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綴一覧
┗3032.Cappuccino.(29-33/102)

|||1-||||リロ
29 :吉良イヅル
2012/03/04(日)04:53:10

願う事の愚かさと云ったら。

これは受け入れ難き真実に抗う者の性なのだろうか。切実、という音の重い事。

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30 :ザエルアポロ・グランツ
2012/03/09(金)23:08:12

君のそういうところが嫌いなんだ。ほら、自覚すら無いだろう?僕を余り怒らせないでくれ。

僕を世界一嫌いになってごらんよ。
(―あァ、癖になりそうだ。)

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31 :朽木白哉
2012/03/10(土)02:54:05

―そうだ。彼奴に真意を口にする術等元より持ち合わせては居らぬ。

如何程愛そうとも。
幾度触れたくなろうとも。
此の腕に抱きたくとも。
其の呼吸を奪いたくとも。

伝わらぬなら其れも良い、伝わるなら猶も良い。

筆不精が綴る此の様な拙文さえも、手を休めれば忽ち筆の先より墨が滴り滲んで黒に歪む。其の意味は誰にも、貴様にも理解等敵うまい。

>>此の焦燥にこそ待てを唱えられたなら。

其れでもまた、夢のようだとお前は笑うのだろう。知っているのだと泣くのだろう。

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32 :浮竹十四郎
2012/03/11(日)04:52:57

愁い無き世界は何処にも存在しない。今この刹那に誰かが笑えば、違う誰かが泣いている。祈りは届いたと誰かが涙すれば、願いは叶わぬと自嘲う誰かがいる。

抹消出来る記憶はない、けれども癒えぬ傷も断てる絆もない。

>>雨降りの空に何を学んだ?
帰路に悩む事?其の冷たさに歎く事?静寂に怯え耳を塞ぐ事?いいや。傘が要る事、涙を隠す事、花が咲く事、晴れれば虹が掛かる事。そうだろう?

直に太陽が、迎えに来るよ。
(白雲の続く空の先は蒼いのだと、俺は信じたい。)

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33 :毒ヶ峰リルカ
2012/03/13(火)04:55:02

知っている、記憶の断片から徐に消えてゆく哀しみを。

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