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┗朝靄に消える笛の奏で詩(451-460/500)

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460 :仁王雅治
2009/10/23 19:10

俺は如何も言葉が不足しとるらしい。得てして様々に波が訪れるンよ、伝えたい事柄とは異なった意味合いに取られちまったり不必要な誤解を招いたり、とな。
指摘されてからは極力言葉数を増やしちょる心算なンじゃが、実際の処は如何なンかのう。部長殿。
言葉に鋭利さが増している事を理解はしたが、口唇から飛び出そうとする意志を飲み込むンは中々に困難でちィと、手詰まり。傷付けたい訳じゃ無いンよ、なンに気付けば…―嗚呼イカンイカン。言霊、な。


遮二無二上下する掌に向かって足を前後させるンに、景色は変化すれど距離が縮まる事も焦燥感が減る事も無く、唯々後方から迫り来る求む手から逃れるばかり。
もう少しで指先が触れる瞬間、呼吸が荒い事に気付いた。嗚呼、夢かと理解した時に疑問に思うたンは彼の手は一体誰だったのか、ちゅう事じゃった。
なァ、御前は如何して此処に居るン。


渇望したンは背中で無く、震える指先なンよ。擦り抜けた温度が未だ忘れられン。

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459 :千歳千里
2009/10/20 00:14

破壊、を体感させる本が有るち想像ば出来っとや。先の見据え難か物語は久々ばい。
上下二冊の薄い文庫本、上巻を読み終えて早三カ月。下巻を探しに探して、先週漸く見付け出したばかりったい。一節だけっち踏み込んだ世界の俺ン指先ば引き込む力と云ったら。
純然とした白が徐々に淀みながら鮮やかに色付いたンは更に澱み行くが為やけん。人の内側と底の晒されっ仕舞うた感覚っちゃよ、今の俺ン心情告げっとしたらそぎゃん感じと。
読み進めるこつに若干躊躇いさえ覚えよらす。ばってん制止の既に選択肢から外れっ仕舞うた現状、たいが可笑しかね。

人は皆赤ン坊とや。やけん無防備に叫べば良かばい。在らん限り、内側を爆発させなっせ。

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458 :越前リョーマ
2009/10/18 02:51

もうこンな時間か。羊数えンの飽きた、何か無いかな。

祝辞やら筒やら、送って呉れてた人が居たみたいで。御免、全く気が付いて無かった。感謝と謝罪と、又感謝。
ちゃンとした言葉書き残…せたら良いッスね。何て。必ず、とは言わないで於く。


にゃあ、


>>>   後程、追記

> 暗中
> 淡雪殿
> 麗皇
>  ひな

Thank you.

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457 :仁王雅治
2009/10/16 16:00

# [……メ…セージ…如何、ぞ]


――…、嗚呼。…ン、久し振り。変わり、無か?――其うか、ン?俺は変わった部分も在り変われン処も在り、つー感じかね。
……ハ、其れが無けりゃ俺では無いぜよ。何を今更、馬鹿馬鹿しかァ。生憎と口が悪いンが俺のチャームポイントやき。
嗚呼其う云やァ記憶しとうか、彼の話。
――己が定めた物のみを運命とする。御前の笑顔と一緒に思い出したぜ、理由は忘却したが。
なァ、御前サンは彼の時…せじゃっ…か……
# [――…ピー、]




>> 【*真夜中の 記 憶 廻筒*】   蓄音機:L/ily.

> *所謂 留守録電話サービスです。
>> *制限時間は現実世界《リアルタイム》で壱分間(記載容量が文面を声に出して壱分間の意)
> *宛先名を口にしては為らない
>> *録音終了の合図に、最後に「#」を附けること
> *尚、録音中でも壱分が経った時点で自動的に「#」にて強制終了されます

>> ※掲載時刻は中宵のみ、陽の当たる頃に晒してはいけない。

M/r.S/h/a/n/g/r/i-l/a依り拝受した。遅う成って申し訳無い。有難サン。
残り僅かな白紙に彩られる文字列が寂しくも有り、羨ましくも有り。勝手ながら最期迄見させて頂くなり。


>  *留守録機能の御裾分けは如何?

暗中 様
淡雪 様
幾星霜 様
宜しければ。

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456 :仁王雅治
2009/10/13 00:18

LEO依り拝受。気付くのが遅くて済まなかったぜよ。有難サン。俺のイメージは深まる秋、か。ンな綺麗な物じゃ無ェが素直に嬉しかァ。
御前サンは彼れじゃの、…夏の海辺。


