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┗2511.蒼紫-aoshi-(158-162/177)

|||1-||||リロ
158 :檜佐木修兵
2011/03/09(水)21:22:44


>背中さすれば影揺れる
>心中さすれば闇を呼ぶ
>触れぬ手の平伝わるは
>脈打つ内に潜む己が人

縁側から腰を上げてみる
視界に入れていた色々も
同じ所で見られてんじゃ
張り合いもねぇかと、よ

土の熱無い少し上を感じ
霊子固めて作ってやりゃ
何時もの緑が草色だった
紫も色じゃねぇ花だった

代用は遠からず近からず
知らねぇ意識ねぇままに
本物を濁してくれやがる

>納得してもらえたか?


野生は生れつき依存型だ
天の別種の交じりの中だ

世話はかけねぇと決めた
温室の葉は孤高、かもな
枯れ逝くまでの瞬の間が

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159 :檜佐木修兵
2011/03/11(金)22:56:00

心音も落ち着いた夕暮れ
漸く耳にしたのは凶報
背筋が凍る、感覚だった

まだ伝えてない言葉も
まだ、残っているから

どうかどうかどうか…
「俺も」と言ってほしい

>あなたの音が聞きたい


―――――――――――

あの日の桜 溢れる杯
倒れた腕の中も 全部
思い出した思い返した

また隣で笑える日まで
俺が支えられるように

>あなたが居る隣ならば
0312 0233

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160 :檜佐木修兵
2011/03/17(木)22:36:11

縮む緩む瞬間の時に
びくつきながら毎秒
過ごす一日は膨大だ
六十が何度巡ったか

03250408一部上書き

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161 :檜佐木修兵
2011/03/27(日)00:16:08

>小窓からの月夜桜、白い杯

救われたんだと言うあなたに
甘え縋ったのは本当は俺の方

夜を過ごす術を知らずに居た
月明かりさえ肌を刺す痛みに
人肌なんて耐えられなかった

消えたモノなんて一つも無ぇ
重ねていくだけ、新しいのを

それでも綺麗だと手を伸ばし
手つきに翻弄され何も言えず
気付いたら腕の中に収まって
目を開けたら寄り掛かってた

傍に居てくれなかった試しが
一度も無い、ほんとにずっと
俺にくれなかった言の葉さえ
一つも無い、ような気がする

道を踏み外すのも少なくない
言葉にするのが下手くそな上
嘘は少しだけ使う…気がする

そんな面倒くさい俺にいつも
気付いて見つけて抱きしめて
一度や二度じゃなく何度でも


全ての温度を一周しながら
俺の世界も随分と変わった
動けない事に一人苛立って
あなたが隣に居なかったら
今も自棄なまま居ただろう

何時も何かと聞いているけど
なんで、どうしてなんてのは
答えが怖けりゃ聞けないんだ

傍に居ちゃいけない、決して
ただ否定してくれると信じて


摩ってくれる手の温かさを
抱きしめてくれる心全てを
隣に居る絶対的な安心感を

俺はどれだけ返せていますか?

呼び返して 抱きしめ返して
囁き返して また抱き返して

毎度後手に回る俺だけど唯一
負けてねぇもんがあると思う


言葉は下手くそかもしれねぇ
だけどそれは伝え下手なだけ
伝わらない言葉は俺の内側に
あんただけへの感情になって

貯まって貯まって…貯まる

だから俺の身体ん中じゅうは
あんたが全部占めてんだよ!

絶対軽く言い合いになるな
(苦笑)…けど、そうだろ?

伝えたくて仕方ない、でもな
簡単な言葉にしたくないんだ
もっと複雑な物だと思うから

聞かなきゃわからないし不安
俺の気分がそうだって言った
だからたくさんくれる言葉に
思いを乗っけてくれるんだろ

だけどあなたは俺じゃアない
抱き抱えてくれる時もそうだ
どんな時だって俺は茹蛸手前
笑顔一個で乗り越えるあなた

こんなに違う、だから…さ
俺が抱きしめたときにはさ
感じてほしいんだよ、俺の
体温以上に内側のものまで


>アイシテルって5文字の音
まだまだ心臓に重いままだ

>心地良くなるまで囁いてて
その日は来ないと思うけど



…意味、ばれねぇ事を祈って
大きく出た自分にびっくりだ
絶対、見つかりたくねぇなァ

>一年
   2011 0327 檜佐木修兵

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162 :檜佐木修兵
2011/03/29(火)00:06:27



季節は何度巡れば終わるのか
終焉のないモノこそ酷だろう
俺の望みは何時かそいつらに
終わりを告げる物を探せたら


長い間そう考えてた気がする

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|||1-||||リロ

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