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┗2918.a ghastly draft(172-176/190)

|||1-||||リロ
172 :黒崎一護
2014/02/22(土)07:01:40

自分と同じように伸ばされる手はいくらでもある


色が白くて、骨ばってなくて、指も長くて、爪まで綺麗で

俺なんかよりずっと、秀でてる掌が触れられるのを待ってる





でもよ、

選んでくれたのは、そういうことだろう?

もう少し、自惚れてみようと思う

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173 :黒崎一護
2014/04/10(木)01:33:37




話し方

触れ方

遠ざかっていく気がするのさえも傲りなのか

そんなものなかったのかもしれねぇ





どうでもいい

ただ心から、笑って傍にいたい
なにも怖れずなにも憂いずに

真っ白な部屋の中に浮かんでいるだけで

なにも抱かずにいることが難しくなる



揺れる頭の中を

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174 :黒崎一護
2014/06/08(日)17:26:41

少しは、アンタに似合いの橙になれたか



時間が出来たんで…なんて、言ってみたかっただけ。
つー事で珍しく、辿ってみたんだよ俺の幸せを。でも千切れた風船の紐だけが落ちてて、有能じゃねぇ俺の頭は全部を繋ぎとめておけねぇみてぇだ畜生。でもな、そこに入ってた空気の香りだけは残って俺を包むんだよ。嗚呼…みてぇな、ぼんやりしてんだけどもっと本物みてぇに感覚に伝えてくる。見た景色や聞いた言葉や触れた温度は、忘れねぇと決めたつもりでも忘れちまってる。悔やんでも悔やみ切れねぇけど、確かに残るもんはそんな外側のもんじゃなくて、その時呼び起こされた俺の中の温度。思い返す度に体の中がその時の温度に染まってく。



まぁそんな感じで辿っていくうちに思ったことひとつ。…俺も大人になったよなァ、?

馬鹿の極みの如く妬いてたこともあったなー…、口づけんのが恥ずかしくて堪んなかった時も…恥ずかしい呼び方はまだ攻略できねぇけど…、文字が短くなったのは構えずに居られるようになっちまったから?自然に気持ちが早っちまうんだよ、

まぁそんな成長っつーか、懐かしさも吹き飛ばす発見がひとつ

"俺、最近何にもしてなくねぇ?"

こ…れは、改めて気付くと堪んねぇ。
確かに昔もあんまり活動的じゃなかったにしろここまで怠慢っつーか何もしねぇことは無かったんだよ。今…やべぇ。俺すげぇ出来の悪い片割れになってねぇ?ちゃんとしねぇと呆れられる…もう本当に。危機。

名前呼んで呼ばれて手を伸ばしながら足を進めて、目の前が暗くなるまで顔を押し付けて相手を手繰り寄せる、その前に同じような温度が背中に返って来て包まれる。

…だけ。

っ…だけって、なんて贅沢なんだ俺。いや、そういう意味じゃなくてホラ…やっぱアンタが疲れて返ってくるのに癒しも楽しみもねぇんじゃ本当に片割れ失格だろう?

ただコレは…本当に直りそうにねぇんでタチが悪い。焦りが一頻り押し寄せた後、じわじわと幸せを肯定しちまう自分がいるんだよどうしようもねぇ。

アンタが好きで、もう色んなもんを剥がされた俺の気持ちは真っ直ぐに、何の作られた魅力もなくアンタに突っ込んでっちまうんだ。ただ、それは好き以外の俺の感情も同じだってことが本当にダメなところ。俺の一喜一憂の殻をアンタに何らかの形で投げちまう。名前を呼んだり…しがみついたり…アンタに触れることで逃げちまうんだ。それがアンタにとって、楽しくねぇし良くねぇことだって分かってるつもりなのによ。


それでも、こうして傍に居てくれた時間の積み重なりが、俺に気付かせてくれる。その想いの大きさを、その言葉の重みを。その肩に色んなものを背負いながら、俺の体も抱き締めて離さないで居てくれるアンタに、俺は憧れて救われる毎日だ。

