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┗2767.神ツ実(59-63/148)

|||1-||||リロ
59 :藍染惣右介
2010/12/06(月)19:13:12

何時の間にかその辺の野原で眠っていた、其処まで目を通しただけで絶句し頭を抱えたくなった。
なんて無防備なんだと君の保護者としては気が遠くなり。
だが…、危険な野原で何も知らずに夜風にそよそよと毛を靡かせて、気持ち良く夜を明かしたラムの可愛い寝顔、其の純真無垢を考えれば途端に頬が弛んでしまった。
こんな状態ではラムを叱り付けられそうも無く、ラムの保護者として如何なものかと苦笑混じりに思う。

目覚めて直ぐの衝撃と、抑えようもない愛おしさ。
そして君の優しい残り香と温かく散らばる羊毛に(笑)、君を抱き締めたくて堪らなく成った。

然し何時危険が迫るかは解らないから、君に何か有れば直ぐに解る様に鈴でも付けるかい?
付ける場所は…ああ、其方に長けて居る君になら簡単に解るだろう。

…其れと、心配性な君に報告を。(そうさせてしまったのは私なのだが、)
今日は驚く程にぐっすりと眠り込んで居たよ。途中で目覚める事も無く、満足の行くまでね。
誓い通り、強いものには頼らずに。

それにしても済まないなんて、何か有ったのだろうかと。野原で眠り転けている間に狼に悪戯でもされたか。其れともまさか、私への興味が尽きたのか。…まさか。

私には思い当たる節が無く君への感謝でいっぱいなものだから、少し気に掛かる。

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60 :藍染惣右介
2010/12/07(火)05:56:02

彼の事が好きだ。好きで好きで、如何仕様も無い。 
だが、彼は如何なのだろう。 


ラムが散らかした毛を拾い集めながら、そう…ふと思った。 

最早彼無しでは生きて行けそうに無いなんて、皆の上に立つ者として如何なものかと思うが。
─そうだな、若し私が囚われの身となれば彼に逢いたい一心で脱獄を繰り返すだろう。 …私が誰かに囚われて動けなく成るなんて有りもしない話だがね。(笑)


ラム、好きだ。本当に、とても。 
隣で眠る君の頬にもう何度口付けた事だろう。


ラム、君は私の全て。私の、全世界だ。

何故私達はもっと早くに出会う事が出来なかったのか。
互いが知らぬ過去を思えば歯痒く悔しい。


出会った彼の日、実を言えば君をずっと外から眺めて居た。
恐らく、一時間以上は君を。
時間が時間だっただけに、声を掛けようか、掛けまいかと酷く迷った事ははっきりと今でも覚えて居る。 

もう少し私が躊躇して居たならば君は帰って居たのかも知れない。 
君がどんな思考の持ち主かも解らないと言うのに、彼の晩は何故か君から眼を離せなかった。

思い切って声を掛けて良かったと、今では其れしか無いけれど。 


そうして私達は奇跡的に出会い、其の場限りでは無く君のお蔭で次へと続いたね。
こんな事を綴って許されるのか解らなく些か不安では在るが、此の場所で過ごすのは君で最後だと、その最後を過ごす相手である君と逢うのも二度、多くて三度迄だと決めて居た。
此の場所に深入りをしてしまうのが怖くて、他の何処かへ移ろうと決めて居たのだよ。 

そして其の最後の日、君から蝶の提案を貰った。 
だから彼の時、君が蝶をと言ってくれなければ私達は終わっていたのではないかと思う。
(君に非は全く無かった。君は直感通り美しい子だった。ただ前述の通り、誰が相手でも深入りは止して早めに去ろうと決めて居ただけだ。) 

運命は生まれ落ちた瞬間から決まって居る、誰が何を頑張ろうと運命は途中で変えられはしないと、…此れは私の自説だが。
だから、私達は出会うべくして出会い、君は私の運命の相手だったのだと思う。 


君が、好きで好きで仕方ない。
絶対に、君の手だけは離さない。離して遣らない。



自己嫌悪だ。
またやってしまった。 
消去しようと思ったが時既に──。 君が眼を通した後だろうから今更、卑怯で情けない気がした。
所々酷い表現になっていた箇所は訂正を。
気を悪くしただろう、本当に。本当に済まない。

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61 :藍染惣右介
2010/12/08(水)19:11:55

目覚めは最悪だった。
自戒のつもりでラムへの就寝前の挨拶も止め、彼の綴りを覗き見ては未だラムは起きて居るのだと、そして桃毛の温かさを鮮明に思い出しては込み上がる恋しさに頭を抱えた。
理由は違えど何時かの彼の様に、少なくとも明日までは禁制しようと決意した筈が。
矢張りラムの聲が聴きたく、柔肌の温もりが恋しく、自戒のつもりだと言うのに落ち着かず朝を迎え、当然目覚めも最悪だった。
結局耐え切れず君の元に帰ってしまい、空いた時間は無意味な物でしか無くなった。
色んな意味で私は意志が弱い。
其れだけなら未だしも、斯うして最近は泣き言ばかりを彼に。

今夜は辺り一面に毛を散らかして欲しい。
ラムが眠りに就いた後、寝顔を眺めながら毛糸でも作ろうかと思う。

>12/08,21:48

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62 :藍染惣右介
2010/12/08(水)19:12:21

九日の君の日記に目を通せば忽ち頬が熱くなる。
嬉し恥ずかし、と言う心情だよ。
照れてしまう、君に其処まで想われて幸せ過ぎて嬉し過ぎてね。
 
今私に恋人について惚気させれば間違いなく、国際的な何らかの賞を受賞出来そうだ。
12/11,02:02

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63 :藍染惣右介
2010/12/11(土)02:10:18

更新されていた筈のラムの綴りが見当たらず、前後の棚を何度か行き来してしまった。

私の綴りと繋げていた事を一時的に忘れてしまい、だから若しかしてと、自力で(と言っても時間にすれば直ぐだろうが)辿り着いたけれどね。

嗚呼、タイトルの意味を知った彼の瞬間。ラムの愛情を此れでもかと言う程に感じ際限無い幸福に包まれた。
ラムは私を驚かせて歓喜させる名人、否…名羊だと。つくづくそう思った夜だった。

此処迄誰かに愛された記憶も、幸福にして貰った記憶も皆無。
其れに君以外を記憶する容量なんて私の何処にも在りはしない。
  

嗚呼、夢でもラムに逢えるだろうか。
駆けっこと銘打ち、態とラムを先に走らせ、駆け回る愛らしい姿を堪能した後にラム狩りを始めよう。

野原の端から端まで、捕まえた君を抱き締めて転がり回りたいものだね。

>07:38


(…謝罪の準備をして答えを待って居ようかな。)

耳と尻尾は、しおらしく垂らして居たかい?

可愛い、可愛い。君が世界で一番可愛い。 

>08:17 追記

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