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┗2984.流離う欲情(9-13/43)
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9 :
浦原喜助
2011/10/21（金）17:26:08
戸惑うことを知らない子供のように、
濁りきって何も見えなくなった瞳のように、
罪悪感に蓋をして
自分の心に嘯いて
捨てる
何もかもを、一切の感情を交えず
愛を囁いたこの尊い灯火の色を捨てる。
君が大嫌いッス。
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10 :
浦原喜助
2011/10/22（土）17:03:09
雷雨
曇天
鉛色
雲の切れ間に光を探し
嘆く嘆くは賢犬鈍猫
白黒なぞり刃を向けて
勝敗つく頃、何時か何時か…
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11 :
浦原喜助
2011/10/29（土）02:42:18
たとえば
アタシが全知全能だとしたならば、
恐怖に震え怯え出す だろう。
何も知らない安寧の中で
怖い怖いと泣き叫ぶのは
無知、あるいは、幻想
10/28
地球終わりませんでしたねェ
てっきり宇宙人でも襲ってくるかと思ってたんスけどねえ
小煩い小姑は長生きするモンなんスよ。
突然なんの前触れもなく逝ってしまう。
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12 :
浦原喜助
2011/11/01（火）21:30:55
むべ
山風を
あらしと
いふ
ら ん
風々 なく なく
僕に吹く風は
無くのか
泣くのか
鳴くのか
啼くのか
哭くのか…
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13 :
浦原喜助
2011/11/17（木）20:54:31
アタシが生きていると今証明してくれるものは 何
もしかしたら死ぬ間際に願った永遠の夢の中にいるだけかもしれない
世界や総てのものがアタシの幻覚ではないと今証明してくれるのは
胸に手を当てると確かに聞こえて来る心音が幻聴でないと今証明してくれるのは
何
か
°
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