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┗3128.左利きの花道(69-73/118)

|||1-||||リロ
69 :檜佐木修兵(翠)+阿散井恋次(暗朱)
2013/06/05(水)15:30:49

>6月5日(水) ■たまごの日■

>ほぼ毎日、朝は五時亦は六時起き。
>起床時より小一時間程早朝業務をこなしてから朝飯・洗濯・掃除・ちょびっとの自由時間。
>世間一般と変わらぬ始業時間から九番隊舎に篭って隊務と編集作業をこなし、世間一般では残業と呼べる時刻に業務を終える。
>それから晩飯作り、今日も一日お疲れさんと晩酌を愉しんで風呂に入って就寝。

>―――――そりゃ夜更かしなんて出来ねぇ訳だよっ!!!

>晩酌を止めれば少しは遅くまで起きてられるだろうが、其処はなー…。んな深酒してるつもりは無ぇけど、でも仕事明けの一杯が楽しみで昼間頑張ってる面も在っから呑むのを止めたくは無い。
>ハァ…。

>今夜こそ今宵こそ。眠い目擦ってでも一護から届く蝶をリアルタイムで捕まえてぇ。

>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
六月五日(晴) □浜茄子□

8 と 六

浜茄子の色が良く似てる。

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70 :四楓院夜一
2013/06/05(水)15:40:36

名前は呪。名前は縛。



よう云うたものよ……。儂の目から鱗が落ちたわ。

ほっほっほ、まあ気が向けば後々編集して何かしら呟くやも知れぬ(笑)

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71 :檜佐木修兵
2013/06/09(日)08:08:34

>「ねーねー、副隊長センセー。あと何回勝ったらボク優勝できる?」

死神の基本戦闘方法となるのが「斬」「拳」「走」「鬼」
個人的に重点を置いてるのが「白」と「斬」で、今回は斬術の話し。
>半なり

死神を目指す者は霊術院で基本戦術を習うものだが、それ以外にも嗜みとして・あるいは生きてく上で幼い時分より「白」や「斬」を修練する者達は多い。殊更、死神は斬魄刀による戦術が主なので斬術には尸魂界全体で力を入れており、新たな逸材を発掘する意味も含めて幅広い年齢層を集めた大会なども盛んに行われている。

その内のとある大会でのこと。その日は特に盛大な大会で、上は護廷十三隊の隊長各から下は年齢が片手で数えられる程の幼子までが夫々の力量に見合う階級に区分されて戦うという大掛かりな仕合会場で俺は出場選手ではなく審判を担当していた。それも自ら買って出て幼児の仕合を。理由は……可愛いから(胸張り)
幼子の仕合は斬術と言うよりチャンバラごっこと呼ぶのが似合う内容では在るが、本人達は至って真剣で在るが故に此方も審判として手を抜かず公平な判断の元に勝敗を決してた。

それなので俺の姿を覚えていたのであろう。
まあ腕には副官章、一目で審判と解かる装束も羽織っていたからだとは思うが。
何れにせよ休憩時間に一人の幼児が袴の裾を引っ張ってきては
「ねーねー、副隊長センセー。あと何回勝ったらボク優勝できる?」
と質問してきた。

坊主、今日は何回勝てたか?
「二回勝った」

この子が出場出来る年齢層の仕合は少し前に決勝戦が終わり、且つその仕合の審判も担当したから彼が結晶に残ってなかった以上途中敗退してしまったのは解ったのだが、嬉々として優勝を目指す幼子に「出来ない」と答えるのは死神…いや、大人として忍びない。
なので在り来たりではあるが幼子の目線に合わせて座り込み―。

今まで優勝したことはあるか?
「あるー!」
お、坊主凄えな。で、その時すごく嬉しかっただろ?
「うん」
なら今日負けちゃった時、悔しくて泣いちゃったか?
「泣かないよ。ボクつよいもん!」


そうか…。でもなぁ、負けたのが悔しくて泣くことは決して弱虫じゃ無いぞ。
白羽織りを着てたり腕に副官章付けてるような強い大人達だって負けて悔しいって思うし、坊主ぐらいの歳の頃は泣いちゃったことがある人だって居るはずだ。

>『あーっ!○○くんここにいたー!(同年代の同じ装束を着た男子幼児がわらわらわら)』

だけどな、そうやって悔しくて泣くような思いがあればもっともっと強くなりたいって思うようになれて普段の練習を頑張ることが…

>『戦いごっこしようよ!わーわーきゃーきゃーズギューン・バギューン!あれるぜえ~、とめてみな!(男子児童狂喜乱舞)』
>『コラッあなたたち何処に行ってたの!先生のそばから離れちゃ駄目でしょ。みんなのところに戻るわよ(父兄らしき人登場)』

そして蜘蛛の子散らすように走り去ってく幼児達。其の中には袴を引っ張った幼児の姿も。


……お、俺。いま良い事言ったよな?くっ、……流石幼子、人の話なんざ訊いちゃいねえぜっ!

