アマゾン

綴一覧
┗1895.コンペイトウ(153-157/157)

||次|1-||||リロ
153 :朽木白哉
2013/11/01(金)13:46:25


さて、幾月燕の顔を見て居ないのだろうか。あまりにも遠過ぎて、生まれた日を祝う事も憚られてしまった。

もう、何年になるだろう。兄と共に歩み、数え切れない程の日々を過ごし、大切なモノが増え、そして今、兄の温もりを感じる事の無い長い日々が続いている。

元気で居るだろうか。翼は傷付いていないだろうか。
心配は募れど、声が届くのかさえ私には自信が無い。

けれど、不安ではない。此れ迄の日々が、確かなモノとして私の中に在るから。


いつか話した事が実現するように思う。

其れもまた一興。叶わずとも其れは其れ。

繰る言之葉は最早原型を成して居ないやも知れぬ。此の姿は兄居らずしては成り立たぬのだから。

其れでも、想いは薄れぬ。形は違わぬ。


今日も愛し君が息災で在るように。

[返信][削除][編集]

154 :志波海燕
2022/08/09(火)23:06:15

(ーーーずっと一緒に居ような)





まるで幼子がするような他愛ない約束。
ほんの少しでも、おまえの心に残ればいい、繋ぎ止められればいいと。
……心を預けるように紡いだ言の葉は、おまえが大事にとっておいてくれた。
自分でも忘れかけていた俺のカタチ、在り様を覚えていてくれた。


愛い愛いと、薄紅の口唇が希い。
その黒曜の瞳に映るのは俺だけで。
整った爪先からも熱を感じるほど。

嗚呼、共に溺れたい。

全霊で求められる言葉は、喩えようもなく、感情を溢れさせる。



月の明るい、良い夜だ。

[返信][削除][編集]

155 :志波海燕
2022/11/22(火)20:18:21

いい夫婦の日か。

伴侶として共に過ごした日々は、俺にとって宝物みたいなもんで。
思い返せば全部キラキラしてる。

この日を迎える度に、俺にとっての朽木白哉はただ一人、おまえだけなんだと想う。
あの時、どんな運命の神様が出逢わせてくれたんだろうな。

>掌に口付けを

[返信][削除][編集]

156 :志波海燕
2022/11/23(水)22:50:56

しばらくすれば、きっとおまえから蝶が届くんだろう。

声が聞けないと無性に寂しくなるのは、あの頃と同じ。
蝶が届かない理由は、俺には知る由もない。
今は俺が止まり木になって、おまえの帰りを待とう。


近頃めっきり寒くなった。
人肌恋しい季節に、おまえの体温を感じたい。

[返信][削除][編集]

157 :志波海燕
2023/01/31(火)10:01:11

これまで、この世界で色んな奴らと話したが、俺の唯一はおまえだけだと感じる。
例え同じ姿でも、纏う雰囲気が違う。

両腕いっぱいの愛を、おまえに。


誕生日おめでとう、白哉。

[返信][削除][編集]

||次|1-||||リロ

[戻る][設定][支配人の部屋]
WHOCARES.JP