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スレ一覧
┗119.龍兎相和(51-55/296)

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55 :丹/恒(H/S/R)
2024/08/02(金) 01:24

日記に降らせる花をもっと三月らしく出来ないかと思い改良した。随分とそれらしくなったと思う。矢張り大きい方が可愛らしいな。



剣の修行を終え、疲れ果てて帰って来た三月はいつも以上に甘えん坊だった。そんな三月の為にと、白露直伝のマッサージを施してやったところ……それはもう不満げにべそをかかれてしまった。あれでも加減したんだが……すまない。
今日は本当に色んな話をしたな、書き留めきれないほど。決闘の話、ミルクティーは三月の奢り、伴侶という呼び名の話……俺は本来、お喋りは得意でも好きでも無いはずなんだが、三月といると話題が尽きなくて困る。本当に、お前のせいで随分と変わってしまった。

その後は三月を浴室まで抱いて運んだものの、離れ難いあまりにその場で何度も口付けて、また眠れなくなってしまうと笑い合って。こんな夜を、俺たちはあと何度過ごせるのだろう。……本当に、幸せだ。

三月が戻るまで起きていたかったが、眠気が限界なので筆を置く。まあ、書いた時点で驚かせられるだろう。…先に夢路で待っている。

全然油断してた!!
書いてくれて嬉しいけどね。
おやすみ、丹恒。
夢の世界まで追いかけて行くから待ってて!



Dan Heng


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54 :丹/恒(H/S/R)
2024/08/01(木) 09:59

演武典礼の招待を受け、星穹列車を代表して、穹、そして俺と三月の三人で再び仙舟・羅浮に訪れる事となった。三月が浮かれるのはどの開拓の旅の時も同じだが、案の定初日からその夢を打ち砕かれて項垂れていて……これもどの旅でも同じか。(流石にそろそろ学んだだろう)

いつでもやっぱり楽しい方がいいじゃん、ウチは諦めないよ!

再会も新たな出会いもあったが、初日から何かと慌ただしい一日だったな。…さて、星穹列車の(自称)剣首・三月なのかは短期間で如何ほど成長するのか、楽しみだな。彦卿には遠慮するなと言ったが、あれはお前の力を見込んでこそだ。ただ、あまり無茶はするなよ。

ウチってば天才みたいで飲み込みが早いんだって、思えば弓も自然に扱えたしもしかしてウチってすごいのかな!無茶はしないから大丈夫だよ、ウチを信じて!



俺の膝に甘えながら、「思い出が増えて嬉しい」と語る三月の髪や肌を猫可愛がる。一日の終わりの僅かなその時間は、煩雑とした思惑や憂いの全てから解放されるようで、心地好い。
旅が何処へ向かうとしても、そうして得た経験と積もる過去がお前の糧となり、かけがえのない記憶となる事を願って止まない。最後は俺の名を呼び、好き、すき、と繰り返しながら眠って行く三月を抱いて、俺も眠った。


心泰く、身寧きは是れ帰する処。
俺にとってそれは列車であり、お前の隣だ。お前にとっての俺も、そうであれば良い。

ウチが帰るのも丹恒のところだよ、だから安心してね。
だいすき!


Dan Heng


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53 :丹/楓(H/S/R)
2024/07/31(水) 10:58

数日ぶりに白珠が羅浮に戻る夜、星槎界中枢の埠頭まで赴き出迎えた。迷惑がられる可能性も考えたが、住居で待つのも落ち着かぬ。予想に反し白珠は喜んでくれ、思わず抱き寄せても大人しく収まってくれた。…流石に抱き上げて連れ帰る際は動揺が見えたが。
(此度は星槎も無事だったらしい、代わりに幾つかの災難はあったそうだが)

白珠が数日羅浮を離れると聞いた時、余の選んだ香膏を持たせるか否か、随分と悩んだものだ。常に香を纏わせておきたい欲と、これを塗って毛並みを梳かすのは余の仕事だという欲と。結果、後者が勝った。
住処に着くなり浴室へ連れ込み、甘え上手な狐を手ずから洗い流して良く濯ぎ、寝所に連れ込み毛繕う。嗅ぎなれた香に塗り替え、唇を吸って、褥に共に沈んで行く。……この天蓋の中が夢ではなくて良かったと、噛み締めざるを得まい。


だが、寝際に寿命の話を持ち出したのが良くなかった。狐族と持明の寿命差は言わずもがなだ。白珠はあれで妙に遠慮がちな所がある。恭謙なのは良い事もあるが、少なくとも余に対してそれでは覚悟が足りぬ。
忘れても良い、等と口走る白珠に怒りさえ覚えたが、夜も遅く、眠気に抗えぬ余が「明日お前のその考えを改めさせる為の文句を考えて来る」と宣言した所──笑われた。余の機嫌の悪さに反し、
「あなたが可愛いので」
と笑うのだから手に負えぬ。……そんなお前が誰よりいっとう愛らしいというのに。


余の尊名に「ばか」を付けたお前に敬意を表し、真似て「ばか白珠」と口にしてみれば、目を真ん丸にして驚く。
考えを改めぬのならば尻尾を吸う、たんと吸う、と言えば「脅しじゃないですか」と戦く。
それでも離れ難く、寄り添って口付けを交わす。
……、これは痴話喧嘩であったか?


