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┗1919.PETROUCHKA(35-39/168)

|||1-||||リロ
35 :ウルキオラ・シファー
2008/11/05(水)21:52:19

>Mind crime.



ひとつの種を手にした。



土もあった。

水もあった。

凍て付いた月から降り注ぐ陽射しでさえ疾うの昔に忘れ去った常春の面影。



肥沃な土らしい、と。

清き水らしい、と。

神聖な光らしい、と。



総てが、揃い、

祝福すら賜ったかのような廻りだった。



水晶の如く煌いていた生けし種。

青玉と見紛うばかりの尊き若芽。

女神の吐息を運ぶ瑞々しい朝露の珠。



 枯渇し切った心で慈しみ。
>─────────────── 愛でて

 冷え過ぎた両の手で育み。
>─────────────── 愛でて

 軋み続ける魂魄で祈った。
>─────────────── 愛でて


過ぎた渇きと求める欲の等しき愚行。




ゆいつの胤をこの手にした。

────ひと度・は。

過ぎた真綿で腐乱せしめた奇跡の息吹は再び昏い孔の中。



咲く筈だった花の姿は未来永劫知る術は無い。




>-----11/14 04:00

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36 :ウルキオラ・シファー
2008/11/05(水)21:52:42

>Lady for black.



遺影も無く
柩も無く
言葉も無く
何も無く


唯、
 
唯、

葬列を組む


千本の蝋燭
万本の尊厳


血肉を禊ぎ灰すら賭して礎に
鎮かなる猛き焔に魂を


昏闇に灯火
光の渦に盲眩闇む


こころ、しずか


刻み込め


我等が不変





>-----11/16 04:00

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37 :グリムジョー・ジャガージャック
2008/11/05(水)21:53:07

>SiN before SiN.



無様な戀をしてえ、と。

>地
  の底を這い擦り回る様な。
>獄
  炎にのた打ち回る様な。


誇りを・テメェを砕かれるぐれえなら選ぶ先に迷いは無え。
それでも、
それすら捨てて跪いちまう情動に挫かれてえのもまた事実だった。
────否、それが本音だ。

温度、歩調、放ち合うベクトル、意識の波動。
そう言う理屈じゃねえ感覚ってのは案外真実を匂わせやがるシロモンだ。
打ち消そうと躍起になって強さを強いる一方で、絶え間ない不安に寝床で怯える。
衆目から逃げ込む様にして漸く独りに成れた寝床で。
熱を欲してるってのに、求めてるってのに手も足も出ねえから背を丸めて閉じ篭る。
伸ばし過ぎた背筋が軋みやがるから。

幾ら言葉で塗り固め様としても、何時かは形を伴って浮き彫りに成るだろう直感と呼ぶには残酷な予知。
行く先にそんな儚え予兆を感じていても、逆にコイツとだったら幸せに成れんだろうなァ…と感じたとしても、どうにも成ら無えモンが在る。



自己愛、
自己防衛、
虚飾、
醜さに嘔吐。

矜持、
誇り、
尊厳、
滑稽なアイデンティティに嘲笑。


反して等しいクソどもがッ!



>の底でも寄り添いてえと何故………………



崇高で在る事なんざ望んでねえのに。



>Continued on the SiN after SiN.
>-----11/28 20:00

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38 :グリムジョー・ジャガージャック
2008/11/18(火)12:38:47

>Riberty of soul.




完全な不自由の先に在る自由に、放たれてえと。




>-----11/21 04:30

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39 :ジオ・ヴェガ
2008/11/21(金)03:57:27

>下半身がカタブツ。

地味にウケた科白がいきなり降って来たんだけどどんな夢枕だよ?
貶されてんのか誉められて………は無い、か。

それにしても何コレ笑い起き?
ナチュラルに笑ってたんだけど俺。
たぶんウヒャヒャとか言ってたし。

………………。

俺、キモッ!


陛下に聞こえてません様に。

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|||1-||||リロ

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