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┗1866.ヒヨコの呟き(96-100/174)
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96 :
吉良イヅル
2009/02/18(水)08:02:35
> ただいま と おかえりなさい
繋がっているし、帰ってきてくださるのはわかっています。
でも、やっぱり嬉しい。
「ただいま」「おかえりなさい」
静かな優しい声の挨拶が、心をふわっとする。
ぎゅって包まれる温度に僕はいつもより甘えたで、いつもより暴走気味で……
…すいません。
それくらい嬉しかったんです。
一緒に眠るお布団の中は温かくて、僕はもっと銀糸を見ていたかったのですが、瞼がすぐに重くなってしまいました。
幸せだなぁ…そう思いながらぐっすり眠った夜でした。
大好きです。
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97 :
吉良イヅル
2009/02/19(木)07:50:53
大事に大事にしているはずが、僕はその状況に甘えていた。
それに気付いた時、体が冷えていくのを感じました。
ゆっくり、ゆっくり、僕の言葉でそれをお伝えした時、貴方は僕の話を真剣に聞いてくださいました。
僕の手を握ってくださったから落ち着いてお話できましたし、その後の柔らかくて優しい接吻で泣きそうになってしまった僕。
もしかすると僕らの毎日は「二人三脚」と「障害物競走」なのかもしれません。
二人の足並みを揃え、呼吸を合わせて進む日もあるし、粉の中に埋まった小さな飴玉をそれぞれ息を吹きかけながら探さなくちゃいけない日もあります。
また別な日は、足の紐を解いて細い一本橋の上を一列に並んで慎重に渡らねばならない時もあるかもしれません。
地面に敷かれた広い網の中を潜っているうちに迷ってしまいそうになったら、手を引いたり、名前を呼んだりして二人で進路を見つけたり、少し待っていなくてはならない事もあるでしょう。
どんな時でも僕らの手はしっかり繋いでいるし、見えない所でも僕らは繋がっています。
少し乱れかけた足並みは声を掛け合うことでまたそろえることが出来ました。
二人で頑張ること、それぞれが頑張ること。
二人の時間、それぞれの時間。
それらを大切にしながら僕らの二人三脚を続けていければと思います。
"あれ?"と思った時には止まって呼吸を整えてまた前に進みたいです。
立ち止まること、伝え合うこと、初心に返ること…大切なことに沢山気付くことができました。
抱きしめられたその腕の中がとても温かくて、"此処が僕の居場所なんだなぁ"と実感しました。
結局どれだけ綴ってもうまく纏まりませんが、二羽はいつも仲良しです。
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98 :
吉良イヅル
2009/02/24(火)00:23:15
「何か良いことがありましたか?」
今日は似たような質問をされてばかり。
その度に僕は首を傾げて「どうしてです?」と聞いてみる。
どうやら僕が笑顔で過しているからのようだ。
う~ん。
何時も笑顔で過していると思うんだけどな…。
三席さん曰く「普段よりも笑顔」なんだそうで…。
執務の合間に思い当たることを色々考えてみる。
・最近、沢山お話をしている。
・勿論、今朝もお話をした。
・今朝は悪戯も成功した。
・秘密計画の作戦を練っている。
・抱きしめられた時の事を思い出していた。
・執務中の貴方の顔を思い浮かべていた。
あ。…わかった。
何時もよりも貴方の事を考えているから、笑顔なんです。
だって、今も僕は笑顔なんですよ。
ほくほく、ほこほこ…そんな笑顔です。
…それにしても、普段の僕は一体どんな風に見られているのだろうと、少し気になってしまった。
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99 :
吉良イヅル
2009/02/25(水)09:19:22
> 夢
思い通りの夢を見たいと何時も思います。
夢の中でも貴方に逢いたいんです。
なのに、今日は夢見が悪くて元気が出ませんでした。
朝から少しお強請り…。
ぎゅって抱き締めてもらって貴方の温もりに包まれると、心が落ち着いて自然と笑顔になる。
あれ?何が怖かったんだろう…。なんて、思う僕はお調子者なんでしょうか?
今日も元気に頑張れそうです。
好きな人の夢を見るには、その人と同じ香で眠ると良いらしいとの噂もあるし…試してみようかな。
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100 :
吉良イヅル
2009/03/03(火)15:41:07
> 思色
それは、偶然開いた書物で見つけた言葉。
「思ひの色」とはどんな色なのかとっても気になった。
調べてみると、どうやら緋色のことらしい。
鮮やかで燃えるようなその色は、確かに美しい。
貴方への想いを色で表してみようとあれこれ考えてみたのですが、一色では足りないような気がします。
求め合う時の気持ちは緋色のような激しさ。
のんびりお喋りしている時は虹色や蜂蜜色の柔らかさ。
内緒の悪戯を計画する間は、わくわくする空色。
任務中は柘榴石の色や灰青を思い浮かべると心がポッと温かくなって、
今頃何をしていらっしゃるかな…なんて思ったり…。
二人で過ごすようになって僕の周りには色が溢れて、日々貴方をもっと好きになっていく。
この温かな気持ちは金糸雀の羽のような色。
僕の「思色」はこれからも鮮やかな色で溢れていくのかもしれない。
記念の百頁目を大好きな鴉さんへ
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