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┗1622.玉散る刃の巡恋歌(91-95/186)
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リロ
91 :
志波海燕
2009/05/22(金)22:24:19
誰かの心に残る存在として、
彼奴は止まらぬ刻を得た。
ンな解釈は手前勝手が過ぎる、と。
解ってる。
頭ん中じゃ解ってる。
哀しい想いをさせてえ訳じゃ無えのに。
頭ん中から消え無え。
理屈じゃねえんだ、と。
彼奴が叫ぶ。
…普段は理屈っぽい癖にな。
情けねえヤツ。
── 盾ト鉾 ──
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92 :
朽木白哉
2009/07/23(木)00:12:22
睡魔誘う揺り籠は
決して逃がさぬ鉄之匣
己が踏み入る彼ノ場所も
近しい風情 然も在りなむ
為よ所為よと進めども
成せる事象は極めて少なく
組めど汲めども乾きは癒えぬ
然れど歩み止め居れば
待つは尸 森羅は得られん
己が撰ぶべき路とは
所詮、己にしか解らぬのであろうな
── 侵蝕 ──
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93 :
朽木白哉
2009/07/27(月)23:14:23
紫に染むる
彼之名を攫いつ 仰ぎ見て
ただ浮かぶ笑み
唄に記さん
輪廻を司る滑車は、己が意思に拘わらず一定の間隔で以って回転し続ける。
捷さを変えようとも叶わず、もどかしさ故に藻掻く事も多々有ろう。
然れど、無闇に抗う事勿れ。
長き衣で輪を象れば、真円とは異なる系が得られる。
結果、其処には無限の可能性が生じ、一度は違うた路が交わるやもしれんが、二度と交わらぬやもしれん。
斯様な議論は我ながら滑稽に思うが、零では無かろう。
世では永久の光すら欠けると謂う。
人乃生とは、
万象よりも不可思議
且つ甘美な色を持つ
故に、喜を持たねばならん
── 梅雨戻 ──
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94 :
志波海燕
2009/07/31(金)00:22:19
ンな呑み方するなんざ珍しいじゃねえの。
手前に対する憤りか、
手前の阿呆さ加減に嫌気が刺したか。
何れにせよ、酒が勿体無え。
故に止めろ。
嘲笑うのも大概に。
オメーこそが大概じゃねえか。
…ってのは、オメー自身が誰よりも解ってる筈だろ。
── 自業自得 ──
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95 :
浦原喜助
2009/08/24(月)22:45:17
誰よりも早く否定したかった。
其れは事実じゃあ無いんスから。
然し、今のアタシには力が無い。
喩え伝えた処で真意等伝わる筈も無く、結局は果て無き無限の世界に迷い込むだけだ。
ええ、解ってますとも。
── 無力也 ──
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