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┗2673.揺籃(26-30/118)
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リロ
26 :
阿近
2011/07/06(水)07:45:43
鏡面に映った酷い面、此奴は誰だ、自分だと解るまで少時を要した。
面に似せて巻子を巻く
取り敢えず頁を、後に編集。
謝意を言葉にし、此処に残せたらと思う次第。
>覚え書き
悩む暇があるなら着手。
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27 :
阿近
2011/07/08(金)09:23:26
欺瞞か真意か解らず仕舞い、自白させる自信は欠片も無く憤懣遣る方無い。
軽薄な言葉にすら含蓄を感じ、好奇が募るとは可笑しな話だ。
誰かさんにヘタレ坊主と言われても言い返せねえ、男振りの良さを見習いたい。
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28 :
阿近
2011/07/11(月)01:54:58
七月十日。
朝から晩まで可愛らしい兎と戯れる、夢のような予定は早朝に飛来した一頭の蝶に無惨なまでに崩された。
重たい足取りで局に向かう途中、知的好奇心からだろうと女の足をまじまじ見るモンじゃねえと注意された事を思い出す。
二度も拳骨を喰らうのは御免だ、取り敢えず娘さんの傍は避けて過ごすが賢明だと判断。
その代わり曲線美とは程遠いが丸い肉叢、という名の科長の脇で仕事を熟す。
受注内容に目を通しながら内魄固定剤を用意するも、突如として視界がぼやける。
連日に渡り局で食う昼飯が素麺のみ、不摂生が祟っての有り様か。
瞬きを繰り返した後に丸い肉、否。
鵯州を眺めれば側頭部のクランクが二個に見える始末。
嗚呼、クランクが二個と言うより肉叢が二個に見えるんだが…気の所為か。
新薬を自ら投与したのか、はたまた分身を覚えたのか。
どちらにせよ同僚に言わねえとは何か魂胆でもあるのか。
疑わしい、疑わし……
…柔らけえ。
瞬目の中に落とした意識、其れが浮上したのは存外しなやかな肉叢の腕の中だった。
拳骨を喰らうのも、担がれるのも御免だ。
食生活を改善する、此処でも貴女に誓う。
>月曜
元気が出ました、が。
寂しい、にも聞こえた俺の耳は自惚れで腐ってるんだろうな。
>独語
其れは触れていいと言っているのと同義だ、そう見做されても文句は言えねえ。
もう一方は狭量な俺が近寄っていい存在じゃねえ、そう了知する必要があるようだ。
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29 :
阿近
2011/07/18(月)01:39:38
眼瞼は重くも、昂る神経。
横臥したまま伸ばした手は宙を掻く。
畢竟するに落莫。
夜具を片付け戸外へ、雲間から燦然と輝く光。
月が綺麗ですね。
>闇夜の灯火
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30 :
阿近
2011/07/20(水)02:24:37
所謂下品な話をするつもりは無い、そんな気持ちから漆黒にしないが情交に関した話題に不快を覚える方は注意を。
此に関して至って真摯だと此処から伴侶に示したいとの意、然るが故に余白も設けない。
人為的に妊娠しないようにするのは文字通りヒトだけ。
種族保存を目的とせず、色欲を満たす為に色に溺れたい。
将又、目に見えぬ情愛を確認する為に交接したい。
俺と交接する理由はどちらだ、と貴女に尋ねたら。
愚問です
こう返って来るだろう、後者が理由だとも言うだろうか。
因みに俺は両方、隠す事柄ではない。
前者だとして、貴女の欲求を満たせるなら物として何の情も与えられず使われても構わない。
女である貴女自身に危険性の高い行為だ。
野郎の俺が利便な物や道具になると云うより、そんな事をしたら道具になるのは女である貴女だ。
…要らない話をしたか、眼目。
あれだけ貴女を悩ませる我が儘や文句を言ったが、性行為を軽んじている訳でもなく。
ヒトは知能を生かして性行為を愉しめる、併せて俺達を繋ぐ情が愛ならば愉しまなければ損だ。
色々伝えた後、消極的だと認めていた貴女が羞恥に耐え積極的に振る舞ってくれた事に感謝したい。
お互いが愉しめるように努める、性行為に限らず大事な気持ち。
偉そうな口を叩いた俺が此の気持ちを忘れたくない、此処に記して今回の件を忘れぬようにと。
それと、普段慎ましい貴女が床では違う顔を見せ、どんな風に俺と戯れるか詳しく公言する趣味はない。
然し、今回ばかりは貴女の清麗な顔を汚せた上に、有り難い物を俺の顔に浴びせて貰えた愉しい思い出も記録する。
数ある思い出の中でも際疾くないだろ、喋るんじゃねえと言われても謝らねえ。
下品も何も結局野卑、性格とはいえ貴女の言葉遣いを見習わねえと不味いか。
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