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┗2511.蒼紫-aoshi-(96-100/177)
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96 :
檜佐木修兵
2010/01/07(木)00:13:00
阿近
久しぶり、だな。
覚えてるか?…なんて馴れ馴れしく言える立場じゃねぇかも知れねぇが。
偶然、検索に引っ掛かってな。
覗いてみりゃあ、懐かしい顔触れがちらほら。
元気そうで何より、
…すまなかった。
ただそれを言いたくてな。
俺は相変わらずだ、身辺の変化はかなりのモンだが…俺自身の根っこはまんまだ。
そしてお前も。
変わらず意味深なようで空っぽな言葉ばかりだ…
悪い意味じゃなく、な?
甘えられる、安らげる場所がまだ見付からねぇか?
お前が幸せである事を祈る。
久しぶりで纏まりも脈絡もあるんだか無いんだか解らん文章になっちまったが…
また縁があったら何処かで。
PASS心と志
>20101121 1631
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97 :
檜佐木修兵
2010/01/09(土)19:51:59
>蒼窮の浮き雲
掴むは撒布し掛けるは崩れ
孤高に在す音も響かず
愚かに刺さるは己の奏
目を開ければ滲んだ書類
ふと時計見れば半刻ほど
意識を飛ばしてたと理解
あー畜生。
正月なんて名ばかりだったな
夜な夜な呼ぶなんて人が悪ィ
目ェ擦りつつ少なくなった山に
もう一度手をつけて
青白く差し込む月の光が
冷めた茶の上辺に映る
恋しいなんて、思ってんだ俺
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98 :
檜佐木修兵
2010/01/10(日)08:01:55
初恋は淡い
なんて誰が言ったんだ
それは物凄く…濃いものだろう?
一喜一憂を支配され
意思が異常に強欲になり
締め付ける様な痛みが
とてつもなく鮮明に分かる
なんて、
その声が好き
瞳が好き
触れる指先が好き
抱き寄せる香りが好き
ただ、そんな
>溢れる様にそんな思いが集まる
淡くなんかねぇ
幾重にも溢れる、濃く
そんな想いが
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99 :
檜佐木修兵
2010/01/11(月)13:42:40
迫る拍動に怯えて
握る刀が小刻みに揺れている
心中で溜息つけば
すっと目を伏せて刀を放す
揺れる動揺が伝わると
一言来いと声を放つ
一呼吸後には金属の落ちる音
目を開けて肩を叩いてやる
刀を戻し一人場を去る
目の裏には貫かれた己
>また、生きている
咥内に残るは鉄の味
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100 :
檜佐木修兵
2010/01/15(金)01:18:35
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