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┗1622.玉散る刃の巡恋歌(183-186/186)
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183 :
朽木白哉
2024/08/05(月)22:02:50
過ぎし日を顧みれば、
担い手として選抜かれた数も存外多い。
残り僅かとなった今なればこそ、
筆を執ってみるのもまた一興よ。
顧みるに想ふのは、──
暗と黒に映すばかりで
明と白に贈るや少なし
伝わらぬは是非も無く
嗤う彼奴はいとをかし
己でも解せぬ内容は少なくもないが、
残された軌跡は多岐に渡ると識るがいい。
我が身に訪れた転機、
大事な友への感謝や激励、
大切な者との出逢いと別れ、
そして、兄への思慕。
どれもが私が歩んできた道であり、
どれもが未来への糧となろう。
実に、恵まれた刻を過ごしてきたのだと、
永劫の誇りにかけて、
天に感謝を申し上げ奉る。
唯々、
今宵、月が臨めぬことのみが残念でならぬ。
── 朔 ──
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184 :
浦原喜助
2024/08/20(火)20:40:49
遠い昔に置いて来てしまった筈の、
久方振りの感覚に。
フラフラ、して
くらくら、する
此処もあと少しだから、
前みたいに綴ってみようかなァ、とか思ったり。
もう、書き方の法則さえ忘れてしまったけれど、
あなたを「君」と呼んでいた頃には、
言えなかったこと、
やれなかったこと、
これからは、沢山味わって行けたらいいと思う。
嗚吁、本当に。
今宵の月は、
一際美しい。
── 望月 ──
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185 :
志波海燕
2024/09/05(木)21:54:06
── 鳥は、羽ばたいて居てこそ美しい
そう思ってた気持ちに嘘はねえし、
今もそれは変わらねえ。
だが、羽根休めっつう意味での籠なら、
囲い込むのも悪くねえ、か。
いや、寧ろ。
今となっちゃあ、さらに欲深く。
鍵でも掛けて閉じ込めちまいたい。
俺のためだけに哭いて飛ぶ、
猛々しくも美しい、紅い鳥。
── 三日月前夜 ──
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186 :
浦原喜助
2024/09/26(木)21:42:03
── いつ蝶を飛ばしてくれたってイイのに
とか、言いながら。
逆の立場だとして、アタシも同じコトするだろうなァ、とか思ったりして。
似てるトコもあって、
似てないトコもあって。
別にどっちがイイとかいうワケじゃあ無いんス。
似てるなら、
ああ、一緒に居るから似てきたのかな、と喜ばしく思う。
似てないなら、
ああ、やっぱり違う感覚持ってるんだな、と新鮮味を覚える。
そんな些細なコトを比較したりして、
あなたと過ごす日々をしみじみ噛み締めて、
ああ、幸せだと。
あなただけを想う。
ただ、それだけで
アタシは笑っていられるから。
── 有明月 ──
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