綴一覧
┗2082.【馬酔木】(11-15/129)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
11 :
藍染惣右介△
2009/02/08(日)03:57:14
どれほどのものを抱えていたのだろう。
誰しも、胸中に忘れ得ぬ砕かれし破片を持つのだろうか。
―…だからこそ求め惹かれ合うのだろう。
砕けた破片を合わせ、奇跡の様に嵌まり合う者を。
出逢いに、感謝を。
貴方と、貴方へ。
[
返信][
削除][
編集]
12 :
藍染惣右介△
2009/02/10(火)00:46:18
……………悶えるに絶する宵闇に浮かぶは無情に艶めく月。
この世で一等に翻弄する唯一の御方は、あまりにも。
―…無垢な寝顔で。
その寝顔を前にしては酒気か熱情か火照る唇に口吻を滑るにしか及ばず。
そして寝顔見る内に倖に満たされる己に呆れてしまう。
良い夢を見ているといい。
さて、寝ようか。
[
返信][
削除][
編集]
13 :
藍染惣右介▽
2009/02/11(水)04:24:37
僅かな晩酌に任せたつもりが、やはり醒めてしまったな。
月が綺麗だ。
…それにしても、
厄介な病だね。
処方はどうしようか。
君が選ぶといい。
[
返信][
削除][
編集]
14 :
藍染惣右介△
2009/02/11(水)19:31:40
我儘なひとだな。
…そう望むのなら、そうします。
けれど、御自身で忠言した句であろう
>言葉ひとつが命取り
それは憶えておくと良い。
本日は少し遠出を。
休みの合間にこういう時間も必要だと、沁み沁み。
現世の、海はいい。高い空に映えた夕暮れはなんとも言い難く…あまりに美しく、穏やかで。
ただ瞼を閉じ波に聞き入り、薄らに見据えて夕闇を見届ける。
還り着き、
部屋から覗く夜空も昨夜とは一段と違うようだ。
心持穏やかに仰ぐ。
…さて、ゆっくりと湯に浸かろうか。
今日は体が冷え過ぎてしまった様だからね。
上がる頃には、起きていらっしゃるのだろうか。
[
返信][
削除][
編集]
15 :
藍染惣右介△
2009/02/12(木)00:48:07
何処に惚れたかと言えば、
そう言うところに。
殊更深く想いは増す。
―…そうですね、その心に。
そして僕は、今にもっと深く雁字搦めになるのだろう。
御休み。と告げる唇すら瞼から離すに惜しく。
[
返信][
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]