#季節バトン 制作:ときのすずおと 時不二
>1.君の好きな季節はいつ?
 一等好ンでると云えば、冬。

>2.それじゃ四季のイメージでも答えて貰おうかな。まず春のイメージは?
 出逢い、別れ、移ろい、朗らか、穏やか、背中。

>3.なるほど。それじゃ夏のイメージは?
 先ずは暑い。水、汗、雲、熱気、清々しさ、口唇。

>4.次に秋のイメージは?
 横顔、緩やか、秘密、変化変容、独走独創。

>5.最後に冬のイメージは?
 停滞、腕、温もり、空、星、夢、砂浜。

>6.へぇ、そうなんだ。それじゃ君の思う青春の似合う季節はいつ?
 無論、夏。運動=汗=青春

>7.ドキドキな恋愛の似合う季節は?
 秋。冬に向けて、な。

>8.君が幸せと聞いて思う季節は?
 冬。何故かは内緒。

>9.今思い浮かんだ人の名前と似合う季節は?
 秋、かの。衣替えした紅葉が良う映えそうじゃ。

>10.ここまで答えてくれてありがとう!次に似合う季節の人に回してね!
#春 相棒
#夏 相棒
#秋 相棒
#冬 相棒

俺の愛情を召し上がれ。(笑)

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455 :仁王雅治
2009/10/09 23:30

晒す前に晒さねェとな、弱味で無く内側を。見せて初めて理解するンやき。
空蝉と成り現身は肌寒いと冷え冷えとした虚空を食み、ひっそりとした夜を慈しみ愛しむ。
諸手で己の体躯を抱いて胎児へと退化果たして、布団と云う羊水に包まれりゃ微睡みは最高長に揺らいで霧散するンじゃよ。

未だ此ンなにも囚われて揺らぐ。踏み出した筈の足は此処に踏み留まって居たのか。
今の俺は御前に如何映るンかのう。


―――

夜の帳が落ちた。嗚呼、そろそろ人肌恋しい季節じゃのう。
朧気な瞼を下降させて眠る。

―――

立ち止まった儘、変わら無い御前に只嬉しく、傾ぐ真を横たえて放置した。奇跡、嗚呼、何じゃ。有難かァ。
然し、よくよく俺は周りに恵まれとるのう。なァ、御前の変わらン空気はホンに和む。…が夜に負けン様に。逸話ばかりで笑えるがちと控え目にな。
木枯らしの吹き始める季節迄には人肌を希求せン様に成ると良いのう、互いに。

―――

引き戸を開けたら其処には閑散とした広場だった。
給仕をする最中見つけたンは懐かしい物だったらしか。記憶に無い。

(夢の話)


―――

いっそ全て破壊出来たのなら。様々に混濁する。総てを口にする事が出来たのならば。

―――


空気依りも水に成りたいと云った彼奴の世界を見たいと思うて、彼奴が酷く嫌っちょった望みを探して居た。
(御前が探してる物は何処にも存在してはいない様で。)


すべき事を成せ、適材適所は認識すべきかと。時に世界は理不尽な程に冷たく、合理的に巡る。(触れれば未だ暖かいンに。)


後少しだけ起きて居るとするかね。半泣きで俺の名前呼ぶ彼の子の為に、な。(押し付け無い優しさ、やけ受け入れられるンよ。丸で硝子細工の様な子。)

―――

酷く眠ィ。歩きながら睡眠補給なンか初めて遣ったぜよ。どれだけ眠かったじゃ、って話。

―――

楽しそうに暴れる幼子を胸に抱いて駆け足で向かう先は、過去か未来か。

―――

回廊の中を片手を添えながら歩む。触れた物に驚愕して引っ込めた先が瞼に今も。

―――

其う云う訳では無か。俺ン場所、存在して良い様に思えンのよ。真白しか、分からん。(嗚呼、丸で僻みの様で嫌じゃのう)

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454 :仁王雅治
2009/10/09 01:45

逃亡等目論んだ後に何かしらが変容する事は零に等しいのでは無いか。
帰依す場を望む、如何にも人間らしい逃走願望。理屈や机上での算段で弾き出した答えは、予期し得ない不確定要素によって如何様にも数値が変わる。未知数なり。
俺には為すべき事が有る。其の為に、其れを現実とする為に奔走しちょるンよ。
……もし瓦解するのならば、すべき、か。恐らくタイムリミットは直ぐ近くなンやろう。


―――

砂上に指の痕を残して行こうか。苛立ちを其処に捨て置いて、這い上がるのも又楽しそうで無か?さァて、一先ず総て忘却して眠ろうぜ。
月は満ちれば欠ける物、花は咲き誇れば散るのは必定、水が流れれば蒸発するのは当前の事なり。
昔人は感傷に耽れば希求した事柄が己の身に降り懸かると思っているンじゃろうかね。
だが今も、皓々と地を照らすのは今では人工灯と共存、……いえ吸収されちょるし、麗々と咲くのは散る術を知らないからなンよ。

――…嗚呼、藤の花が垂れ下がるのは、何時の日だったかのう。


――

人は多大に過分を認知すると永く希望していた事柄すら直ぐには受け入れられねェらしか。
ちょっと待て、一先ず落ち着け俺。如何しても理解出来ねェぞ、今一度景色を見回して見ろ、今直ぐに。序でに現状把握もな。そして落する事も又、世の常だ、と言い聞かせンしゃい。
脳内無限ループは健在、多忙も忘却。潜在意識の成せる所業か目の前のパズルが揺れる揺らめく、嗚呼途方も無い。
背水の陣の真骨頂を体感した気分ぜよ。

