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┗2651.蒲公英向日葵撫子六花(105-109/168)

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105 :草鹿やちる
2013/03/23(土)07:02:10

たんたんお誕生日。近いからって宝物達がみんなでお誕生日の歌を歌ってくれた。


そしたらね。そのあと宝物の一人がブロックで小さなお花を作ってくれた。
最初は何かわからないでありがとってもらったらその子がニコニコしてさ。

『あのね、お誕生日だから』
って。


よく見るブロックのお花があたしの特別になった。
此れからふと桃色の花を見るたびにあの子の顔を思い出すんだろな。


ありがと。



あたしはやっぱり戻って良かった。大変だけど、優しいこの世界が好きだよ。


**
あのね。あたし不器用だから折り紙、んー?ってなる(笑)…ちょっと呟き。

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106 :松本乱菊
2013/03/27(水)08:06:25

いろいろ、伝えたい事があんのよ、アンタに。


今の話し。
未来の、話。遠い遠い、未来の話し。


ねぇ。あんたへの想いは日に日に募るの。
よく、聞く言葉。
でも、本当なんだと教えてくれたのはアンタよ。

想い想われる幸せ。ちょうど同じ高さで重さで笑い合う事を。本当に幸せに思う。それ以外の言葉は…どうなのかしら?どれもピタリとは来ないわ。

温かい穏やかな時間に満たされて、胸のなかは忙しく上がったり煩くなったり締め付けたり…ふふ、笑っちゃうでしょ。でもアンタもおなじなんだって、この、胸はっていってやる。
深まる絆は他の子にも引火してことごとくアタシの胸を焼いてくの。


ぶっきらぼうなあの人とも、新しく寄り添えた。柄にもない甘い台詞…かと思ったら直接的で直ぐに凹んで。もぅ…馬鹿ね。アタシは逃げやしないのに。焦りもしてないわよ?アンタは側に居てくれるから。これから天の邪鬼も発揮するでしょうけれど、よろしくね。

そして…ねぇ。
幸せに。昨日アンタと離れたくて言った言葉じゃないのよ?それは伝わってると思うけど。ただただ、相手を想って永遠を疑わずに信じるには、お互いに経験がありすぎんのね。それはマイナスじゃない。
それはアンタが教えてくれた。今が幸せでたまらない。同じよ。アンタといれることがアタシは幸せでたまらない。

好き、で
敬愛、で
でも、ただ
愛してて。


>未来の話をしましょうか?


全部分かった上で。
それでも。
せっかくの今が曇らないように。
逃避じゃないわよ?
でも未来はわからないから、

全部全部、分かった上で。


アタシはアンタの側にいる。

ずっと、ずっと、
側にいるわ。

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107 :草鹿やちる
2013/03/30(土)18:02:13

おっめでとー!をひとつ。

あ、俺だって思ったら、多分、正ー解(笑)

大地に。

**

さて、改めて。
【チューンアップ*満了おめでとーっ!!】
あとちょっと、って言ってた時からなんだか寂しくなっちゃってたけど、新しいのももう考えてるって、聞いて安心した。
みんなはかけないけど、白の雑音も、桃の旋律も、チューンアップも。出会った綴り、一緒に質問にも答えてくれて。また、会えたって勝手にどれも思い出深いや。


おめでと、んで、またを楽しみにしてるよ。


**

また、見つけたときのために。…焦りすぎ?へへ。

あ。みーつけた!かっくいー。また繋げてくれてありがと。素敵な言葉まで…。もう少し編集ね。見つけた先に。えへへ、嬉しかったから!

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108 :阿散井恋次
2013/03/31(日)23:03:43

やっと、執務も一段落して明日にゃ学院から新入隊員が来やがるから、激励のひとつの準備にも追われ…発散だバカヤロー!ってよ。昨日も考え無しに出掛けちまった。…結果がなんとも情けねぇ。気合いの空回り。俺の得意技。

それでも。
お前は許す処か、心配してくれんだ。ごめんな。
そんなもどかしい気持ちも愛しいだなんてぬかしやがる。…なぁ、こんな俺でいいか?…馬鹿げた質問だってぇのも、わかる。

二人で互いの背中に触れて髪を撫でて、頬をくっつけて…な、幸せだな。
綺麗な髪好きだ。
桃に染まる頬も
少し悪戯な赤い舌も、
お前の優しい手、眼差し、
あったけぇこころ。


こんな気持ちと今日教えてくれたことを覚えておきてぇと筆を取ったらよ。驚いた。お前も同じだった。あんなに呼ばれちゃ俺が出るしかねぇだろ馬鹿。

お前が、教えてくれる事はいつもあったけぇ。大丈夫、大丈夫と繰り返し。
俺は俺に自信がなくて、微塵もなくてよ。
こんな風に思っちゃ重たかねぇか、こんなに望んじゃ、やかましかねぇか…そう、よぎっちまうんだ。
それでも、
大丈夫、大丈夫と。教えてくれる。
それは、受け止められる思いだと。俺の一方通行じゃあねぇんだと。

なんど救われたか知らねぇ。
その度にお前への想いだけは自信が持てた。引いていた最後の一線を怖がらせねぇように飛び込まずにただ、手を差し出して越えてくれたのはいつだったか。
こいつなら、大丈夫。そう何度思わせてくれたか。
想う、幸せ。
想われる幸せ。
両方確かに幸せなんだよ。
けどよ。同じ事がこんなに愛しいんだとそう感じた。


なぁ、好きだ。
愛しい。

有難な。俺は全力でお前を愛せる。


俺の腕ん中に居る。目を瞑っても感じる。




あー。本当にどうしてくれんだ。ばーか。

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109 :草鹿やちる
2013/03/31(日)23:25:14

前にね。あたしの手の事を書いた。それはもう此処にはなくなっちゃったけど。
あたしの手は小さい。この小さな手で何れくらいできるかなって。考えた。
頑張っても、引っ張っても、すぐに大きくならない手であたしに関わる人たちに何ができるだろって。


あれから何年か経ったけど、あたしの手はまだ小さいまんま。変わらずに…現世の楽器あるでしょ?白と黒のやつ。あれのドからドが届かない。


でもねぇ。少し出来ることも増えたよ。
困ってる人に恥ずかしがらないで差し出せるようになって。
泣いてる子の頭を撫でれる手で。
あの子には楽しい蝶々送れて。
大事な子の手をしっかりにぎれる。


変わらずに、このままおーきくもちーさくもならない、この手で。
あたしはこれからも歩いてく。時々立ち止まっても、転んでも、休んでも。
一歩、また、一歩。

ねぇ。小さくてもあの頃より随分遠くにきたね。

あの暗い森も。
綺麗な花も。
越えてきたよ。
見つけてきたよね。


明日もしっかりと温かな手でありますように。

大事な貴方と繋ぐ手でありますように。


お休み。

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