愛してる。
身勝手に。

世界がたわいもないと笑うことも、俺にとっては大きすぎる変化だと身勝手に思う。

なぁ、聞いてくれよ。
アンタが居てくれたから。
それが今のひと時でも、口に出して言えるようになった俺がいるよ。


久しぶりに瞼が重いなんて嬉しい。
せっかくだ、白衣引っ張り出してお帰りが言えるまでソファ独占。

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175 :黒崎一護
2014/06/24(火)01:37:06


愛してる、

大好きだ、もうなにも見えないのはアンタのせいだ



>勘違い、穴を掘ってでも入りてぇ





>                        7/8 大切な日

ふたつ揃いの銀色にアンタが誓ってくれたこと
ひとつ特別な銀色に俺が初めてちゃんと誓えたこと

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176 :黒崎一護
2014/07/21(月)02:12:24


しあわせを生きてもう数年、振り返れば同じ季節が幾つか増えてどれだったかなんて考えてまたしあわせ。そんな中でもまだ欲は出て、貪欲になる自分をどうすることもできねぇけど、それならいっそ忠実に、素直に強請って生きたいと思うこの頃。

愛する人の苦労は一段と増えているに違いない(クスクス)

俺の貪欲は、頭の足らない俺が覚えておけることもそう多くないことに少々不満な様子。だから努めて書き残そうと今更、夜な夜な腕を抜け出して書く。


7/8  苺と苺でしあわせに感謝した日

>お前をイメージした酒だ、
目の前に出された少し大きな白い箱から出てきた真っ赤な小さい粒と細かく浮かび上がる泡とその可愛らしい色が俺とは不釣り合いで恥ずかしくなった

いつもいつも、こういう節目はアンタが覚えて居てくれて口に出してくれる。俺は甘えて、その日が祝うべき良い日だったことをアンタの口からまた聞かされて安心してる。あぁ、多少語弊があるな。安心を感じるのは聞かされてもっとずっと後になってから。先ずはただただしあわせで、その日のはじまりを思い出して今に繋がったことにまたしあわせと感謝を感じる。そのずっと後に、なんとなくホッとする気持ちが来る。

アンタは色んなことをしてくれるから毎度驚かされてばかりで、俺の得意は相変わらずチョコレートにはじまったあれぐらいなもんだから情けねぇ。

でも、でも今回だけは俺も、どうし
てもあげたいことがあったんだよ。ずっと思ってたもんで、俺がアンタの


俺が用意したものは俺の小さな一歩の結晶

俺の力が及ばないと思ってたことにも、少しだけ手を伸ばしてみた。アンタに届くための永遠を少しだけ。俺はありがとう

>ずっと一緒だ。

アンタも聞かせてくれる声。俺からも今度はただ願いとしてだけじゃなくて、俺からも伝えさせてほしい。願わない日はない、俺の光…。

最近、何時もにも増して思うことは…俺の小さい沈みを感じ取ってくれて…ありがと、な(小声) 

アンタの声に小さく笑っちまって前を向けたり、あたたかいもんが生まれたするのは、全部アンタの気持ちが伝わったからだと思ってる。受け取り方はまだまだ下手で悪い、俺の中ではもっと大きく響いてるんだぜ。

嬉しいの手前に、もうアンタの掌が触れている
悔しさの後に、楽しげに笑むアンタが浮かぶ
淀んだ夜には、傍に居てくれる温かさがやってくる


おはように、お帰り、好きだとかも

言葉に乗せて届けるには重過ぎるこの胸の内

夢の中に住んでるんじゃねぇかと思う、本当に


そんなしあわせを生きてもう数年、振り返るしあわせを覚えてなんでも残したくなる…そういう欲がある反面、ここが減るのが惜しくて堪らないから中々増やせなかった最近。なんて我儘な俺だけど、これからも傍に居させてほしい。

俺からもちゃんと伝えさせてくれ。
>ずっと一緒に、傍に居よう。

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