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┗130.BLUE LAGOON(18-22/32)
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22 :弦月
2024/09/03(火) 17:09
請けた仕事のために道を急いでて、バイクで山道走ってたら目の前に突然アンテロープが飛び出して来てびっくりした。ぶつからなくて良かった……流石にバイクで衝突したら、多分アンテロープじゃなくて俺が飛んでいく羽目になるかんね……。
いつぞやの夜、冒険者仲間二人と一緒に野営してたとき、料理を二人にブン投げて俺は哨戒にあたってたんだ。まあ彼らはミッドランダーとハイランダーだったし、俺が一番目と耳が良いから、必然的に。
二人が料理をする音に混じって異質な何か聞こえた気がして、俺は音がした方向を見た。丁度そう……1マルム先くらいかな、数人が闇夜に紛れて歩いているのが辛うじて見えた。夜盗だね。こちらの灯りを見て向かってきているようだった。
咄嗟に弓を手に取ってそいつらが射程に入る頃合まで待って、矢をつがえて、放った。勿論、一発目は当てない。それで逃げるのなら見逃してやろうと思ったから。でもそいつらはその矢に腹を立てたようで、こちらに走って来たんだ。でも残念ながら、俺はお前らの死角に居るし、俺の間合いのが広い。
夜盗を片付けた後、念のための確認でそこまで降りて行ったら、流れ矢でドードーが死んでてね。悪いことをしたなあって思いつつそのドードーを抱えて野営地に戻ったら「誰が捌くと思ってるんだ」「タイミングってもんがある」って非難囂々だった。だって命が勿体ないって思ったんだもん……。
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21 :翠縹
2024/08/23(金) 16:18
ついにトラル大陸への渡航許可がおりて、リュックに荷物をパンパンに詰め込んで船に飛び乗ったのが数日前。
弦月の彼から話を聞いてからずっと行きたくて堪らなかったトライヨラに足を踏み入れることができた。
海が物凄く綺麗で、今までに訪れた国とはまた雰囲気が異なる街並みに船を降りてからずっと感動しっぱなしだった。何よりも、彼が見た街並みを見られたことが何よりも嬉しかった。……まぁ、相変わらず迷子になって同じ場所を行ったり来たりしてしまったんだが。
そんなこんなで暫くウロウロしていたら突然の大雨でびしょ濡れなってしまって呆然としていたのだが、彼がエーテライトで駆け付けて傘を持って来てくれた。彼のこういうところも本当に好きだ。
そして、もうひとつ。
真っ白のふわふわとした可愛い生き物を連れて来てくれた。シマエナガという種類の鳥だそうで、ずっと周りをパタパタと飛んでいる姿がとても愛くるしかった。
これからはこの子と一緒に新大陸を旅して、色んなものを見ていきたいと思う。
君ともいろんな所へ行ってみたいな。それと、君が好きだと言っていた酒を一緒に飲んでみたい。もちろん奢るし、宿もちゃんと押さえておくから。
……へえ、やるじゃん。
酔っ払いすぎて取った宿でただ爆睡しただけ……なんてことにならないといいんだけど。
下心込みなので寝かせるつもりはないな。
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20 :弦月
2024/08/20(火) 09:56
俺って元々髪型も髪色もすぐ飽きちゃってすぐ変えるクチなの。着たい服に合わせて変えたりとか。色は金か黒が多いかな、メッシュ入れるとまた気分も変わっていーよね。
とまあそんな俺も旅が忙しくて髪が伸びに伸びちゃってさ、ここしばらくはずっと後ろで雑に括ってて……ぼちぼち一段落付いたし、思い切ってばっさり切ってみたんだけど。我ながら悪くないかも。長いのも似合ってたと思うけど、これはこれで格好良いし、涼しげだし。
ねえねえ、君は前の長いのと今の短いの、どっちがすき?
前の髪型も今のも、どちらも似合っているから答えに悩むな。お洒落な君が好きだよ。……今の髪型は後頭部を触ったら気持ち良さそうだな、と思っているのを白状しておく。今度触らせて欲しい。
しょうがないな……
一回5000ギルだよ。
前払いで50000ギル渡しておく。
冗談だよ!!
