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┗3128.左利きの花道(71-75/118)
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71 :
檜佐木修兵
2013/06/09(日)08:08:34
>「ねーねー、副隊長センセー。あと何回勝ったらボク優勝できる?」
死神の基本戦闘方法となるのが「斬」「拳」「走」「鬼」
個人的に重点を置いてるのが「白」と「斬」で、今回は斬術の話し。
>半なり
死神を目指す者は霊術院で基本戦術を習うものだが、それ以外にも嗜みとして・あるいは生きてく上で幼い時分より「白」や「斬」を修練する者達は多い。殊更、死神は斬魄刀による戦術が主なので斬術には尸魂界全体で力を入れており、新たな逸材を発掘する意味も含めて幅広い年齢層を集めた大会なども盛んに行われている。
その内のとある大会でのこと。その日は特に盛大な大会で、上は護廷十三隊の隊長各から下は年齢が片手で数えられる程の幼子までが夫々の力量に見合う階級に区分されて戦うという大掛かりな仕合会場で俺は出場選手ではなく審判を担当していた。それも自ら買って出て幼児の仕合を。理由は……可愛いから(胸張り)
幼子の仕合は斬術と言うよりチャンバラごっこと呼ぶのが似合う内容では在るが、本人達は至って真剣で在るが故に此方も審判として手を抜かず公平な判断の元に勝敗を決してた。
それなので俺の姿を覚えていたのであろう。
まあ腕には副官章、一目で審判と解かる装束も羽織っていたからだとは思うが。
何れにせよ休憩時間に一人の幼児が袴の裾を引っ張ってきては
「ねーねー、副隊長センセー。あと何回勝ったらボク優勝できる?」
と質問してきた。
坊主、今日は何回勝てたか?
「二回勝った」
この子が出場出来る年齢層の仕合は少し前に決勝戦が終わり、且つその仕合の審判も担当したから彼が結晶に残ってなかった以上途中敗退してしまったのは解ったのだが、嬉々として優勝を目指す幼子に「出来ない」と答えるのは死神…いや、大人として忍びない。
なので在り来たりではあるが幼子の目線に合わせて座り込み―。
今まで優勝したことはあるか?
「あるー!」
お、坊主凄えな。で、その時すごく嬉しかっただろ?
「うん」
なら今日負けちゃった時、悔しくて泣いちゃったか?
「泣かないよ。ボクつよいもん!」
そうか…。でもなぁ、負けたのが悔しくて泣くことは決して弱虫じゃ無いぞ。
白羽織りを着てたり腕に副官章付けてるような強い大人達だって負けて悔しいって思うし、坊主ぐらいの歳の頃は泣いちゃったことがある人だって居るはずだ。
>『あーっ!○○くんここにいたー!(同年代の同じ装束を着た男子幼児がわらわらわら)』
だけどな、そうやって悔しくて泣くような思いがあればもっともっと強くなりたいって思うようになれて普段の練習を頑張ることが…
>『戦いごっこしようよ!わーわーきゃーきゃーズギューン・バギューン!あれるぜえ~、とめてみな!(男子児童狂喜乱舞)』
>『コラッあなたたち何処に行ってたの!先生のそばから離れちゃ駄目でしょ。みんなのところに戻るわよ(父兄らしき人登場)』
そして蜘蛛の子散らすように走り去ってく幼児達。其の中には袴を引っ張った幼児の姿も。
……お、俺。いま良い事言ったよな?くっ、……流石幼子、人の話なんざ訊いちゃいねえぜっ!
ま、それはそれでいいけどな。
仲間が来る前、幼児に語るには小難しい内容でもあの子は(多分)真剣な顔で訊いていたから。
頭の片隅に残ってくれりゃ御の字。そうすりゃきっと何処かの大会で優勝出来る事もあるだろう。
負けて泣くほど悔しい、か。
死神の務めと指南以外で斬魂刀を振ることが久しく無かった自分がそんな想いを抱いたのは一体何時だったか…。
指導も自己鍛錬の一環とはよく言ったもんだ。
口にして改めて実感させてくれた幼児に感謝しなきゃな。
「つか、お前らちゃんと前見て走れっ。転ぶなよー!」
「バイバーイ。副隊長センセー」
■余談■
>修兵、アンタ暇なの?
ら、乱菊さんっ。
>丁度良いわ、暇してるならちょっと手伝ってくれない?
乱菊さんのお願いなら、この檜佐木修兵喜んで!
>さっすが修兵♪人手が足りないから審判やって欲しいんだけど。
解かりました。で、今度は低学年齢の部ですか?
>そっちは人が足りてるわよ。お願いするのは一般隊士三席から六席の部。
……は?
>その階級、煩い二人がいるから面倒くさいのよね。後は宜しく!じゃあね~♪
ちょっ、乱菊さぁぁぁん!!!
