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┗119.龍兎相和(56-60/296)
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60 :
飛/霄(H/S/R)
2024/08/06(火) 02:28
人生に必要なのは驚きだと思ってね。
あたしが来るとは流石に予想していないでしょ。
人生に必要なのは「安寧」…という説もありますよ。将軍、如何でしょう?…お好きでない?ですよね、存じております。
▽
遠い昔、聞かされた御伽噺がある。
曰く龍尊に見初められ、悲劇を辿った曜青の狐少女の話。
あたしはそれを悲劇だとは思わなかったけど、いつしか箝口令を敷かれたそれは時代の流れと共に歴史に葬られた。
かつて仙舟一の星槎乗りとして持て囃された彼女は、大切な人々を助ける為にその身を黒き太陽へと捧げ、脅威を追い払った。
まさに英雄になる筈だった。
しかし、彼女の名はどこにも刻まれることはなかった。
飲月の乱によって、多くの人々を救った彼女は英雄から一転し多くの人々を滅ぼす厄龍へと転じた。
それは歴史には残らない。
何故なら歴史は勝ったものが都合よく残していく。
羅浮にとって彼女──否、飲月の乱は望ましいものではなかった。
その全てを隠し果せるのであればそうしたい気持ちもわかる。
けれども全てを隠すことはできないのだろう。
天風君が未だに啣薬の龍女を気にかけるのは、つまりはそういうことなんだろうね。
それは羅浮の将軍も同じで。
生きた証は消えることはない。
それはあたしも同じこと。
最期のその瞬間まで、あたしは狩り続けるのだから。
▽
流石に寝ないと小言が飛んできそうな気がする。
今日はここまでにしておこうかしら。
どんな顔をするのか見られないのが残念だけれど、驚きで眠気が吹き飛ぶこと祈ってるわ。
……おっと、これはサインが未完成なのにって怒られるかな。
それも驚きに溢れていいかもね。
面白いからそのままにしておくからあとはよろしく。
驚きましたし…言いましたよね?くれぐれも先走らないように、と。僕の忠告を今更聞いて頂けるとも思っていませんが、それにしてもこんな所でご自慢の機動力を発揮して頂かなくとも宜しいかと……はあ、どうぞ、あなたのサインです。ちゃんと用意しておきましたからね。
それにしても…ハート、似合いませんねぇ…。
Feixiao
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59 :
丹/恒(H/S/R)
2024/08/05(月) 01:24
# 想定外の展開
…お前と居ると、本当に退屈しないな。まさかこんなことになるとは微塵も思っていなかった、出来心…好奇心。お前が”普段と違う、見慣れない俺の姿”を見て少しでも喜んでくれたら──と、軽い気持ちだったんだが。
……参った、とてもじゃないが書き記せない。
まさか丹恒があんなことになるなんて思わなかったけど色んな意味で癒されるし、椒丘に会ったらお礼言わないと?
続き、楽しみにしてるね!
それはこちらの台詞だ。まさかお前があんなに──…はあ……。……俺も、楽しみにしている。
Dan Heng
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58 :
白/珠(H/S/R)
2024/08/04(日) 16:12
今日の龍尊様は忙しく、あたしが留守を任されてのんびりと白と過ごしている。
拾ったときはまだ小さかったこの子もほんの少し大きくなったのか、動物の成長は早いと思った。
反面、この子達はそんなに長い時間を生きることはできない。
いつか来るお別れを思えば少しだけ寂寥感を抱いた。
▽
最近はあたしも彼も少し忙しい。
…あたしと彼の婚儀をどうしても邪魔したい龍師の思惑を感じて辟易とするけど、それでも準備は進めないといけない。
あと少しで曜青に向かう手筈も整う、筈。
…流石に丹楓がついてくる、のは難しいとは思うけどそれでも根回しをしてくれているのは知っているし、あたしも早めに帰れるように嫁入り道具を作る練習を始めた。
結果は目も当てられないけど、指に増える傷を毎夜治して貰うのが日課になりつつある。
古い慣習に従う必要はあるのか、そう思うときもあるけれどひいおばあちゃんが大切に埋めて、それを今日まで守ってくれた家族のことを思うと無碍にはできない。
それに貰ってばかりのあたしが何か返せるのはこれくらいのような気もする。
▽
時間があったので廓で甜品作りを習った。
曰く、龍尊様がこの時期に気に入って食べる甜品があるらしい。
山羊の乳に砂糖と塩を加えてかき混ぜ、そして氷の入った容器に入れて置くという贅沢な一品。
完成した甜品に丹楓は蓮蜜か楓蜜を掛けて食べるのが好みなんだそう。
今日はどっちの気分なんだろうって思いながら帰りをそわそわ待ち侘びてしまう。
風鈴の音が響く。
あなたの瞳の色に似たそれにさえ、恋しさが募るのだから相当重症なんだろう。
春は白木蓮の香りを。夏は風鈴の音を共に、余がその窓辺でお前に焦がれた時間に比べれば、お前のそれは未だ半分にも満たぬだろうに。…今宵は蓮蜜で頂こう。
………。
……白珠よ、味見はしたのだろうな?
