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┗3221.惑溺理論(12-16/50)
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12 :
ザエルアポロ・グランツ
2013/04/14(日)22:25:38
償いではなく、自分自身へのけじめ。
現実と理想との乖離や論理の矛盾。
僕の全てを差し出しても、足りないのだろ?
他に何が欲しいと言うのかな。
僕に分かるように、教えてくれないかい?
足りないものが多過ぎる。
…僕にもね。
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13 :
ザエルアポロ・グランツ
2013/04/14(日)22:25:49
>irritación
不完全なる世界は、不完全なる存在の為にある。
それが、僕の存在理由。
この不完全な世界。
唯一完全なものは「真実」
それだけだ。
「真実」を知る者だけが、全知なる者だけが、完全なる、完璧なる
世界を知ることが出来る。
完全なものに憧れる事は誰にでもある。
だが、否やを唱える権利も誰にでもある。僕も例外ではない。
完全なものが余りにも完全で、唱える者は多くないけれど。
傍観するか介入するか…この二つに気付かない者も居るだろう。
気付いても大抵は傍観するだけだ。僕ももう、傍観者。
真実は美しい。
だが嘘もまた…。
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14 :
ザエルアポロ・グランツ
2013/04/14(日)22:26:02
僕が君に触れていられて君が僕に触れていられるなら、磔にされても構わない。
僕を落ち込ませながら舞い上がらせるから。
随分と梃子摺らせてくれる…だが、僕は愉しんでいるようだ。
君がそう出るなら僕もとことん付き合おう。
まだ始まったばかりだ。
これから時間を掛けて愉しむとしよう。
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15 :
ザエルアポロ・グランツ
2013/04/14(日)22:26:15
日々の営み程、息が詰まるものは無い。
内にあるものを僕が解放してあげよう。
壊して、騙して、なり代わる。
手を伸ばして__に触れたい。
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16 :
ザエルアポロ・グランツ
2013/04/14(日)22:26:32
同じ過ちを繰り返すのは好きじゃない。
一つの綻びが在る限り、何れ大きくなっていく…。
ソレを抱えて生きていくのは簡単だ。
だがソレが重荷になった時、一人で支えて立たないといけない。
僕なら始めは耐えるだろう…だが、辛くなったら直ぐに捨てる。
僕は自分に甘く、他人には厳しい。
そんな最低な研究者だ。
弱さを見付けても排除はしない。
それも僕だと言って逃げているだけ…本物の愚者さ。
こんな自分が嫌いでもあり、好きでもある。
言い方次第で如何にでも成るんだ。
己に向き合い磨こうとする奴。
屁理屈を並べるしか能の無い奴。
人によって受け方は違う…それを一々気にする程、僕は莫迦ではない。
研究に没頭していると余計な事を考えずに済む。
だが今は…無理なようだ。
今日の僕は明日の僕に対して、何が出来ただろう。
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