>「審判はテメェかよ檜佐木。ボケッとしてねえでさっさと進行しろよ!」
>「全くトロいよねキミは。美しくない」
ツルッパゲにナルシストなんざ…………可愛く無ええんだよおぉぉぉっ!!!!
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72 :
檜佐木修兵
2013/06/09(日)08:16:46
【※捏造含む私語内容につき閲覧注意※】
もう一年経ったし、まだ一年しか経っていないんだよな。
>6月9日
無事に二年目を迎えられる喜びを。
梅雨の中休み、こんな天気の良い今日この日が
結婚記念日ってヤツだ。
去年の五月末頃、前綴りの最終頁で一護に求婚したが結果それは玉砕。
前に自分が二度プロポーズしたのは断られたのに、俺の方から一回たけの求婚をほいほい受けるのは納得もいかないし悔しかったらしく、一護が選んだ日に結婚
しようってこととなった。
それが去年の六月九日・午前零時零分
総隊長や各隊長格に報告をする訳でもない。
何処かの役所に届けを出す訳でもない。
ただ二人だけの口約束。
傍から見れば飯事みてぇな結婚生活だけど。
>幸せで。
恋人同士の頃から同居をしていたから新婚生活ってのが急には実感沸かなくて。
>それでも幸せで。
最初の頃は自分達の中で結婚を機に何が変わっていくのかがよく判らなかったけど。
>とにかく幸せで。
一日一日、他人ではなく家族なんだと。恋人でなく伴侶なんだと思い知れる発見や出来事を二人で重ねてくにつれて
>あっという間に幸せに過ごせた一年でした。
有難うな。
お前が一目惚れしてくれて、諸々のことに諦めないでくれたから今の関係にまで発展することが出来たんだ。
飯事みたいだと言われたって構わない。
お前と結婚できて悔いは無い。
今は互いに忙しい身で時間に関しては侭成らない事が多い。
それでも二人の、二人だけのペースで去年遣ったこととか今年から新たに始めるコトとか、これから先も色々な時間を共に過ごして行けたらいいな。
否
過ごして往くぞ。それが二年目の目標だ。
因みに現世で見た新婚さんを『いらっしゃーい』って出迎える番組の定義で言ったら、三年目までは新婚として括られるらしいぞ(笑)
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73 :
麒麟寺天示郎
2013/06/16(日)09:27:26
面倒臭ェなチクショ――!!
さっさと本物の死神になっちまえば俺サマが迎えに行く手間が省けるのによ。
霊王サマに惚れられてるて前ェなら護廷十三隊すっ飛ばして零番隊入り間違い無ェだろうに。
そうすりゃ一々王鍵もクソも関係なくウチの湯に浸かりに来る事だって出来るだろうが。
なんだったら逗留ついでに其の侭住み着いたって構わねェぞ。
て前ェになら麒麟殿の一室と言わず二部屋三部屋好きなだけくれてやらァ。
て前ェに望まれる侭、好きなだけ心も身体も治してやる。
―――もどかしい。
俺も“烈”もて前ェを癒す術を身に付けているのに其れを行使出来ねェのがもどかしい。
何より、もどかしさにイラつく俺サマ自身が一番面倒臭ェ。
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74 :
阿散井恋次
2013/06/18(火)12:48:53
>壁に耳あり障子にメアリー。人の振り見て我が振り直せ。
そんなプレイを絶賛開催中。
プレイって付けると途端にヤらしくなる。
>>>>>>>>>
かんかん照り照りな暑さは乗り切れる自信は在るが、湿気だけはどうしても勝てねえ…。
じめじめと体力奪われるわ、古傷はあちこち痛み出すわで思いっきりテンションが降下中。
にも関わらず雨降りは大好きなんで梅雨の季節は嫌いじゃない。
そんな訳で少しでも鬱陶しさを払拭しようと吟味に吟味を重ねて少し値も張る座椅子を購入したんだが――
>予想外な強敵出現。
縁側に座椅子を置き、傍らに文机を並べ、夏向きに硝子で日本酒の炭酸割りを作って上空の寒気とやらで冷えた夜風を座椅子に腰掛けながら一献傾けてると、
最近俺の部屋に住み着いてる黒白の毛並みをした猫が傍らにちょこんと座る。
此処だけ抜粋してりゃ、見た目だけなら俺も善い男の部類に入るだろうから結構絵にはなってると思うんだが……この猫、俺の座椅子を狙ってやがる。
文机に乗ってる酒や肴には目もくれず、時折袴越しに爪を立てて人の膝に前脚をかけて上目遣いにおねだりしてくるんだ…。
さあ。
>早 く そ の 場 所 か ら 退 け ――と。
くっ、猫の目力半端ねえ(笑)
目力に圧倒されるって訳じゃないど厠行くのに席を立って三分とも経たないで戻ってくると案の定、座椅子のど真ん中で気持ち良さそうに寝てやがんだわ。それも喉をゴロゴロ鳴らしてまったりのんびり寛ぎモードってやつで。
ハァ、猫ごとき退かして取り返せばいいと頭じゃ解かってんだけど情っての?警戒心ゼロで寝てる姿晒されっと起こすのが忍びなくなっちまって、結局文机の上のもん持って俺の方が移動する羽目となる。それも湿気が篭ってる場所へ。
あー…湿気対策。誰か教えてくれねえかな。それと猫から座椅子を取り返す方法も。
>>>>>>>>>
>なしのつぶて
梨の飛礫
力いっぱいぶん投げりゃ当たるかな?
