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┗2668.Eine silberne Kette(94-98/143)

|||1-||||リロ
94 :石田雨竜
2011/05/05(木)21:48:08


世間一般のGW=大型連休とはいかなかったものの、それでも後半で有休を混ぜて3日間の連休を勝ち得た。
そこでも時間貧乏な性分からか、あれもこれもと予定をきっちり詰め込んで、一石二鳥どころか四・五鳥くらいの効率で遠征を果たす。

当然、遠征の間は仕事に追われて通う頻度も落ちていたソレが、休みで時間もたっぷり→だからこまめに通います、なんてことになるわけもなく、無事に帰還してから一休みして世界を繋いだ。


される分には一向に気にはしないけれど、自分がする方の立場になった時は乱入はあまり好きじゃない、人が作り上げた世界観を壊したくないから───というのは以前にも言った通り。
だから。
移ろう時の流れの中で、同じようにゆうるりと流れていくソレを、この世界に繋ぎとめることはせず、幾ばくかの切なさを胸に、ただ静かに眺めていた。

そんなわけだから。
帰ってきて僕がどれだけ驚いたかが君にわかるだろうか?


ずっと前。
友人二人が僕たちを思い親身に、自分たちの事のように悩み考え話していてくれていたことを、遅ればせながらに知ってとても感謝したことがあった。
それは直接二人に礼を述べるには今更な後日発覚となっていたのでこの綴りに宛先さえ示さずに綴ってはいたのだけれど。


蝶が届ける言葉の細い細い道筋。
それは変えてしまえば跡を辿ることすらできない、そんな不確かな仮想世界のみでの繋がり。───いや、それを言うなら現実世界でだって決して確実なものじゃないか。
だからこそ、言葉が・想いが届けられるということを僕はとてもありがたいものだと思っている。



相変わらず莫迦だな?
縛られてるんじゃないよ。

稀に仮想世界での出会いは現実での友人つきあいにまで世界が広がることがあるけれど。
たとえば君とはこの世界で巡り会って。
半なりな会話を含めて現実世界での人となりなんかも互いに多少は知ることになって。
けれど、じゃあ現実でも友人となりえたかと問われれば、お互いに仮想と現実の区分け意識を持っていたこともあってか、直接会ったり電話で話したり…なんてことすらなかったよね。
それでもあまりにも似ていた背後環境とかのせいで、きっとお互いの立ち位置は少し特殊だったような気がする。

現実世界で、久しくあっていなかった学校の友人とかに同窓会とかで会えば懐かしく感じるし、仲の良かった友人でも疎遠になってしまうこともあるし、親友とは時間や空間を隔ててもやはり親友という特別性は変わっていなかったりと…人と人との繋がりの強さ弱さ、形態は多種多様だと思う。

僕にとっては君は確かに仮想世界のくくりに入る相手で。
だけど同時に、特定なんてものを作ることもなく(いや、そんな相手が現れるとも思ってなかったしね)ずっとこの世界にいた僕にとっては、やはり特殊な存在だった。
それは色恋と云うよりも肉親の情に近いものがあったのかもしれないけれど、人の持つ諸々の感情すべてを含めて特別な存在だった。

卒業を見送っても。
大事だったものは大事───ただそれだけのことだよ。

いつかまた巡りあわせの不思議があって、また心を揺さぶられるような人に出会ったとしても、君が大事だという思いは変わらない。
完とか半とか、仮想とか現実とかの隔てなく───それは決して半完混同という事ではなく───現実で何かあれば心配をするほどには、普通に生きている一人の人間として君を大切に思ってる。


うん、だからまあ、何か猪突猛進しそうな時や、何か決断を迫られるような時には失敗しないように一呼吸、「馬鹿なことしたらあいつに怒られる」くらいの事は覚えておくように。
必要ならいつでも拳骨とともに「莫迦野郎」って言ってやるからさ(笑)

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95 :石田雨竜
2011/05/22(日)22:31:41


何度かの書き換えを施されたソレを見て。



誰への葛藤を綴られたものなのか───変遷を見て思い当たるのが約二名。

さて、いったいどちらに対してのものなのか。



随分と久々に、距離感と行動の類を思い悩む。

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96 :石田雨竜
2011/05/30(月)21:26:43


>なんということはない呟き


・平手や拳骨よりも
油性マジックの方が効くんじゃないかと思ってみたり。


・そういえば綴りでメールに関して綴る時、特に意識するわけでもなく「メール」と「蝶」と単語を使い分けている。
本来なら「僕」の姿でならメール一辺倒でもいいんだろうけど、死神が黒揚羽を使用していることに起因して、この作品関係のサイトでは運営者に送るメールやアドレス交換に際しての場所の総称に「蝶」と使っていることも多々あって。だから現世や、破面関係のメンツが蝶という単語を使用するのも、それがこの作品世界をある種象徴しているからなんじゃないのかな、と思ったり。
現実でも専門的な分野に専門用語が業界用語、隠語なんてのがあるのと同じで、この作品の出自です──って意味合いに捉えれば、そんなに目くじら立てることでもないんじゃないかと思うんだけどな。
……ちなみに「蝶」じゃなく「鳩」っていうのも見かけるけど、あれは一体出自は何になるんだろう?

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97 :石田雨竜
2011/05/30(月)21:35:13


懐かしい奴らから、ほぼ時を同じくして舞い込んできた蝶。

マメじゃなくとも
幾ばくかの時を隔てようとも
───違う世界を渡ろうとも

長い時間をかけてゆっくり培ってきた絆は消え去りはしないし、
重なる時間は少なくとも、感覚が告げた何か、は、やはり自分自身を裏切らない。

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98 :石田雨竜
2011/05/30(月)21:35:36


僕だから、見えるもの・感じ取るものがあるように
貴方だから、見えるもの・感じるものがある。

僕でしかわからないこともあれば、
僕だからわからないこともある。

同様に、貴方にしかわからないこともあって、
貴方だから見えないしわからないことだってある。


自分自身の掌を翳し見て、刻まれた皺の一筋までも見つめることができても、近づけすぎれば見えなくなるように、
近しいからこそ見にくくなることだってある。
遠くから離れてみていた方が、その全体像を見つめやすいように、距離感がある方が冷静な判断をできる場合だってある。


すべてを知り尽くしているなんて言うのは傲慢。
それぞれに違う個体である以上、わからないことがあるのは当然で、手探りで不器用に───不恰好だってかまわない、一つ一つ知り合っていくことこそが重要。
不安も不信も、決して恥ずべき感情なんかじゃない。
なんと人間らしいことか。

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