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┗1622.玉散る刃の巡恋歌(21-25/186)
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21 :
志波海燕
2008/02/22(金)07:07:01
嗚呼…最近めっきり。
情け無え。
── 無 ──
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22 :
志波海燕
2008/02/22(金)12:54:12
単純、単細胞。
緩んだ面は如何すりゃ直る?
こりゃ、また言われるな。
被っちまえば見えねえだろ。
そうだ、其れで行くか。
昼飯時の贅沢な悩み。
── 鬼宿 ──
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23 :
志波海燕
2008/02/23(土)04:06:28
昔々、大昔。
と或る挫折を味わった。
誰にも負け無えと、
必ず頭を勝ち取れると信じて疑わなかった。
然し。
現実はンなに甘いモンじゃ無かった。
自信は結局過信でしか無く、
単なる驕りでしかなかった。
後は堕ちるだけ。
衰えは直ぐさま訪れた。
一日足りとも欠かさなかったモンをアッサリ投げ捨てた。
やんわりと誘いに来てくれた仲間も全て無視した。
端っから居なかったかの如くに振る舞った。
そんな俺の処へ、或る人物が訪ねて来た。
然して交流が深かった訳でも無え仲間の一人。
唯、最初から一緒だったクサレ縁のみ。
奴が俺に言った。
「逃げて其れでお前は満足か?」
イキナリ説教が始まった。
普段から口数が多い訳じゃねえのに、
滔々と、連々と、唯只管に怒鳴られた。
初めてだった。
俺に面と向かって物言うヤツなんて。
不思議と怒りは込み上げて来なかった。
最後は、何か知らねえけど笑ってた。
奴は…何故か泣いていた。
以来、俺は元居た場所へと戻った。
奴を天辺に伸し上げる為、
もう俺自身では掴み得なくなった夢を奴に託した。
其れは奴も解って居た。
結局、夢は潰えたが
今でも奴は大切な友。
奴が描く画を偶に眺めに行ったりする。
手前の脆い部分を棚に上げ、他人に対する仮初の慈愛で補強する。
昔からの悪い癖だ。
今思えば、奴も其処が気に食わなかったんじゃねえかと思う。
俺は恵まれている。
其れは今も変わらない。
オマエにも、
有難うを。
── 立待月 ──
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24 :
志波海燕
2008/02/24(日)04:05:48
本当は、な。
厭がられるんじゃねえか、
先走り過ぎたんじゃねえか、
ンな事ばかり考えてた。
だから正直、凄ェ嬉しい。
オマエの思考が俺で埋まる。
唯、其れだけで。
俺はこんなにも満たされる。
── 居待月 ──
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25 :
志波海燕
2008/02/26(火)23:10:28
冷たい雨が降る夜は、
鈍痛抱えながらオマエを想う。
普段以上に
手前勝手に
オマエの腕が尚更に恋しい、
そんな束の間。
── 更待月 ──
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