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┗1895.コンペイトウ(6-10/157)
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6 :
志波海燕
2008/09/13(土)00:06:08
自分が情けねえなぁ、って思うことは結構あって。
多忙を理由にあいつに蝶飛ばせないことなんかはその筆頭。そーいう時は大体、気持ちに余裕がなくなってきて、気遣われるばっかであいつのこと気遣ってやれねえんだ。
そのくせ俺はカッコつけたがりだから、心配掛けたくねえ、って気持ちは常にあった。
あいつの前では男前でカッコイイ俺で居てぇ、なんて。考えてみりゃ、余裕ない俺とか情けねえ俺とか全部見られてんのに。ったく、笑えるよな。今更取り繕うことなんて何もねえのに。
ただ、あいつに不安な思いさせて、気遣ってやれねえのは男としてダメだよな。
――って、俺が自嘲気味に自分のこと卑下すると、あいつ、ちょっと哀しそうなカオするんだ。俺はあいつに、そんなカオさせたくなくて。
だから、俺は……。
うん。もっと、オメーに相応しいように、良い男になってやる。何度でも惚れ直させてみせっから。
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7 :
志波海燕
2008/09/13(土)17:42:23
いつかの問答。
俺はおまえのこと、俺のもんじゃねえ、って云ったけど、訂正する。
おまえは俺のモンだ。そんで俺はおまえのもの。
他の誰にも渡さねえよ。渡さねえけど見せたくはある。俺の前だとこいつこんなに笑うんだぜ、いいだろーって感じで。見せ付けてえんだな、うん。
前に、「私の海燕」て云われたのが予想外に心地良くて。甘ったるい響きにちょっと気恥ずかしくなった。
おまえの言葉は、俺を捕えるんだ。
縛られんのは好きじゃねえけど、捕われんのは案外好きなんだなー、って最近気付いたわけだが。遅いとか云うなよ?
思えば一番最初から、俺はおまえに捕われてたんだもんな。
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8 :
朽木白哉
2008/09/13(土)21:15:25
知らぬ間に綴られた言ノ葉が、欠けた場所を補うかのように私の疑問を打ち消した。
差し出した手を、取られない事が寂しかったと言ったらそなたはどうする。
虚像の月に手を延ばし、大切な翼を濡らしても尚、触れられなかった事…私は納得していない。
だから『お預け』なのだ、馬鹿者。
濡れた月も、そなただけのモノなのに。何を躊躇う?
触れられる事も無く大事にされるより、そなたと同じように濡れても構わぬ故求められたい。
敢えて暫くお預けにしてみるのも一つなのやも、知れぬな。
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9 :
志波海燕
2008/09/14(日)09:43:56
内緒の話。
水浴びた後もやり取り続いてたら。(つか、翌日……続き来ねえかなーって待ってたんだが、な)
冷えた体引きずってオメーのとこ行って、「寒ィ、…おまえの熱であっためて」って、オメーのこと求めるつもりだった。
でも実際は、そうはならなかったから。だからこれは、内緒の話。
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10 :
朽木白哉
2008/09/14(日)20:37:16
月に盃。
傾けるのは銚子か、心か。
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