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19 :弦月
2024/08/12(月) 20:56
久々に会う友達とトライヨラで酒飲んだんだ。
やっぱりトラルと言ったらタコスとメスカルでしょ。あー、食べた食べた。あれさ、中の具選べたから色んなの食べたんだけどどれも良い。なんだかサボテンダーが意外と美味いって聞いたからこれも頼んでみた。何だろねこれ……味……はそんなに無くて、ちょっと青臭さはあるような、でも不思議な食感で……タコスのアクセントにはなるかな?
そこで少し懐かしい話になってさ、始まりは「苦手なモンスターっている?」って話だったんだよ。俺は虫類大っ嫌いなの。なんか……気持ち悪いし。変な汁とか出るし。
「虫全般無理」
「冒険者なのに?」
「クルザスに虫とか居ないもん」
「お前が住んでた頃は居たよなあ?」
「バレたか……」
「あーでもチゴーはちょっと」
「ああー……」
彼、グリダニア出身のミッドランダーでさ。ほら……あったでしょ。鎖死病って。駆け出し冒険者の頃にグリダニアに訪れた人はもしかしたら聞いたことがあるかもしれないね。
グリダニアで昔流行ったヒューランが罹りやすい致死性の高い病気で……今は特効薬が存在するんだけど、チゴーが吸血で媒介してるって話だったから、友達がチゴー苦手なのはそのせい。
知ってる人居るかな、いつぞや各地で化け物騒ぎがあったとき。グリダニアでは鎖死病がまた流行ってるんじゃないか……って疑いがあってさ。友達としたら故郷を守るための化け物討伐に参加したいわけだけど、生憎ミッドランダーの彼じゃ死んじゃうかもしれないから参加できなくて。
一方俺はクルザスでの化け物討伐に参加……する気にはなれなかったんだよね。ほら、やっぱりあそこって雪が、さ。そんな話しをたまたま友達に零したら、「じゃあお互いの故郷に行けば良いんじゃない?」って言われて。目から鱗だったよね、友達は魔法の心得があるから空中戦も問題ないし、俺は弓を使った森での狩りなんか主戦場だし。
事情が事情だったから、あの時ばかりはもしかしたら死ぬのかもしれないなんて思ったけど、こうして酒飲んで思い出話にできてるわけだから、まだ死ぬ天命じゃなかったってことだね。お互い。
ちなみに友達は常夏の魔城に「挑戦することすらしてないよ、落ちたら腹立つのが目に見えてるから」って言ってたよ。頑張ってよ竜騎士なんだから。
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18 :翠縹
2024/08/10(土) 21:53
昨日は弦月の彼と紅蓮祭に行ってきた。
リムサ・ロミンサに頻繁に訪れるようになってから初めてこの祭りの存在を知ったし、こんなに賑やかな祭りに行くのは人生で初めての経験だった。街にボムのランタンが飾り付けられていて、水風船の屋台があったり、街ゆく人はいつもよりも開放的な装いの人が多くて、彼との待ち合わせ場所に向かう足取りは街の雰囲気に当てられて少し浮き足だっていたと思う。
幸いな事に天気に恵まれたコスタ・デル・ソルの海は本当に綺麗だった。
水着でここに来たのも初めで、海の中に入ったがとても気持ち良かった。年甲斐も無くはしゃいでしまったが、同じ様に楽しそうにしてくれる彼の姿に完全に浮かれていた。
……が、巨大なアスレチックをなんとか登った後のことだ。美味しそうな氷菓を眺めていたらいつの間にか彼の姿は無くて、慌てて探したら金髪が映える褐色の肌をしたミコッテの女性と楽しそうに話している彼の姿があった。……なるほど、彼はああいうタイプが好みなのか。そしてああいう風に声を掛けるのがナンパというものか……。じとりとした視線を送ってしまっていたのか、それに気が付いた彼に宥めるように抱き締められた。……直ぐに嬉しくなってしまう俺は単純だ。
花火は彼が穴場だと連れて行ってくれた船の上で見た。
こんなことを言うとまた彼に「恥ずかしい人」と言われてしまうのはわかっているのだが……打ち上がった花火に照らされた彼の横顔はとても綺麗だった。勿論、彼の内面に何よりも酷く惹かれているのだが、彼の容姿にも心を奪われてしまっているのでな……見入ってしまうのは仕方がない。彼の宝石の様な蒼の瞳に映る花火はとても綺麗だった。この距離で彼の隣に居られることを何よりも幸せに思う。
この日のことは一生忘れないだろうな。
楽しい時間をありがとう。
楽しかったよ、こちらこそありがとう。……それはそうと、君さ……脱いだら結構凄いんだね……
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