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┗朝靄に消える笛の奏で詩(432-441/500)

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441 :仁王雅治
2009/09/12 02:37

曖昧な距離を保ち続けたのは距離感を如何扱えば良いンか理解ら無かったけ。保身図る事拠りも瞼落としゃ良いンにのう、何が目的なのか俺にも分からンぜよ。

(9/13/0112)
警鐘が絶え間無く木霊する。衣服握り締めて笑顔で中座、駆け足で向かうのは勿論脱出口。
アネモネは菊日和に咲くンよ。

(0916)
塗り固めた世界を遠巻きに眺めながら思い馳せたンは繊細で荒々しい、しなやかな嵐。望む音を手に入れ破壊を喜ンだ姿は何処か歪に見えた。


# 独/り/じ/ゃ/無/い。
# も/っ/と/自/由/に/成/れ/る/筈/さ。
# 君/が/夢/に/変/わ/っ/て/行/く。

(0918)
薄く冷たい羊膜に包まれながら瞼も落ちて意識も堕ちて夢を見る迄。鼓膜を揺らす音楽は叶うのならば静かな風の音で在って欲しいンじゃ。

天井が床で床が壁で、ン?世界が反転して細切れフィルムに成ったみてェじゃの。何処に逃げ込ンで仕舞ったのか何なのか、何処にも見当たらンなり。

(9/22)
完成形を思い描く、図面は白紙の儘で。
創作しては破壊し、粉砕すれば再構築。
零落する欠片達は、足元に散りばめて。
廃棄や分別は無く、床を彩る為の存在。
劣化して色褪せて、素足に纏わり付く。
取り繕う制作物と、捨て置く余り物と。
綺麗な視界の中で、色鮮やかに映えた。

其れは、モノクロ。

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440 :仁王雅治
2009/09/11 01:02

右に回す。其れだけで室内は音の波で充満する。音の洪水とは良く言った物じゃ。何も聴こえず思考の波を飲み込む程に右に回転、面舵一杯。
自ら発した声すら判別出来ン程の音量で適当に流したラブソングだけで鼓膜を振動させるンよ、咽頭付近が張り裂けて嗄れ果てて仕舞う迄只一つの言葉を。

軽口ばかりで見栄っ張りな俺やが足掻いて地を踏み締めて居る事は嘘偽りでは無いと言い切れる。其れは出来る事なら誰にも見せたくは無ェ、詰まらないプライドの部分だがな。舞台の裏側何て誰も興味は無か、見せるべきは魅せる姿やき。じゃて格好悪いし、なァ。

揺らぐ陽炎の中で伸びた指先が壁に当たる事が安堵に繋がると知ってたか。
あのね、壁って凭れ掛かれるんよ。壁に腕を脚を預けて力を振り絞れば立ち上がれる、立ちはだかるだけの存在じゃ無ェ、寧ろ協力者みたいじゃの。


耳元で爆音が聴こえた気が為る。俺に何を叫べって言うン。

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439 :越前リョーガ
2009/09/06 19:24

>>希/望/が/破/壊/為/れ/た/ら/心/も/破/壊/為/れ/る。

圧倒的な存在感。眼差し一つ、指先の一つで観客に笑顔や涙、感動を誘因し、又幾つもの問い掛けを絶えず投げて来やがる。かく言う思考の波に陥った一人なのよね。
深く深く染み渡った一場面、訪れる事の無い人間を其れと知らず只々待ち詫びる。止まった刻に対して僅かな期待と爆発し兼ね無ェ程の不満をぶつけて、又待って。

二度と逢えないと知った時の衝撃はどの様な物だったンだろうなァ。俺にゃあ計り知る事の出来無い、彼方の世界だわ。

待つ。つー事にも多くの意味は在るンだと、待つ事が贈り物に成るンだと、見た事の無い視点からの叫びに、身動け無く成る程強い芯への訴えを感じた数時間だったわ。

――嗚呼、又出逢いたいものだわ。

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438 :仁王雅治
2009/09/06 03:44

居壁の反抗心か堰上がる物が有る。忘れた頃の他愛無い反乱なら真っ直ぐと眼見て話さンね。嗚呼、拳は付与。理由は解るじゃろ。

今宵の入浴は気付けば意識手離して一刻以上も夢の中へ彷徨い込ンどった様だ。危なかァ。

本日は9/6。
此方は良い天気だぜ、御前の方は如何じゃ、――何て誰に問う心算かの。
>>(僕が口に為たのは否定や拒絶では無い。曖昧さだったんだ。)

今を生き抜く。例え空気を食む事で擦り切れそうでも。
現在は明日に続いて居る、な。

――
御前は何を望む。何を請う。なァに?
>>(ねェ教えてよ。察しろ何てすげなくあしらわ無いで呉れる?)
――

酸味と咽頭奥の残渣の反乱、本日は葡萄味で飲み下す。二重構造のフィルターは取り敢えず放置かのう。
先読みは疲弊為るけ当分御容赦を。嗚呼既に機嫌下降か。

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437 :仁王雅治
2009/09/02 21:19

揺らいだ退廃は現実拠りもまるで砂糖菓子の様に甘く甘い。味わえば広がるンは泡沫の馨。最初の一口が一等印象的やろう。云う成れば下の内側迄浸食為れる感覚じゃて。
>>眠りに付く迄、君を……

