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┗2746.Oscuridad(6-10/174)
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6 :
ウルキオラ・シファー
2010/08/21(土)18:52:17
喰らわねば生きていけない。
血肉を
他者の憎悪と無念を
叩き折った刃を
拭えなかった涙を
終わりの無い、
涸渇と飢餓の螺旋。
> Oscuridad
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7 :
ウルキオラ・シファー
2010/08/21(土)18:58:09
変えられぬ宿命の縦糸。
変える事の出来る運命の横糸。
織り上げられていく其れを両断すべく、振り下ろされる剣に乗るのは、
諦観か、慟哭か。
決意か、誇りか。
其処に心は在るか。
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8 :
ウルキオラ・シファー
2010/08/25(水)23:00:16
真円の月光に付き従うVenus。
明けに瞬く其れは、Luciferと呼称を変える。
魔王の冠に嵌められていた深緑の結晶が剣の一撃に因って叩き落とされ、其の石を刳り貫いて作られたのが最後の晩餐で用いられ、磔刑に処された聖人の血を受け止めた聖杯であるのだと、気紛れに眼を通した書物にはそう記されていた。
幸福を意味しながらも、善と悪との表と裏を体現する存在であるのだと。
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祝辞に礼を。
仲睦まじく突付き合っている様に見えているとはな。
意外だった、とでも言うのか。
だが、言葉を直向きと評された方がもっと意外だった。
俺が紡ぎ出すのは捻くれた言葉ばかりだと些かもどかしく感じていたから、其の様な印象を僅かでも与えたのならば、杞憂だと思って良いのかと、な。
消し炭に成っても構わんのなら、冷やかしにも応じてやらんでも無い。
改めて礼を言う。
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9 :
ウルキオラ・シファー
2010/09/01(水)21:32:48
喩えば眠気の所為。
喩えば不調の所為。
素直に甘え倒すのも、
何らかの理屈さえ付ければ難しく無いのだがな。
甘えるのも、甘えられるのも、
心地が好い事に変わりは無い。
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共に風邪を曳きたい理由とやらには、全文同意する。
俺も其れは十刃にあるまじき発言だとは自覚しているから、口に出す事は無いだろうが。
其れと記念日というのか、記憶に残る日付が随分近いのだな。
反応が遅れてしまったが、此方からも記念日を迎えた二人に祝辞を。
此れからも末永く、仲睦まじい様子を綴りの中で垣間見せて貰える事を愉しみにしている。
祝辞に感謝を。
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10 :
ウルキオラ・シファー
2010/09/05(日)16:19:23
果て迄続く、うねる海原。
潮の香り。
寄せては返す波に縁取られ、陸に沿って細長く伸びる砂地の上に降りたのは、
月光に青白く照らされる其の様子が、何処と無く住まう異界を思わせた所為かもしれん。
其処で見付けた硝子の欠片を、今も寝床の傍らに置いてある。
硬質で柔らかい筈など無いというのに。
掌に包んだ其の感触は、妙に心地が好い。
波と風とに万遍無く磨かれた表面はまるで絹の様に滑らかで、透かした灯りさえも何故か柔らかく視えるのだ。
刃を研ぎ澄ますのも、
硝子の欠片を丸くするのも、
研磨という行為に変わりは無い。
触れていると俺に欠けているものが何なのか、
其の答えが朧に視える様な気がしてならない。
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恐怖との付き合い方について綴っていた一頁を記憶しているので、此の場を借りて俺の意見を述べるつもりでしたが、如何やら長くなりそうなので其れはまた近い内にでも。
祝辞に礼を。
俺の方こそ、剃刀の様に鋭利な視点で綴られる見解も、惚気も、此の先も愉しみにしています。
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