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┗2668.Eine silberne Kette(26-30/143)
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リロ
26 :
石田雨竜
2010/06/16(水)19:36:56
探し物をしていた。
必須のワードを叩き込み、片っ端から検索をかける。
どうしてもみつからなくて、
それならば手持ちの物を利用・変換してどうにかできないかと。
結局、一つだけ見つかりはしたけれど、お勧めの「声」ではなく。
それはそれで拘りのない人間にとっては大差ないのだろうけど、その声の齎す豊かな表情を届けたかったんだ、本当は。
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27 :
石田雨竜
2010/06/20(日)00:06:59
雨の苦手な君に
雨の季節の象徴とも云える花を添えて───
新たな旅立ちの背を押す曲とともに。
もう、雨は嘗て程苦手ではないだろう?
だって、君は独りじゃないってもう知っているだろうから。
長い長い人生の一節に
偶然にも出会い、同じ時間を過ごす事の奇跡に感謝を。
与え合えた諸々の物をこの胸に刻んで。
Danke,Ich liebe es Ein orangefarbener Fuchs.
Damit Weg der du Spaziergang in die Zukunft ist froh.
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28 :
石田雨竜
2010/06/25(金)07:43:26
リハビリというものは、とにかく辛かったり大変だったりするのはこの身をもって充分に知っている。
身体的なものは勿論、感覚においても。
ロルなんてものについて云えば、特に。
散歩していて時折霊圧の名残を見つけたりするわけだけど、あれだけ充分に描写できてる人でさえ、自分自身では満足してなくて色々苦悩してるみたいだし、感覚を取り戻す───その基準や合格ラインは人それぞれなんだろうけど。
普段、描写関係は演出の問題で、表現としては僅かなト書き、詳細イメージは演出ノートの書きなぐりや頭の中。重視すべきは人物の紡ぎ出す言葉──な世界に馴染んでしまうと、これが影響してしまうから大変。
ましてや、そちらの世界でのクセを、こちらでは表に出さないように──なんて気を遣うと、ますます雁字搦めで動けなくなってくるからタチが悪い。
そんなリハビリに誰かを付き合わせるわけにはいかないって悩みには激しく賛同。
……なかなかに頭の痛い問題だよね。
おかげで半ナリ雑談のあの場所に落ち着いてしまうわけだ。
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29 :
石田雨竜
2010/06/27(日)10:35:31
ふと空を見上げて気づいた───昨夜は満月だったのだと。
雨の匂いを含んだ鈍く蒼い空色に浮かぶ月は、
まるで蒼穹に空いた孔のようじゃないか……?
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30 :
石田雨竜
2010/06/27(日)14:59:50
どんなに大事な出逢であっても必ず別れは来る───そんな意味の言葉と共に、出会いと別れと、人生におけるその繰り返しに万感の想いと喜びと感謝を篭めた歌がある。
それはこの上なく真実。
互いの気持ちのベクトルが変わった上での別れもあれば、選ぶ道の違いゆえの別れもある。
想いが変わらずとも、死という絶対的な決別とかも。
この世界に限って云えば、世界からの脱却───卒業。
背を押してやったにも関わらず、ぽつぽつと、のんびりしたペースで飛んでくる蝶を無視することは容易かった。
けれどそうせず同じように蝶を返したのは、一足先に卒業を考え悩んでいた君が、この世界に残している未練が僕なのだと云われて知っていたからで。
今後も母のような気持ちで君の幸いを祈っててやると送った言葉に、「母は嫌だ、隣がいい」なんてのはその最たる答だろう。
恋や半身への愛なんて、そんなものに限るなら最初で最後───それは君と同じ。
だからこそ、君の卒業と共に同じくこの世界からの脱却を考えてもいたけれど、それはきっと君に負い目を負わせてしまう。そして何より此処には君に負けず劣らず大切な友人達がいる。
だから、僕は此処に今暫くは留まるけれど。
卒業した君には、現実世界で、これからは君の背後自身の人生で、出会いと別れを繰り返す。
僕はこの仮想世界と、やはり同じ様に現実世界での出会いと別れがきっとある。
たとえば。
この先得る新しい出会いがどれだけあろうとも
その出会いの中に、何か特別になるものが生まれたとしても
その中に君以上も君以下もありはしない。
君は君で、確固たる存在であり、
僕は僕で、同じように個として息づく者だった。
君と知り合っていなければ、これから先の出会いの中で気づかないでいたものもきっとあった筈で───だから、別れって言うのは悲しいとか寂しいばかりのものじゃない。
それはきっと、新たな自分に気づかせて、新たな出会いを生み出すものなんだと。
じゃあな、と言った君に
うん、またね───と。
ここまで気持ちを昇華させることのできる相手に巡り逢えたことに感謝を───
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