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┗2673.揺籃(71-75/118)
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リロ
71 :
阿近
2011/11/11(金)01:52:25
心境を述懐するにも推察は不得手、語を交える相手に気疎い思いをさせていねえかと懸念を抱くのも屡々。
周囲への顧慮は毫も出来ず、語彙は乏しく諧謔を弄する力も無い。
眼目と口唇を閉じ、猛省。
きっと頑是無い幼童の方が得手だろ、歪曲してねえ外界の景観はどうだ?聞けるなら聞いてみてえ。
畢竟するに、あの人の炯眼に羨慕。
>希う
…帰って来い、眠気。
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72 :
黒崎一護
2011/11/11(金)11:11:35
お揃い、ってのがねえんだよな。
周りの人達見てると、結構持ってたりして羨ましい。
あいつに聞いてみたら神機、つまり携帯のストラップがいいらしい。
…って、好きな色とか知らねえことに今頃気付いた。
好きな食い物とか食い物とか食い物は知ってるけどよ、あいつが食いしん坊だから。
全部知っているようで、まだまだ知らないことだらけだと思った日。
>追記
橙と黄緑、此処にも書いとくか。
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73 :
阿近
2011/11/18(金)18:51:45
参考文献を取りに書庫に行くと決まって数刻籠もり職務を放る局員一名、寸暇もねえ日にそれをされりゃ同僚は腹立して当然。
資料はその文辞を解することが重要であり、穿ちすぎる読み方をする物じゃねえ。
逞しい想像力は誤読の因、眼光紙背に徹すなら詞華集が相応しい。
色恋に憂き身を窶し自宅の寝室に籠もる野郎一名、家事を分担すると言っておいて布団で自涜に耽るとは何という体たらく。
某副官から頂戴した現世の肌着の目録、刺繍や襞飾りをあしらったそれを纏う女の肢体の胸部は随分と隆起している。
その部位が気になるんじゃねえ、その肌着を身に着けた色好き兎を想像して手が動く。
公私に渡る愚劣な行為、性向の軌道修正は安易にいかねえらしい。
…俺で筆を執る日は色の話題ばかりな気がしてならねえ。
>別件
肉の出汁にすら反応する隊長の観察眼に喫驚、取り分けて隠すことでも無いですが俺で相違無いですよと白状。
下官命令を聞いた下睫毛、聞きてえことは此処が解れば聞く必要ねえだろうな。
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74 :
阿近
2011/11/26(土)05:28:05
>二年と五ヶ月
臆病、引っ込み思案。
俺だけの姫さんの性格を改めて知る。
口論にはならずとも、意見をぶつけ、本気で向き合ったことは互いに功を奏しただろう。
閨で忸怩たる思いで俺の要求に応える姿が愛おしい。
繋いだ手の温もり、大きな存在に独占欲が日毎に増していく。
性格すら誰にも教えてやりたくねえ、墨色を黒くして密かに綴る。
愛しています、少し余所余所しい愛の言葉を添えて。
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75 :
阿近
2011/12/10(土)13:50:03
意気込んで入室、意気込んで入室記号を忘れるという失態。
>三菱部屋
朝旦に自宅から伴侶と宿泊施設へ。
装飾品、電光飾、金と銀の飾り糸で彩られた大木が鎮座する光景を視野に入れ趣を享受。
時間帯故に煌々と輝きはしていなかったが、天辺に飾られた星は目映いほどの光彩を放っているように思えた。
それ以上に煌めいていたのはルキアの相好、美姫の微笑みに魅せられ人目を憚らず抱擁。
両手にすっぽり収まる華奢な体躯、面積の狭い背中を撫で頭頂の御髪に接吻…身体、心に間隙はなく伝う温もりに精神は充足を得た。
戯れも長く続けると目的を忘れちまう、針葉樹の葉に触れてから根本に置かれた幾つもの箱を物色。
桃色、別名ルキアの色の箱に純白の紐状の織物が施された物が目に掛かる。
迷わず手に取り、俺からどうぞとのルキアの一言に紐を解き蓋を開け中身を黙視。
>僥倖
桃色の箱、中身は純白の長い襟巻き。
ふわふわとした素材の質感も好ましく、なによりこの二色こそ伴侶の色。
喜悦に浸りながらルキアの動きを目で追う。
小さな手先にあるのは水色の包装紙に包まれた箱、中から現れたのは水晶と白詰草の小葉で出来た釣り紐だった。
白詰草の四つ葉は幸運を齎す、などと言われているが手にした瞬間から俺達は果報者になっていただろう。
一部屋予約していたこともあり、早めにそちらへと考えたが目の前の佳人が俺の伴侶なのだと自慢する好機だ。
屈んで襟巻きを着けてくれと強請り、両手を使わせている隙に俺だけが出来る悪戯を決行。
柔らかな感触と含羞で染まる頬を愉しむも、肌に掠める冷風に長居することなく手を繋いで暖かな室内へ。
この品々を選んでくださったお方の卓抜した感覚に驚きつつ、ご厚意に深い感謝を。
>室内
昼食は炬燵で親子丼。
えっちなことは駄目、と先程の悪戯に関して注意されたのは言うまでもない。
>深更
夜更けに目が覚め、再び寝付けず控え室に赴く。
大樹の元に出向いた三組六名のうち、三名で偶然にも話せる機会が訪れた。
苺ならぬ、一護が大好きな少女。
ばかっ、の一言に顔面が弛緩する副隊長。
色んな意味で甘いお二方、有意義な時間を有り難うございました。
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