Bai Heng
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57 :
丹/楓(H/S/R)
2024/08/03(土) 01:37
筆を走らせては、行先を失い紙を数枚無駄にした。端的に済ませるのならば二文字で事足りる。
不足、と。
何処かの国には水龍が泣くと雨が降る、と云う唄があるそうだ。余が落涙したとて羅浮に雨は降らないが、意のままに雷雨を操る事は出来る。嵐を呼べば、お前を攫う星槎が飛ばずに済むだろうか。……否、お前は雷雲さえも貫いて、駆けて行って仕舞うのだろう。
暦を眺め、あと幾つと指折り数えるばかりだ。贅沢である事は承知の上、それでも尚。四六時中、お前を余の腕の中に閉じ込めていなければ気が済まぬ。
…白珠。
あなたの泣いたところ、見たことない気がする。
泣くことってあるんですか?
なんて言うと拗ねてしまいそうですけど、…あたしもあなたが恋しいですよ、丹楓。
きっと以前のあたしならどんな悪天候でも、どこまでも行ったかもしれませんけど、今はどこにも行けない気がします。
悪い意味じゃなくて、…あたしもあなたの傍にいたいので。
空を駆けるならあなたと一緒がいい。
12/8【不夜侯のクーポン】
また一緒に行こう。
Dan Feng
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56 :
三/月/な/の/か(H/S/R)
2024/08/02(金) 02:00
どっちにしようかなって悩んだけどそういえばウチで暫く日記書いてないなって思ったから日記にしたよ!
起きたら丹恒びっくりするかな?
そういえば丹恒が表紙の降ってるお花をアップデートしてくれたんだ、どう?
ウチの花、可愛くなったよね!
▽
今のウチは修業の真っ只中。
二人の師匠に弟子入りして剣を磨いているとこなんだ。
今日は初めての修行の日で、雲璃師匠から貰った新しい服も、彦卿師匠が準備してくれた双剣もどっちもすごく嬉しかったんだ。
でも今日は不夜侯に行ったらすっごく感じの悪いカンパニーの人がいて、15日後に対決することになったんだけど丹恒にそれを報告したら「駄目だ」なんてすぐに言われて、理由を説明したら納得してくれたけど心配されちゃった。
丹恒に心配されないくらい強くならなきゃって思うけど心配されないのはそれはそれで寂しい気もするんだよね。
例えお前がこの世界で最も優れた剣士になったとしても、それはそれで別の心配をするだろう。…だから大丈夫だ。
▽
ウチは星穹列車の勇者で美少女で、今回は剣首とかまた色んな呼び方が増えたけど丹恒の伴侶って肩書きが一番好き!って言ったら喜んでたからそれも書いておこう。
大事な記録、これもウチの過去になっていくんだよね。
あ、あと丹恒がウチを癒すためにマッサージを覚えてきたんだけどこれがものすごく痛くて…!
でも身体は痛くないからこれぞまさに良薬口に苦しみたいな。
明日も修行が終わったら甘え倒すから覚悟しててね!
…なんて日記を書きにきたら丹恒が先に書いてる!?
もーーーー!!
このまま載せてあっちにも書き込んじゃう!
驚いてくれたようで何よりだ。結局、いつものように膝に乗せ、良く撫で、名を呼び、口付けを贈るのが一番お前の癒しになるのかもしれないな。しかしそれでは心が解れても身体の疲れは取れないので、やはり耐えて貰うのが一番なんだが…
March 7th
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