綴一覧
┗3032.Cappuccino.(84-88/102)
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84 :
井上織姫
2012/08/10(金)20:20:34
辛くも痛くもない、哀しくもない。…だけど。私が私の何かに気付く前に、最後のズルをしよう。
>>どうか、許してね。
(きっと泣いてしまえば、それに気付いてしまうから)
さようなら、昨日までのバカな私。
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85 :
朽木白哉
2012/09/11(火)03:46:24
如何様に時を経ども、失せる想い等塵ほどもなく。
ただ温度を確かめんと延ばし欠ける腕の浅ましき事。
(傍らへ居ると知るに、離れて仕舞わぬようにと)
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86 :
朽木白哉
2012/10/30(火)03:15:13
護らねばなるまいものがある。
今は、未だ、
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87 :
朽木白哉
2012/12/20(木)14:26:47
呼応を求める我が肉体は、例えばそれが無意識的なもので在ったとしても、其れは紛れもなく心という存在を持て余している理由に外成らない。
不意に振り返る折気付くは、侘びしさに呑まれた浅ましく滑稽な己の影。いつからだ、と吐いてみても。
名を呼べ、熱を寄越せ、この手を引け
>>未だあれを想う私が在ろうとは
(いっそ不要だと鳴くが良い、なんて)
その声届かねば、繋ぐことは無い。
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88 :
朽木白哉
2013/02/17(日)02:49:01
お前が私を思わぬことが恐ろしいと眼を臥すのではない。この私自身が、お前を記憶の破片と化することこそが、何より恐ろしいと眼を閉ざすのだ。
その見据える先に、私は未だ映るだろうか。
(我が眼差しの奥に思うは、背を向ける君よ)
臆する心が今再び音を立てようとは。
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