁書目録)
2018/10/27(土) 03:35
>>> >>> >>>( 懐旧の情か、錯覚の雨音か、 )
嗚呼、五月蝿ェ。五月蝿ェ、駄々捏ねて
玩具買わせた餓鬼じゃあるまいに、チャ
カ持ってハシャぐ年頃かよ。なァ、?何
時迄も二番手の劣等感を心地良く刺激し
てくれるわな、名前で呼べよ。俺にはち
ゃんと名前があるんだ。どっかの誰かと
違ってな。勘違いするにも程遠い名残は
錯覚と同義。慣れた環境だ、唯一、歩く
足音が増えた。ただ、其れだけだろ。
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38 :
高島ざくろ(素晴らしき日々)
2018/10/24(水) 01:09
>>> >>> ( 貴方の一握りから作った戯曲に、 )
───、「私は、居ますか?」
愛した人との記憶を遡って人々は其の愛
しさの重要性を屡々こう形容する。「人
生に、生きる為に於て無くてはならない
程の必要な物」「呼吸の様で、無いと困
るもの、」優しい魔法の様に耳触りが良
くて、底抜けの誰かの器を満たしてくれ
る囁きが窓際に吹き抜けた風に掻き消え
る。「呼吸に感謝を、した事があります
か。」詩的でも無く、少女の浪漫も夢も
無く、余りに浅慮で、不躾な話。幼心に
読んだ読み聞かされられた有り触れた本
の題目を覚えている筈が無く、憧れの女
の子の白いワンピースの風に揺れた裾だ
けしか残らない。生きる為に必要な事は
存在そのものが必要さと同じ位に当たり
前で、そうやって、人々は掌から零さな
い様に掬い抱え様としたものを忘却れて
しまうから、
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37 :
明智吾郎(Persona5)
2018/10/23(火) 01:10
>>> >>> >>> >>>
未知も、底知れぬ物も。恐怖だと思う
のは其れを理解も支配も出来ないから
逆を辿れば認識と見定めは支配の始ま
り等と宣う仮初めの理解者程傲慢なも
のも無い。価値の測り方、僕は生憎杓
子定規な物で、やり過ごす為に嘯いた
って分かるなんて思ってませんよ。愛
される理由を与えない不安は、屹度繫
ぎ止める理由になるだろうか、嫌だな
ただの、伺い慣れた狡猾さの話です。
>>> >>> >>> >>>
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36 :
神戸千里(創作)
2018/10/23(火) 01:01
>>> >>> >>>( 思い出は、セピア色だ。 )
此れは、若しもの世界の話であるんだ
ママ、私ね。きっと、今、凄く幸せだ
よ。彼の頃の傘の下に咲いた雨の匂い
を覚えているし、月満ちた日が綺麗だ
った事も知っている。稚拙な口実で伸
ばした指先が触れた高揚も、短気に憶
えがある戯れた痛みも。追慕とは権利
だ。哀れんで首を締める様な現実に赦
された、寂寞を埋める為の、唯一の。
>>>
何時か何の気無しに、 ( 端的に、謂
えば興味本意に )君に話した事を考
える。そうやって、反芻した考えが私
に与えるのは何時だってアンフォーチ
ュン( あ、此処は流暢に発音している
呈にして下さい。 )だけども。
>>>
過去は礎だと想う、経験が人の生き様
に於てそうで在る様に。紡ぐ縦糸と横
糸、君と、私で重ねた約束は其の未来
の話だ。若し。何か事故が在って、病
が在って、想いも至らない事が在って
君が私の事を忘れてしまったら?其れ
はきっと哀しい、日本語は美しいから
そんな一言で表せない気持ちを表現す
る便利なコトバが沢山ある。其の中の
何語も該当する小難しい単語を忘却し
て只、哀しいと思う。私を知らない君
に、一人だけ過去に戻ってしまった君
に。私はどんな顔をして逢えば良いだ
ろう。追慕とは権利だ。例えて、其れ
が首を絞める様な事が在ったとしても
だ。如何に私の中で君への慕情を飼い
育てても「私は貴方の恋人です、」な
んて言葉は墓場まで持っていく。傍に
居て、誰かも分からない私に見守られ
て。新しい関係を結ぶ、私を忘却れて
知らない誰かが君と結ばれても。見上
げたビニール傘越しの空に覚えが在っ
ても、君は幸せであれと願う。嫌だな
私は一途って言っただろ。君はデリカ
シーがたまに無いから、随喜の涙だな
んて大層だと笑うのかな。何時だって
願うのはただ、それだけなんだよ。
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35 :
球磨川禊(目高箱)
2018/10/22(月) 02:11
>>> >>> >>>
『おいおい』
『ちょっと待ってくれよ。』
『そんなイケメンな事をされたら困るぜ。』
『こんな負け組で』
『過負荷で、』
『転校初日に冗談を笑われ、』
『出来る特技は、』
『女の子のパンツの柄を当てる事くらい。』
『そんな僕が。』
『勝てないよ。』
『勝てる訳ないじゃないか。』
『嗚呼、また勝てなかった。』
『僕はどうやって顔以外で勝てば良いんだ。』
>>> >>> >>>
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34 :
松坂さとう(ハッピーシュガーライフ)
2018/10/21(日) 01:35
>>> >>>( 病める時も、健やかなる時も、 )
歓びの時も哀しみの時も、富める時も貧
しい時も、死が二人を別つまで、死が二
人を別っても、誰かから何を奪っても犯
しても騙しても、この__ちゃんだけの
キラキラしたものを頂戴ね。私は器、沢
山の甘いの欠片を詰め込む小瓶。溢れ溢
れるハッピーシュガーライフ、此の眩く
て儚くて尊い今が愛なのね。此がきっと
""愛してる""なんだ──!
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33 :
犀賀忍(当世幻想博物誌)
2018/10/18(木) 20:49
>>>( 畢竟、庶幾、雨上がりの夢を貴方と、 )
絶対なる稚き少年等の雄心、震わせた唇
の代わりの自鳴琴に子守唄を歌わせまし
ょう。覗いた万華鏡に自我すら結ぶ物で
すから。無意識に、無自覚に、擽ったそ
うに笑う貴方の顔に一呼吸、また忘却れ
てしまったのです。時計の長針より速い
静かな早鐘、
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32 :
双葉杏 ((!M@S - C!NDERELLA G!RLS))
2018/10/17(水) 22:24
>>> >>> >>>
い、嫌だっ。私は働かないぞ、っ!
其の願い虚しくこうして杏は今日も
現場に引き摺られて行くのであった
~完~
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