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┗1999.因果応報に委ねて翳す落首の花(凍結)(76-80/154)

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76 :グリムジョー
2009/02/27(金)22:35:00


紅茶には砂糖を六個。

猫舌に見えて実はどうでも良い。

噛み癖。

寒くても雨だろうが何だろうが毎夜空を仰ぐ。



上記が基本的俺の構成。

空はよ、見上げてるだけで勝手に気分が良くなる。
見上げてる間に俺が何を考えてるかって?
──…なァんにも考えてねえ。

ただ眺めてるだけ。



今日も今日とて、結局資料に目を通さず空を見る。

こんな事を繰り返してっから、風邪とかひくんだろうが止められねェんだから仕方ねえ。

今宵は曇天

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77 :グリムジョー
2009/02/28(土)20:55:55

膨大な資料の山と挌闘して三日。
本日の対峙で、結果を得た。
――…ザマァ見やがれ、俺をナメ過ぎなんだよ。





懐かしい霊圧。
あの野郎か、他人かなんざ知らねェ。
ただ、言うなれば…懐かしいという感情、其れだけで終いだ。
俺は、もうあの頃の俺じゃねえし、あの頃の俺ってのは今以上に軸がブレ過ぎてて殆ど記憶に残ってねえ。
過去…アイツを七ヶ月、待った。
急に姿を眩ませたあの野郎を七ヶ月待ち続けた。
再会を果たしても、それは直ぐに俺の前から消えた。
初めて貰った、死神の扱う蝶とやらに凄く喜んだ。
出掛ける先々で、その蝶を殺さねぇように加減しながら連れて遊びまわった。

だが、それがどうしたよ。
七ヶ月なんざ、どうでも良いんだよ。
消えた事も期間も、どうでも良いンだよ。
太陽が分厚い雲に隠れた時、俺は太陽が再び姿を現すまで、其処で待ち続けることを止めた破面だ。
全部放り出した。
同時に月を見ることも止めた。
太陽が隠れた逃げ場として月を利用する事をしたくなかった。
そして、自尊心が勝った。


結果、俺が逃げた。



そんだけだ。
――…悪ィな、あれが仮にテメーだったとしても…俺はテメェを太陽とは思えない。




あーあ、見事に今日の任務をこなしちまった所為で俺の休みが全部消えた。
週に一度、休ませて貰えれば助かるんだがよォ…。
あーあ、クソつまんねェ!!
いや、これからはクソ忙しくなるのか…。
やってらんねー!!

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78 :朽木ルキア
2009/03/01(日)20:40:52

今日、義骸で現世を歩いていた時の話。

見事に花粉に遣られたらしい私は、くしゃみを連発。
私のくしゃみは一息にせず、殺して小さく「…っちゅん」としているらしい。
周りに指摘されて気付いた。
「…っちゅん」の後に何か要らん音が付いていると。
道を歩きながら人間と擦れ違いざまに二発立て続けにくしゃみをした今日。
「…っちゅん、…っくしゅ……”んにゃ”」

…んにゃ。
……、んにゃ。

――…見事に笑われた。
顔も知らん輩に擦れ違いざまに笑われるなど…斯様な羞恥プレイがあって良いのか!!
まともにクシャミの出来ぬ己に、若干の怒りを感じたがそもそもは、今年の花粉が原因だ!!
今まで花粉症など無縁だった私が、何故今年に限って…。
ああ、明日からの任務はどう過ごせば良いのだ…恥かしくてクシャミが出来ぬでは無いか!!


……、花粉め!!
――…花粉めッ!!腹立たしいッ!!

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79 :グリムジョー
2009/03/07(土)22:09:07

ご無沙汰。


……忙しい。
多忙っつうヤツだ。


だから別に書くこともねーンだけどよ。
取り敢えず生存してるっつうのは此処に叩き付けとくぜ。



今日、プリンっうモンを差し入れで貰った。
ヨーグルトより俄然プリン派の俺は見事に二つ喰い終えた。


晩飯がプリンだ、プリン。

最近食い過ぎ。
そんだけ脳味噌と体力を消費してんだが…摂取量に比べて消費は下回ってるからよォ。
どうも肥りそうで怖ェ。

まあ、良いか。
明日は明日で私生活が多忙。
現世まで降りなきゃならねえ。

面倒臭えが、仕方ねぇ。
さっさと寝て明日に備える。

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80 :黒崎一護
2009/03/14(土)22:45:59

※半ナリ私生活



犬を飼うって言い出したのは俺。
周りも賛成。
なんつーの?
新しい家族が欲しいっつう感覚、なのか。

名前も決まって、新しく迎えるソイツの姿も決まって浮き足立ってる。
そりゃ忙しいし、昼間に構ってやれねぇケド…躾だけはちゃんとするつもり。
あと、限られた時間の中でも愛情をたっぷりと注いでやるつもり。

取り敢えず、新しい家族は女の子。
ちょっと臆病かもしれねーってさ。
でも、大人しくて良い子ってお墨付き。

ソイツと直接対面出来るのは木曜の夜。
何もかもすっ飛ばして早く木曜になれば良いのにな。
ちょこちょこ歩く姿が眼に浮かぶ。


いつもなら、休みの日が心地良いし時間が止まれって思うのに今は逆。
早く休みが過ぎ去って月曜も火曜も水曜も、一気に流れて行って…木曜に「今晩は」って言いてェよ。



あー…駄目だ、決まってるのにまだ実感が湧かねェ。
多分、手にして初めてその命と温もりを実感するんだと思うぜ。
それにしても、初めて飼う種類だから上手く接する事出来っかな…それが一番心配。
つうか、何より心配なのは俺に懐いてくれンのかって事。
だって俺、つうか俺の背後の奴、凄ェ気紛れって自他共に認められてる奴だし一族の中で表すなら破面寄りの性格してっから。
下手したら 猫VS犬 状態に陥るかも。


――…って、そりゃ駄目だろ!!
先ずは新しい家族を迎える為に部屋の大掃除だ!!

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