写し身の俺は交差する空と夜に両腕を広げてみたいらしいンよ。理由は、何じゃろの。


―…―…―

(0904)
弱さが悪なン誰が決定為た事象じゃ。誰も非難しちょらン。弱者が悪いので有れば世の中の大半は善人と成り得ンよ。
逃亡と撤退の差で無いンか。俺の認識違いかの。

強さなン、俺も渇望しとう。


―――

問う声音は鼓膜に鈍痛を。許容量は理解為とう、更に過重為せる心算は無いきに。
願い詰めた瓶を手離せず、零れ落ちる中身を硝子に癒着した指先で捜索する。足元で転がる無邪気な文字列が邪魔臭か。

――

見えンし視えンし。生憎と超能力は持ち合わせて無いけェの。

―――

鼓膜閉鎖為せちょった其の口が何を紡ぐ。

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436 :千歳千里
2009/09/02 00:25

声届けて、音を忘却為た。
姿を追い掛ければ、背中しか記憶せんこつ当たり前ン話。


誰拠りもいっちょん俺に縋って呉れっけん。数多有れど一等大きい理由は恐らく此れやろうね。
素直に縋れる奴のむぞらしかこつ。俺には無か目映さば持ってる所為っちゃろう。


端から順に足の爪の剥がれて来よらす。爪切るンサボリ過ぎたとね。




何故、何故こぎゃん気に掛けて呉れっと。見返りも何も無くどぎゃんして掌差し伸べられる。
自己だけ、見て呉れったい。貴方が先に崩れっ仕舞う、押し潰されっ仕舞う。其う成った時は俺はどぎゃんすれば良かとね。
貴方一人だけん身体で無かろうもん。いっそ手放して呉れンね。

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435 :越前リョーマ
2009/08/31 23:22

詰る事も
        皮肉る事も
   嘲笑う事も出来ない

ましてや
     
     願う事も無い存在











声も
    表情も
          体温唇も

全部は空の向こう側に



子守歌と一緒に晒し方を教授為て呉ンない。上手く表現すンの、如何も苦手みたいで、さ。音が霧散為ちゃうンだよね。




夏が終わって、秋の到来だね。
雨が、降る。







アンタに似た人を見ると、ココが騒ぐンだ。

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434 :仁王雅治
2009/08/31 00:05

日々、何事も無く平穏に生き抜いて行く事が至極困窮を極める、なン当然じゃ。負が有れば正が有り、白と思えば朱やったり、全く同じ事柄をコピーペーストしたみてェな日々っちゅうンは存在出来ンやろう。些細なれど。
脳内が丸で海月か漂う水面が住み込ンどる様に様々な音が反響するンよ。冷えた壁に額を預け暫し黙しながら意識が追い掛けたンはシナプスの中やった。崩れ落ちる。床は未だ温さを保って居る様じゃの。



何を希求為とう、何を告げたいンじゃ。状況整理整頓、パーツが不足気味なり。


携帯落下、鈴と金属のハーモニー成らぬ雑音。嗚呼、大した故障も無さそうじゃの。――…後で拾いに行く、か。

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433 :仁王雅治
2009/08/29 21:24

来訪に感謝、を。

□丸井ブン太
 チョコ。肩揉み指令実行為る様に。忘れたら、其うじゃのう…罰としてチョコ喰うン禁止な、一週間。
■芥川慈郎
 ワンコ。余りの可愛さに敗北、白旗。…嗚呼、可愛い(笑)
□千石清純
 俺の紳士さを理解したじゃろ。御手をさせるン忘却しちょったンが一番の心残り。ラーブ、
■千石清純@
 取り敢えず、早かァ(笑)御前の魅力吐き出す前に辞退とは悲しいのう。良い夢は見れたか?千石チャン。


――良い夢を。


■□■□■

夢赤也と仁王、御目出とサン。素晴らしい日々が二人に惜しみ無く訪れン事を。

■□■□■

あぶくの謙也、応答為よ。生存為ちょるか。千歳が緩ーりと待ち兼ねとう。

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432 :仁王雅治
2009/08/28 13:56

靄掛かる空に交代を待つばかりの向日葵の花を放りゃあ其処には非現実的な景色が広がってやがったンよ。非現実なン幾等でも作れる。
失うた過去が見付かる訳でも無く、探しちょる物を認識為る掌が自らの内に隠れ住ンどう、出口求めるン望外な事じゃけ今日は此の儘で居たか。
御綺麗な色彩なン見せるだけで良い。魅せて信じ込ませるンよ、唯の紛い物を真実として、…御望み通りに。
――…ニャア。

―――

> 僕□の□願□い□は□一□つ□だ□け

―――

道化師、其れが俺さ。他なン知るか。

嗚呼、名台詞なり。何時か俺も云うてみるかのう、なンて。ピヨ。

―――

纏う雰囲気は相も変わらず、迷うた一言、思わず飲み込む。

―――

緩り、緩り、空が滲む。塩気を拭う気が起きず咽頭奥の振動の強弱を自然に任せた。声の出し方を忘却しちまったらしか。―…なァ、子守歌を聴かせて呉れ。

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