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┗1622.玉散る刃の巡恋歌(56-60/186)
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リロ
56 :
志波海燕
2008/05/29(木)14:17:19
…ったく、朝から良く降るなァ。
厭がらせだ。
挙げ句に地獄蝶の巡りが遅えッ!副官召集して置きながら何じゃそりゃ。
「情報は常に更新されてるんですよ」
………。
煩えーっ、此の髭面がッ!!
あ。髭無えや。
ンな訳で、一寸手に入れた余暇。
見覚えあるような無えような、アレは…オマエか?
俺なりに裏は取ったつもりだが、此れで間違えてたら阿呆だな。
若し当たってたら。
俺の我儘、
一つ聞いて貰えますかね?
── 雨 ──
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57 :
志波海燕
2008/06/02(月)01:35:04
手前自身を好きになるってのは、他人を好きになるよりも或る意味難しいかもしれねえ。
弱え部分は好きじゃねえし、
情け無え手前も好きにはなれねえ。
だが、喩えば。
手前が大切に思うヤツに対しては如何よ。
凡てを受け止めて遣りてえと思い願うだろ。
若干、本末転倒な感じは否め無えがな。
手前を好きに為ったればこそ他人を思い遣れるし、
他人を思い遣れるからこそ手前も大切に出来る。
ドッチがドッチって訳じゃ無えんじゃねえのかな。
過信と自信は紙一重。
手前の独り善がりじゃあ驕り止りかもしれねえが、己を認め己を支えてくれる人間が一人でも居れば、其れは自信になる。
結局は人間「ヒトリ」じゃ生きて行けねえからさ。
其れは決して弱さじゃ無えと思う。
少なからずダチの肩に乗っけさせて貰って、
ダチの抱えてるモンも乗っけて遣って。
そうやって生きて行くんだろう。
…っと、何か微妙に話逸れてる気もしなくは無えが。
オメーと同じく思考巡らせるのが好きなアイツの言葉に一寸便乗して。
願わくば少しでも、
胸中抱えるモンが軽くなりますよーに。
御節介野郎其ノ二の呟言。
── 晦 ──
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58 :
志波海燕
2008/06/04(水)02:52:39
遣わ無えと決めた締めの台詞。
敢えて言ったのは、
半ば手前へ言い聞かせたみてえなモン。
伝う音が頭に響く。
ンな夜位ェは、オマエの夢が見てえ。
── 雨 ──
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59 :
志波海燕
2008/06/08(日)04:40:45
彼処に降り立ったのは何時以来だろう。
彼の長え路を独り歩いたのは何時以来だろう。
昔馴染みと面を合わせる度に「変わら無えな」と言われる。
ンなコトは無え。
俺は変わった。
姿格好環境諸々。
昔の俺とは全く違う。
だが、
面ァ合わせた時だけは、昔に戻ったような気になる。
所謂錯覚、
に陥る。
良い悪ィは別にして。
何時迄経っても変わらねえアンタ等が、少しだけ羨ましかった。
幸多らん事を。
── 夕月 ──
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60 :
朽木白哉
2008/06/11(水)02:27:52
他者に教えを請うのは好かぬ反面、手解きするのは不得手では無い。
然し、得手不得手に拘わらず単に「好むか」と問われれば返答に窮するも此れまた事実。
況してや、生業などと。
斯様な申し入れには些かの動揺を憶えた。
己が探求心の赴く侭に時を重ね続け、其の貪欲さのみに全てを捧げて来た。
此れが永久に続かぬ事を解して居ながらも、真たる無を得るべく足を進めて来た。
「真」とは
暴けぬ其れで有るが故、己の欲が満たされて来た筈であろう。
其れを今更
無欲に為れ、と?
我々が住まう世界とは
時に広く
時には息苦しい程に狭い
此れが道理と云うならば、臆する事無く受け入れよう。
先ずは手始め、
現之理とやらに耳を傾けようではないか。
── 無 ──
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