当たったら痛えだろうな。
したら文句の一つでも云いに来んのかねえ。
ま、その前に食い物粗末にする俺にバチ当たりそうだけど。
>>>>>>>>>
赤い髪色や桃色な髪色が出歩いてても違和感が無い街で美味い鯛焼き屋を探しておかねえとな。
……夏だし、やっぱアイス鯛焼きがいいだろう。
なんたって
>見た目も味もいい。(←強調)
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75 :
阿散井恋次
2013/06/21(金)16:02:05
そもそも友人と括っていいのか、友人であってもバトンで答えていいのか悩む処ではあるが綴りたくなったんで投下しとく。
消して欲しけりゃ直談判しに来いよ。
>【友人バトン】
>あなたの友人について答えてください、質問につき答えるのは何人でもOKです。
>最初に友人の名前をどうぞ!
破面・No.8 ザエルアポロ・グランツ
>その友人との出会いは?
腹立たしいやら情けねえやらで自分自身持て余し、どう発奮したらいいか解らずに悶々としていた頃
飲兵衛な檜佐木さんの邪魔をしない程度でいいから俺の話し相手になってくれる奴は居ないかと一護に
頼んで紹介して貰ったのが出会った経緯。
>第一印象は?
本筋(原作)に添って云えば最悪の一言に尽きるが、敵味方度外視して個人として初めて対面した時の印象を云えば
人の話しをちゃんと訊いてくれる奴だなと。
>現在の印象は?
今の所は結構穏やかな面しか見てないから、来る者拒まない物腰の柔らかさとかかな。嗚呼、でも油断は出来ねえな。
隙あらば罠だの実験だの口にしてっから。
>その友人の好き(友愛)なところは?
一つ挙げるとしたら
――名を口にして、俺が俺で在ることを認めてくれたところ――
>相手の長所は?
懐の広さ?
長所を語るにはまだ付き合いが浅い。
>じゃあ逆に相手の短所は?
懐が広いから掴みどころが良く解らねえ。
短所を語るのも付き合い浅いので今は何とも答えられねえ。
>普段する話は?
あー…。
品種改良と云う名のトマト改造計画。
なんか触手とか生やすって云ってんだけど。…今年の夏は何時ぞや涅隊長が作ったスイカとの
大怪獣大決戦が見られるんじゃねえかな(笑)
>余裕で勝てると思うこと
腕っぷし。と断言してえところだが…(…)
味覚と云っておくぜ。特に甘味だったら絶対ェ負けない。
>絶対勝てないと思うこと
舌の長さとゲテモノ喰い。
例えどんなに味は良いとしても従属官を丸のまま食うのは遠慮しとくわ。
ち、知性は論外だッ(笑)
>好きなもの
ベタな話しだが実験と研究じゃねえかな。
未知なモンへの喰い付き方は中々なもんだし。
>嫌いなもの
やっぱ涅隊長だろ。
今までで唯一、名前を出した時に不快感を露にしたんで。
>もしも友人に…
>自分より仲が良い友達ができたら?
いいんじゃねえの。他に懇意の友人が大事だからってコッチを切捨てる真似はしないだろうし。
>いきなり叩かれたら?
取り合えず叩いた訳を訊く。対応については其の後に考える。
>いきなり泣かれたら?
同上。
>いきなり爆笑されたら?
……悪寒が奔る(笑)
マッドサイエンティストが哄笑する時は大概ロクでも無えこと思い付いたんだろうから―――捕まる前に逃げっかな。
>いきなり音信不通
ザエルアポロと連絡が取れなくなるって事は一護の身ものっぴきならねえ事態に陥ってる可能性が在るから
俺よか檜佐木さんが取り乱すんじゃねえかな。
まあ、不測な事態が起きぬ限り音信不通は無いと思うんで心配はしてない。
>回す人
友人バトンでは無いけれど、折角
>>>2326.129 市丸ギンバトン
ってのが在るんだから
▽『気儘に』の藍染隊長と
▼『飼い主は銀狐』の阿散井恋次へ。
市丸隊長が恋女房な御二人の回答が見てみてえなー、なんてリクエストしてみたり。
手透きで興が講じたら是非(一礼)
>ありがとうございました~
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