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453 :仁王雅治
2009/10/09 01:29

又言葉を交えねェ方が流れ堕ちる星屑を追い掛けられたのかも知れンな。(笑ってンのに泣いて見えンのは一体何の方程式から導き出された答えなン?)
零落すンのは其方の勝手やが引き摺るにはちィと相手を違えちまった様じゃの。(片手は自身抱くンで塞がっちょるけェ今は解放する訳にゃ行かンぜよ)
蹴って遣るきにさっさと起き上れ。言いたい事有ンなら口唇を開きンしゃい。(無言の開いた瞳で語られた処で生憎と俺の聴覚は都合良く機能しなか。疎通は難しい様じゃなァ)
何を、希求してやがる。知る由もねェ、か。

―――

永遠やずっと、何て物は有り得なか。其れは俺が一等認識しとうよ。やけ瞬間は永久なのだと他人は言うんやろう。

――


掌上に乗せた雪花を地に戻そうとしたら如何やら其の前に融解してしまった様じゃな。雫一滴、空に還るのは至極早い物やき。少々得難か。

――

# 例えば世界を破滅させる事の出来るスイッチが目の前に有るとして、
貴方は其のスイッチ、押せますか。

――

雨の匂い。何で誰も解らンかの。此ンなにも主張してンのに、湿り気帯びた独特の馨が。
彼の馨は嫌いで無い、否寧ろ好ンですら居るのう。

地を打つ音が聴覚を、掌に頬に全身に落ちる滴が触覚を、カーテンの如く視界を遮る数多もの線が視覚を、咥内に移せば広がる水分が味覚を、そして大地其の物を運ぶかの様な馨が嗅覚を刺激する。
ンな気がして成らンだけじゃがな。
フ、と思うたが。人間に備わっていると言われる第六感。雨滴は何を刺激するンかの。




今日は恐らく雨日和だろうぜ。……何て、下らない戯言なり。

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452 :仁王雅治
2009/10/09 01:04

# [惑うて揺らいで堕ちて足掻いても、如何も覚束無い。
# 唯、俺で居る為に声を望んだに過ぎンのやき。阿呆。阿呆。
# 誰が俺の手を掴ンで呉れると云うンよ。御前に掴んで欲しいのだと何故解らン。
# ……嫌に成る程追い求める。安穏とした、安息を。
# (なァ野良猫、今は何処)]


[自己を表すには他人が必要じゃ。(自分自身を眺めた処で見えやしねェしな)
 他が己を認めて初めて確立する。(必要とされてこその存在)
 ならば、他が見付からン場合は如何したら良ンかの。(自ら見極めて両脚を地につけンのは楽で無か)
 人は見ず 己を視る そして周囲を見渡す
 理解し様とはしなかった。今も、そうじゃろうなァ。]


【(4/8)
# 一つ、又一つ。白い煙が空に登って行く。覚悟決めた科白が耳から離れン。まだ、否もっと。吼えながら呟く。何故、何故。歪む視界を見いだしたくは無か。
# 空に還る時、近く遠い残響が未だ耳に――。】



『浅瀬、遠退く潮風。
俺の眼は、意識は、何故此の狭い視界でしか捉えられンのか。
目の前を通り過ぎる奴の誰かの視線でも良かったンで無ェか、って時折思うたのう。

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451 :仁王雅治
2009/10/07 17:31

( 不安を抱けば恐怖を覚えて仕舞う。やが不安を抱かなければ他を求め様とし無いと思うンよ。
 痛みを体感しない為に孤・独を選ぶ事と同様に、恐れを排除する為に他を踏みにじる行為は、…ホンに哀しい事なンやろう。
 例え自衛の術が其れしか無くとも、負を自ら招くのは綺麗で無か。)


[ 嗚呼、貴方に出逢うたンは何時の事だったか。詳細な日時なン到の昔に置いて来て仕舞ったみたいやき。
 ありふれた日常の中に埋没した小さな出逢いは、当然普遍的に過ぎ去る物なのだと思っちょったけ。
 人間の記憶何て頼りに成らンぜよ、困った物だ。]




#[ (其んな事知らない。聞いて無いんやき。
#  共生する気は更々無かよ。)


(……其の子、泣いてるき。声を聞いてあげンしゃいな。)
>其れは御前自身の慟哭なり。]



「 進ンで良い道とそうで無い道。まァ他にも数え切れ無ェ程に選択出来るのンは数多と有るが現在見据えてンのが其の二つ。
 選択するか逃亡するか、将又待機するか。
 迷った時は取り敢えず歩き出しとけとも思うが此の場合は如何だかねェ。
 賽子でも振るうか?
 全く関係無ェのに空いた空間が冷えやがるぜよ。……柄じゃ無いかの。」

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