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スレ一覧
┗119.龍兎相和(398-402/411)

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402 :モーディス(崩壊:スターレイル)
2025/05/11(日) 11:38


どう見ても様子のおかしい文字列に添えて、先に眠っていて下さいなどと宣う。居場所を聞き出し、一秒寝たと言い張って迎えに…いや、正確には連れ戻しに向かった。常に賑やかなこの地の…それでも、比較的静かなオクヘイマの隠匿の刻だ。

あの日声を掛けたのと同じように隣に座った。唯一違った点は、お前が俺を避けて離れる事なく、むしろその手を伸ばし俺に触れて来たところ。……当人が覚えているかさえ分からん、あまりに小さなその仕草の差異に俺がどれほど喜色を覚えたか。
喧しい外野の声に不安を覚え、影を落とす。それほどお前の心が大きく揺れるのは…何よりも俺を想うがゆえだろう。これが初恋か?…そうだったのならば嬉しい。

嘆くべきことに、俺にも経験などない。お前の不安を解きほぐす術を持たず、力尽くで薙ぎ払うことしか出来なかった。あの場で抱くことを諦める理由のひとつに”お前のドレスが汚れる”を挙げ損なったと思っていたが……結局は寝台で随分汚してしまったのだから、言わずにいて正解だったかもしれん。
…いきなりあのような場所で、あんなことをされるとは思いませんでしたが、……不思議と不安が消えました。モーディス様のおかげです。…大好きです、メデイモス様。



Mydei


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401 :三月なのか(崩壊:スターレイル)
2025/05/10(土) 16:10



ふとどんなところが好きなのか、思い返してみた。ウチに優しいところ?甘やかしてくれるところ?勿論そこも大好きだけど、でも出逢ったときに惹かれたのはやっぱり丹恒の意思の強さなんだと思うんだよね。自分がしっかりあるというか、この人といたら幸せなんだろうなぁ、ていうのがきっかけだったと思う!だけど一番はやっぱりウチのことを可愛い!とか好き!って言ってくれることだと思うんだ。だからこれからも聞きたいし、ウチだって大好きだからね!

最近は出番を取られてるけど、丹恒とまだまだ開拓の旅を楽しみたいし、早く次の星にも行きたいな〜。ねえねえ、丹恒!丹恒は新しい星で何がしたい?またいっぱいデートしようね!大好き!

まだ見たこともない地で何がしたいかと聞かれても分からないだろう…。……俺はお前がいつまでも俺の傍で笑っていてくれれば、それで良い。意志の強さを挙げてくれたお前に、俺からもひとつ惹かれた部分を記しておこう。「俺の気を惹こうとする仕草の上手さ」…意図的であれ無意識であれ、出逢った頃から変わらず翻弄されている。


March 7th


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400 :モーディス(崩壊:スターレイル)
2025/05/08(木) 09:34


訪れる理由も、俺の許可も、ノックも必要ない。お前は自由に俺の寝室に入る権利がある。

そう告げてからも、暫くは必ず事前に許可を求められた。
躊躇いがちな扉を叩く音、あるいは掛ける声が必ず聞こえ、”毎度この俺に扉まで出迎えさせる気か”などと、お前の罪悪感を利用する言い方をしたこともある。それより前はまず逢う理由を作るところからだった。…それらを経ての今、ようやく、戻った際に俺の寝台でお前が眠っている光景が目の前にある。

ずっとこれが見たかった。

頬に口付ければ、薄い瞼が薄く持ち上がり俺を見る。覚束無い声で、ただの一言…
「おかえりなさい、メデイモス様」
と、それを言って欲しいが為にお前を起こしてしまう。

どれほどの死と血を浴びようと、お前のその一言と抱擁に、全てが洗い流される気がするのだ。
あれはそういう意味だったのですか…?気づきませんでした。…ですが、あの頃よりずっとあなたを近く感じます。…共に眠りに就く幸福を知ってしまったので、もうこれを手放すことなど出来るはずがないのです。



Mydei


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399 :キャストリス(崩壊:スターレイル)
2025/05/06(火) 02:04



# 備忘録

…モーディス様は私のことが、すごく好き。

混乱をし、醜態を晒してしまったような気がしますが……次にもしトリビー様に聞かれたら頷くことにします。

あなたの愛で満ちる日が来たら私はどうなるのでしょうか。当たり前に独占欲を見せて、私のものだと誰にも渡さないと──そんな風に自信を持って言えるのかもしれません。…今も自信はないですが、誰にもあげたくないです。あなたが好きで仕方ないので、誰にも渡したくないとそう願ってしまう。

眠たげなモーディスの髪を撫でるのが好きです。柔らかくて心地良くて、嬉しそうなお顔も好きです。私の、この手が好きだなんていうのはモーディス様だけのような気がします。それを何よりも、嬉しく思うのです。

俺の瞼が重くなると必ず撫で始めるのは何故か。そう問い質した時、俺が以前撫でろと言ったからと答えられた時は…驚いた。いつ如何なる時も、という意味を含ませたつもりはなかったからな。だが、今となってはお前のその健気さがありがたい。…お前の掌は俺にとっては幸福であり、安寧そのものだ。


Castorice


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398 :モーディス(崩壊:スターレイル)
2025/05/05(月) 09:40


キメラと草原を駆け回ってみたいと云う。その程度、直ぐに叶うだろうと話したことがあった。…だが彼女は頑なに首を横に振り続けた。”万が一があったらと思うと”…と、そればかりを繰り返す。
俺でなくとも、あの救世主、トリスビアス、アグライア──皆、”普通”に接しているように見える。お前は気に負い過ぎだと説得を試みたが……俺の考えが甘かった。

一千年。それほどの時間を孤独に過ごす中で積もり続けた雪は、そう簡単に解けないのも必然というもの。

…だが、それでも、お前の願いを叶えたかった。
青々とした草を踏みしめ、花に囲まれる場所で、あの小さく愛らしい生き物に囲まれて笑うお前が見たかった。



結果として、少し離れた場所で自由に遊ばせるキメラを眺めることとなった。お前の言う”万が一”からお前自身を守るために(という大義名分のもと)、俺の膝に(やや強引に)乗せる形で座らせ、俺が手折った花で冠を編ませ……器用にかたちを造って行くその細指を眺めるだけの時間が、ひどく愛おしい。
今気が付いたが、俺はお前が何かをつくっている仕草を見ているのが好きなのかもしれん。

少しばかり悪戯を仕掛けた結果、茹でた蛸のようになってしまったお前がキメラたちに不思議がられ、必死に誤魔化すさまは中々に愉快だったな。思わず笑えば眼差しで文句を言って来る、その顔がまた愛らしくてたまらない。
外であのようなことをなさるとは思いませんでした…。あの日以降、あのキメラさん達が声を掛けてくれるようになり、生命の花園を訪れる度にお話をしています。時折モーディス様のことも教えてくださいます。モーディス様はあの子達にも好かれているのですね。…私も好きな食べ物を教えていただいたので今度差し入れをします。また出掛けられる日を楽しみにしています。




Mydei


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