ま、それはそれでいいけどな。
仲間が来る前、幼児に語るには小難しい内容でもあの子は(多分)真剣な顔で訊いていたから。
頭の片隅に残ってくれりゃ御の字。そうすりゃきっと何処かの大会で優勝出来る事もあるだろう。


負けて泣くほど悔しい、か。
死神の務めと指南以外で斬魂刀を振ることが久しく無かった自分がそんな想いを抱いたのは一体何時だったか…。
指導も自己鍛錬の一環とはよく言ったもんだ。
口にして改めて実感させてくれた幼児に感謝しなきゃな。


「つか、お前らちゃんと前見て走れっ。転ぶなよー!」
「バイバーイ。副隊長センセー」



■余談■
>修兵、アンタ暇なの?
ら、乱菊さんっ。
>丁度良いわ、暇してるならちょっと手伝ってくれない?
乱菊さんのお願いなら、この檜佐木修兵喜んで!
>さっすが修兵♪人手が足りないから審判やって欲しいんだけど。
解かりました。で、今度は低学年齢の部ですか?
>そっちは人が足りてるわよ。お願いするのは一般隊士三席から六席の部。
……は?
>その階級、煩い二人がいるから面倒くさいのよね。後は宜しく!じゃあね~♪
ちょっ、乱菊さぁぁぁん!!!

>「審判はテメェかよ檜佐木。ボケッとしてねえでさっさと進行しろよ!」
>「全くトロいよねキミは。美しくない」



ツルッパゲにナルシストなんざ…………可愛く無ええんだよおぉぉぉっ!!!!

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72 :檜佐木修兵
2013/06/09(日)08:16:46

【※捏造含む私語内容につき閲覧注意※】

もう一年経ったし、まだ一年しか経っていないんだよな。

>6月9日

無事に二年目を迎えられる喜びを。
梅雨の中休み、こんな天気の良い今日この日が
結婚記念日ってヤツだ。


去年の五月末頃、前綴りの最終頁で一護に求婚したが結果それは玉砕。
前に自分が二度プロポーズしたのは断られたのに、俺の方から一回たけの求婚をほいほい受けるのは納得もいかないし悔しかったらしく、一護が選んだ日に結婚
しようってこととなった。
それが去年の六月九日・午前零時零分

総隊長や各隊長格に報告をする訳でもない。
何処かの役所に届けを出す訳でもない。
ただ二人だけの口約束。
傍から見れば飯事みてぇな結婚生活だけど。

>幸せで。
恋人同士の頃から同居をしていたから新婚生活ってのが急には実感沸かなくて。
>それでも幸せで。
最初の頃は自分達の中で結婚を機に何が変わっていくのかがよく判らなかったけど。
>とにかく幸せで。
一日一日、他人ではなく家族なんだと。恋人でなく伴侶なんだと思い知れる発見や出来事を二人で重ねてくにつれて
>あっという間に幸せに過ごせた一年でした。


有難うな。
お前が一目惚れしてくれて、諸々のことに諦めないでくれたから今の関係にまで発展することが出来たんだ。
飯事みたいだと言われたって構わない。
お前と結婚できて悔いは無い。

今は互いに忙しい身で時間に関しては侭成らない事が多い。
それでも二人の、二人だけのペースで去年遣ったこととか今年から新たに始めるコトとか、これから先も色々な時間を共に過ごして行けたらいいな。

過ごして往くぞ。それが二年目の目標だ。


因みに現世で見た新婚さんを『いらっしゃーい』って出迎える番組の定義で言ったら、三年目までは新婚として括られるらしいぞ(笑)

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73 :麒麟寺天示郎
2013/06/16(日)09:27:26

面倒臭ェなチクショ――!!

さっさと本物の死神になっちまえば俺サマが迎えに行く手間が省けるのによ。
霊王サマに惚れられてるて前ェなら護廷十三隊すっ飛ばして零番隊入り間違い無ェだろうに。
そうすりゃ一々王鍵もクソも関係なくウチの湯に浸かりに来る事だって出来るだろうが。
なんだったら逗留ついでに其の侭住み着いたって構わねェぞ。
て前ェになら麒麟殿の一室と言わず二部屋三部屋好きなだけくれてやらァ。
て前ェに望まれる侭、好きなだけ心も身体も治してやる。



―――もどかしい。
俺も“烈”もて前ェを癒す術を身に付けているのに其れを行使出来ねェのがもどかしい。
何より、もどかしさにイラつく俺サマ自身が一番面倒臭ェ。

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