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61 :
日番谷冬獅郎
2008/01/21（月）11:39:35
──其の言の葉が。
俺に宛てられたものならば、
どんなに良いかと。
何度思った事か。
冥い夜も、
ひとりの夜も。
キライな訳じゃ無い。
唯、
無性に欲しい夜がある。
知って居るのは、
金の月のみ。
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62 :
日番谷冬獅郎
2008/02/11（月）16:35:52
自由に飛び回る為の翼なら、
要らない。
抑圧されて歪んだ想いは、
見た目は綺麗だ。
求めて、焦がれて。
可哀想になる程に、必死。
毎日毎夜、
抱えて育てて。
報われねえ儘。
腹が減ったら。
餓えの感覚を、暫し計る。
欲の源は、同等だ。
其れは。
本能に基づいて居る。
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63 :
日番谷冬獅郎
2008/02/12（火）09:38:58
──軋む。
自分の中の、
本音と建前。
其の落差に、
壊れそうだ。
其れは、
優しさなんて代物じゃ無く。
諦めの産物だ。
もう、聞きたく無い。
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64 :
日番谷冬獅郎
2008/02/13（水）01:07:35
総てが面倒クセェと思う。
少し、押し込め過ぎた。
何時もそうだ。
振り切ってから、気付く。
ガタガタになって、
挙動不審。
唯一救いの手は、
遥か彼方に。
もう、声も届かない。
数日の、我慢。
元に戻る迄。
時々、
夜桜のはぐれた花弁が、
胸に落ちる。
面影は、綺麗な儘。
今は、翼の中で丸くなる。
愛しいと、想う以上に、
愛しいと、想われたい。
…我儘。
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65 :
朽木緋真
2008/02/26（火）16:04:55
其れは、何に？
相変わらず、
可哀想な人の儘でしょうか。
魂の行き場があると言う事は、
貴方は独りでは無いと言う事。
血を流さなくても、
血を与えられなくても。
貴方を充たすものは、
ちゃんとある筈。
貴方が私を殺さない理由。
相容れないと思っても、
諦めては、ダメ。
諦めないで、求めて下さい。
貴方は貴方の為に、
私は私の為に。
そう生きる事こそ、
互いの為になるのだから。
白は無垢の象徴。
本能で生きて居る証。
貴方と、私。
今度は、もう少しだけ。
伝え合えたら、幸せ。
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