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┗3032.Cappuccino.(44-48/102)
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リロ
44 :
朽木白哉
2012/04/11（水）20:19:54
今何を思う。今、何処に居る。
探せど探せど姿は無い。
その腕を掴む事二度は敵うまい。
あれを失うまでは欲しいもの等然して無かった、のに。最早戻らぬものが欲しいと願う今。これは何と滑稽な掌だろう。願い合わせる意味も、悔いて握る意味さえも酷く無意味なものだ。そしてそれを解っていながら何故を止める事が出来ぬのか。…屹度私が、それをする事で幾らか救われるからなのだろう。
その嫋やかな微笑はまるで花の様だった。
知らずに居た、気付けずに居たのだ。
>>会いたいと願う事がこんなにも苦しいとは
（…緋真、私は─…。）
今此処に彼奴が傍に居るのなら、呑み込めた言葉だったろうか。
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45 :
市丸ギン
2012/04/12（木）21:48:47
考えて考えて出た答え。
何もしない。
苦痛を乗り越えようと抗う事は、反ってそれを拡げるだけやと気付いた。
何かを描ける日ィ来るまで。
（君の言葉を思い出したんや）
…それが間違うてても、ええ。
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46 :
小島水色
2012/04/13（金）01:10:39
解ってないね、君も。
まあ僕を理解するには相当苦労するだろうけど。もっと可愛がってよ。猫を撫でるみたいにさぁ。少しくらい外方向いても、じゃらしてごらんよ。
なーんて…面倒臭いなんて思っちゃやだよ？ね、お姉さん？(笑）
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47 :
朽木白哉
2012/04/13（金）16:56:29
浅はかな判断こそ視野を狭める要因となるのだ。その刹那にて臨機を見極めなければならぬ。先を知るには常に深きを読め。
―――
私の存在は其れ迄だったという事。問うたところで、其処に意味等元より無い。此の道は最早一方通行なのだろう。下らぬ戯れ言に過ぎまい。
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48 :
市丸ギン
2012/04/17（火）00:56:59
なあ、ボクってそんなモンなん？何時までもボクが頷いとるだけや思ったら大間違い。キミ、ボクん事どれくらい知ってる？なんて云うたら、キミはどないな表情なるんやろ。
キミが思うてる程…ボクは聞き分けいい子ちゃうし、優しゅうないし、ほんまは強くないんやで。
雨が重くて俯く花みたいに。風が痛くて樹に憩う鳥みたいに。海に溺れる魚みたいに。知らん所で隠れて耐えるしか出来へんねや。いつものボクにはなれへん事もある。
キミの前じゃ見えへんボクの穢い部分。
せやけど、愛したいと思うからこそ、哀しくもなる、愉しくもなる、触れたくなるんや。
>>ボクがキミの手ェ離したら、キミは泣いてくれるやろか。
（こんな卑屈になるボクをどうか許してくれへんかな。）
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