余白を埋める、それらしく。単行本未収録情報、完結後の世界線におけるif設定、捏造
あの人が救い続けてきたことで存続している世界の筈なのになんだってこんな片隅に追いやらなければならないのかって、やるせなくなる思う時がある。
棚引く光線とともに銀河の果てからやってきた彗星さながらの生涯であったし、二十億光年にも及ぶ孤独の先に佇むような人だった。