どんな形であれ、俺に触れられること全てに弱すぎる三月が……あまりにも可愛い。
明日は朝から丸一日互いを独占出来る。そろそろ列車もピノコニーを発つだろう、また新たな旅が始まる前に、今暫く、もう少しだけ。三月と共に甘い夢に浸っていたい。
全部丹恒のせいだもん!▼
嬉しい言葉を見ると、つい返信を認めたくなってしまう。が、矢張り筆を執るならば各々の記録に走らせて欲しい。故に気持ちだけ抱えておくことにする。
だが二つだけ。
先ずは返書不要と記したにも関わらず、丁寧に言葉を返してくれた者たちへ礼を。それから、小さな恋を物語る君には一ヶ月の記念日おめでとう、と。
おめでとう〜!ささやかだけどお祝いの言葉を贈るね!▼
三月との交際期間※メタ
所謂記念日というものが曖昧な上、互いに早期からそれらを祝う習慣を紛失してしまった俺たちはもう長らく記念日を祝った記憶がない。時折思い出したように指折り数えては、もうこんなに経ったのかと他人事のように感心する……そんな調子で、気が付けば四年を過ぎている。
毎日欠かさず言葉を交わし、共に眠り、未だにこんなに好きなのだから、かえって不思議なものだと驚いてしまう。そうしてこれからも時を重ねて行くのだろう。
これからもずっと、愛してる。
いつもありがとう、ウチも愛してる!
また来年も再来年も、ずーっと一緒だよ!Dan Heng