ひとつ得た覚えとして、眠気に抗いながら深刻な話はすべきではないと云う事。この先どのような禍殃に相対しようとも、余の想いは変わらぬ。今宵の説教に良い文句は無いか、景元の知恵でも借りようか。

真剣にあなたが言うのが可愛くて、景元に相談をするのはずるくないですか?
あなたがどんな言葉をくれるのか楽しみにしておきます。
何年、何十年かかってもいいですよ、あたしの寿命はそれより長いので。

100年以内は最近、なんでしょう?

なんて、あなたの言葉を返しておきます。



Dan Feng


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52 :丹/恒(H/S/R)
2024/07/30(火) 01:38

朝目覚めてから、文字通り朝から晩まで二人きりの時間を過ごせた。……俺にとっての幸福は、きっと彼女の存在そのものだろう。今日のことを日記に認めておきたいのに、とても書き記せるものでは無いので困っている。だが、後々読み返した時にせめて自分が思い出せる程度には残しておきたい。

# 寝際の俺の我儘(記憶に無いが言ったらしい)
# がっついていいと言った。
# 「丹恒のばか」

……これ以上はやはり書けない。
三月が…あんな風になる所は、初めて見た。それに、俺自身がああなってしまう事も。今となっては、何故、と思ってしまうくらいに。思わず三月に頭を下げる勢いで謝ってしまったが、それでも嬉しかった、と笑ってくれるのだから敵わない。

言葉を返す度、触れる度、その眸が俺を見る度に、お前を好きになる。抗え無いのならば、いっそ何処までも溺れてしまえば良い。…この想いを、どれほど言葉にしても未だ足りない。お前を愛してる、三月。

すごく幸せな一日だったね!
書いてあることもちょっと恥ずかしいけど、でも言ったのは全部ほんとだよ。

またこんな日を何度でも過ごそうね。
愛してる、丹恒。




新たな開拓の地へ、其の弐※メタ
テイワットに踏み出したばかりだった俺たちだが、揃って早々に躓いてしまいそそくさ列車に戻る羽目になり……それ以来彼の地を訪れる事がなくなってしまった。興味はあるんだ…凄く…それはもう…。しかしターン制コマンドバトルに慣れた身にはあまりにも過酷……と、思っていたと言うのに、観光ついでだと今度は二人でプロキシデビューしてみた。同じでは…?しかし意外にも三月は「これならウチでもやれそう!」「ウチ、もしかして強い?」と前向きな反応を見せていた、今度こそ続くと良いんだが。



Dan Heng


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51 :丹/恒(H/S/R)
2024/07/29(月) 01:58

どんな形であれ、俺に触れられること全てに弱すぎる三月が……あまりにも可愛い。
明日は朝から丸一日互いを独占出来る。そろそろ列車もピノコニーを発つだろう、また新たな旅が始まる前に、今暫く、もう少しだけ。三月と共に甘い夢に浸っていたい。

全部丹恒のせいだもん!



嬉しい言葉を見ると、つい返信を認めたくなってしまう。が、矢張り筆を執るならば各々の記録に走らせて欲しい。故に気持ちだけ抱えておくことにする。

だが二つだけ。
先ずは返書不要と記したにも関わらず、丁寧に言葉を返してくれた者たちへ礼を。それから、小さな恋を物語る君には一ヶ月の記念日おめでとう、と。
おめでとう〜!ささやかだけどお祝いの言葉を贈るね!



三月との交際期間※メタ
所謂記念日というものが曖昧な上、互いに早期からそれらを祝う習慣を紛失してしまった俺たちはもう長らく記念日を祝った記憶がない。時折思い出したように指折り数えては、もうこんなに経ったのかと他人事のように感心する……そんな調子で、気が付けば四年を過ぎている。

毎日欠かさず言葉を交わし、共に眠り、未だにこんなに好きなのだから、かえって不思議なものだと驚いてしまう。そうしてこれからも時を重ねて行くのだろう。

これからもずっと、愛してる。

いつもありがとう、ウチも愛してる!
また来年も再来年も、ずーっと一緒だよ!



Dan Heng


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