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20 :
美風藍(うたの☆プリンスさまっ♪)
2021/05/08(土) 04:43
静寂の中静かに時を刻む機械音に合わせて、ゆっくりと深呼吸。
瞼を伏せると視界に広がるのは闇の中にぼんやりと浮かぶ微かな光。
夜明けの少し冷たい空気が、次第にボクを覚醒させる。
まだ、もう少し。窓外の囀りに首を振って。
次に目が醒めたら、愛しいキミの寝顔にキスをしよう……なんて、穏やかな気持ちのまま睡魔の誘いを待ちながら、柔らかなベッドに身を委ねよう。
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19 :美風藍(うたの☆プリンスさまっ♪)
2020/11/18(水) 10:46
空が宵闇に堕ちる刻、目を閉じて、ボクがボクと会話をする時間。
か細く、けれどしきりに届くその声は、半醒半睡の朧げなままに
静かな夜に降り注ぐ
ほら、ちゃんと見て。
光の角度によっては目に見えないものがある。
言葉の受け取り方によっては、感じ得ないものがある。
無い、のではなく、見えないだけ。
無い、のではなく、感じられていないだけ。
段々と雑音が消え去り、心音が落ち着いてきた。
だいすきに包まれて、今夜は眠りにつこう。
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18 :美風藍(うたの☆プリンスさまっ♪)
2020/04/30(木) 00:09
変わりゆく日々の流れの中、それでも変わらず愛おしいキミの笑顔を、大切に、大切にそっと抱き締めて眠りにつこう。
時を刻む針の音さえも心地良く思える
そんな夜もまた、悪くはないね。
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17 :美風藍(うたの☆プリンスさまっ♪)
2020/04/22(水) 12:22
20/03/30/12:42
泡沫の飛沫の如く、紡いできた言の葉は泡となって消えていく。
空気に紛れ込むボクのタイセツは、いつかキミの元へと辿り着くのかな。
他の雑味と混ざり合いたくない時には、いっそ深海まで沈んでしまおうか。
ボクという固体が在り続ける限り、何処に居たってボクの子守歌は歌い続けられる。
深い海の底で一度深呼吸をしたなら、魚たちに挨拶をしながら円舞曲を踊ろう。
ボクが歌うから、キミは笑っていて。
そうして繋いだ手と手を赤い糸で括り付けて、またひとつ成長していこうか。
──これまでの縁に、最大級の感謝を共に。
キミたちのこれからが温かなものに包まれますように。
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16 :美風藍(うたの☆プリンスさまっ♪)
2020/04/22(水) 12:21
20/02/29/14:27
泡の飛沫が弾けるリズムに合わせて、軽やかにステップを踏もう。
陽の光当たる木々の合間で、涼やかな風が吹き抜ける丘の上で、暗く静かな海の底で。
目を閉じて耳を澄ませると、ほら。
温かくて愛しい声音。
口許を緩ませながら、くるり、くるり。
ねぇ、ボクは今も幸せだよ。
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