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80 :
シィアン・スンスン
2012/05/21(月)17:00:34
侵食される様を一様に仰ぎ見て、あなた方は何を思ったのでしょう。
(月が陽を喰らう。)
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81 :
バラガン・ルイゼンバーン
2012/05/25(金)10:30:15
小さき世界で足掻く、小さき者共。
奴等は皆一様に己の不可能性から目を背け、やれ夢を持てだの、やれ希望を持てだのと嘯いている様だが…儂に謂わせれば、『滑稽』──其の一言に尽きる。
笑わせるなよ、蟻風情が。
存在するモノは皆等しく、
自然の摂理に囚われている。
万物は何時か必ず朽ち果てるのだ。
身の程も弁えず事を成すなど、先ず不可能だと識れ。
> Gobernante del tiempo.
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82 :
シィアン・スンスン
2012/05/25(金)10:30:44
「見返りが欲しい。」
其の想いは果たして、
卑しいモノなのでしょうか。
浅ましいモノなのでしょうか。
ねえ、教えて下さいな。
与えるだけで充足する、そんな精神構造など私には到底理解出来ません。
「献身」と言えば聞こえは良いけれど、実状は自己犠牲なんて尊いものでは無く──他者の心身を掌握した者による、一方的な搾取行為なのではなくて?
……そう感じてしまう此の思考が、卑しく、浅ましいと言う事なのかしら。
喩えば。
与え、捧げる事が愛ならば──…
私にはきっと無理。
恋い焦がれるだけで充分です。
とは言え、其の感情すら失くして久しく、疾うに忘れてしまっているのですが。
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83 :
シィアン・スンスン
2012/05/29(火)21:36:20
> El mar profundo.
流した泪は水に融け、
溢した溜め息は泡となり、
音も無く弾けて散る。
胸に仕舞った想いは
水底で泥と共に澱み。
密かに詠った詩は、
高い高い場所迄昇り
波の音に紛れて消える。
留めた記憶は徐々に浚われ、
気付かぬ内に歪んで行くのです。
外でもない、
私自身の手によって。
早く、圧し潰して下さいな。
此の手が大切なモノを壊してしまう前に。
(──早く、)
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84 :
シィアン・スンスン
2012/06/06(水)12:25:09
淋しさに溺れて視る夢は、
また、あの人の夢。
夢で再会が叶っても、私は──…
私は、矢張りお傍へ行けないのですね。
あんなにも近かったと言うのに。
こんなにも…逢いたかったと言うのに。
詰まらない意地と羞恥に囚われ、態と目を逸らして背を向けて。
あなたの視線を背中に感じても、気付かない振りをして距離を取る。
──まるで、あの日と同じ。
なんて愚かなのかしら。
夢は、目覚めた瞬間泡の様に弾けて消えてしまいますけれど。
此の想いが何時迄経っても消えてくれないのは、どうして?
(──Perdoneme.)
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