綴一覧
┗2673.揺籃(66-70/118)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
66 :
阿近
2011/10/24（月）10:18:26
>黎明
暗がりから引きずり出され、お歴々から与えられた役目は暇潰しには最適だった。
手先を動かすために熱量の摂取は自由、睡眠という生理的な現象を布団で起こしても怒られない。
>異質
それでも正常な世界は異常で、猛毒の味を覚えずにいられなかった蛆は遂に陋劣なる虫になった。
紫煙の向こうで揺れる影を追う、泥足を引き摺って。
>色
初めて知った味は新鮮、濫りがわしい香り。
富者を劣等種が汚せる光景に愉悦を覚え、欲求を満たすべく数を重ねた。
紡がれる偽り言は虚無しか生み出さず、結末を知りながら過ごした日々は無意味に等しかったのだろう。
>落日
恋と称すも自堕落で
愛と称せば滑稽だ
[
返信][
削除][
編集]
67 :
黒崎一護
2011/10/26（水）02:56:58
>二年と四ヶ月
お前が傍にいることが当たり前だと思わないように。
毎月二十六日、既に俺の身体の一部になってるお前をちょっと取り外して観察する日。
>個体
一部だけど融合してねえような、違和感があるくらいがいい。
特別ってのは変わらない。
[
返信][
削除][
編集]
68 :
阿近
2011/10/28（金）10:14:40
>十月二十七日
職務を終え自由空間へ。
ドＦの企てで飲兵衛の妹分である幼気な少女を苛め、否。
普段の身形より面白味があるだろうと、檜佐木副隊長と二人して男性死神協会の例の格好で出向いた。
家内の許可を得て、自宅から麦酒と茶と甘い飲料を持って行ったが。
集まって早々に俺が呼び出しを喰らい帰る羽目に。
腹巻きを脱いで上衣を着直し、合わせ目をしっかり閉じて局へ。
人使いの荒さは慣れているが、宴席ぐらいはゆっくり過ごさせちゃくれませんか？
と、言っても局長が聞いてくれるとは思えねえ。
蝶でも、此処でも謝罪するのは流石に諄いだろう。
檜佐木副隊長とたつきには感謝を、仕切り直してくれるっつう心配りは幸甚の至り。
[
返信][
削除][
編集]
69 :
檜佐木修兵
2011/10/31（月）23:35:52
お菓子くれなきゃ卑猥な刺青に４を二つ足して
>４６４９
…されてたまるか！
そんなわけで、ハロウィンってのはいい大人が若造を脅迫する行事…らしい。
武器、油性ペン
防具、縞帽子
茶目っ気たっぷりな元上官に縛道を喰らわすかと一瞬考えたが、腕も頭も適わない相手に無駄な真似はしねえ。
幸いにもあの部屋には茶菓が常備されてんだよな、クッキーとかいう焼き菓子を渡して悪戯の阻止は難なく成功。
>脅迫が罷り通る日
それなら俺も立場を忘れて、防具の下に隠された御髪の前髪を爪切り鋏で不揃いに切りますよ！と脅迫返し。
少しでも狼狽する姿を期待したが…抜かりも隙もねえ。
即座に渡されたのは棒付きの飴、俺には可愛すぎるので疲労困憊で倒れるんじゃねえかと心配な兎に渡そうかと懐へ。
楽しい時間はあっという間で、ふと窓外の景色を見れば空は一面薄闇色の黄昏時。
残した雑務を片付けるために隊舎に戻ろうと思った矢先、元上官から得た現世の情報に驚愕。
…義骸に入るときは覆面必須じゃねえか、それとも技局の奴等に義骸には刺青無しで！こう注文しておくべきかと一考。
でもまあ、その情報が本当なら彫ってあると色んな口実に使える。
捕まらねえよう身を潜めるために店に居候させてください、なんて。
彼処は現世じゃないが、早速その口実を使って途中まで帰路を共にしませんかと誘いを。
快諾を受けて、帰り支度をして戸外に。
元隊長格の背を眺めながら歩けるってのも貴重なんで、今日は運がいいなと思ったのも…束の間。
最後の最後で差し出された物に後ろは大爆笑でしたが、俺は笑えませんでしたと此処でも文句垂れておきます。
何はともあれ、お相手感謝。
>別件
栗羊羹、百発百中、真っ赤っかにも簡素だが感謝を。
[
返信][
削除][
編集]
70 :
浦原喜助
2011/11/08（火）05:49:42
精神の修養を望む若衆には人中が薬。
澄明な大空の下、春秋に富む蕾に日輪の恵みを。
この腰折れ文の意図がアナタに届くことを願って。
>お茶目
反応は彼方に、結局此方でも反応してるじゃないかなんて言葉は突っ撥ねますよン。
[
返信][
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]