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┗月とネオン(301-310/310)

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310 :跡部 景吾
2014/10/15 00:18

Happy Birthday YUSHI。

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309 :跡部景吾
2014/10/04 03:17

俺様の誕生日を祝いな!




そんな言葉を言わなくても、侑士は0時きっかりにメールを送ってきた。

さすがにこの時間じゃ返せねぇから、

サンキュー、侑士。

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308 :跡部景吾
2013/03/19 00:15

praying mantis、祈虫。

例えば、
許しを請い、祈り手を合わせ、頭を垂れる姿。
その下で大きな鎌を隠し、薄く笑う。

俺はただ、1度だって何も望まない侑士から、欲望を、渇望を、我儘を聞き出したかっただけかもしれない。
知れない・・・なんてのは表向きな言葉で、そうしたかっただけだ。

「寂しい思いをさせて悪かった。すまない。何をしたら許してくれる?」
お決まりのフレーズで頭を垂れ、手を合わせ贖罪のポーズをとってみせる。
その下で舌舐めずりをして鎌を構えて。

こんな俺のやり方が、お前を悩ませていたとはな。


今までの経験から導き出せない答えが、恋愛事にあるなんてよ。
その相手がお前で良かったと思ってるぜ、侑士。


自分が望む事より、望まれる事の方が遥かに多かった俺の独り言だ。

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307 :跡部景吾
2012/05/10 02:08

大切な物は俺の唇を、手を、指を、すり抜けていく。手を伸ばしても、指を動かしても、届かないその先。

まるで何かに吸い込まれる様に、押し流される様に。泡と一緒に消えた。

仕方が無いと納得してはみても、ただ、ただ後悔ばかりだ。





口にくわえるべきじゃ無かったぜ、お気に入りのハンカチ。
まさか、流れていっちまうとはな。

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306 :跡部景吾
2012/02/28 21:55

俺の周りからむせかえる様な…甘い香りがする。
まるで合成されたストロベリーの様な不快な甘さ。
それに気がついたのは2週間程前だった。

いつもの日常、毎朝のランニング、通学、朝練、授業、ランチ、生徒会に部活、夕食に自室での読書…その香りは常に俺に付きまとった。
実は俺の香水でした、ボディソープの類いでしたなんてオチじゃねぇ。確かに2週間前から存在するこの香り。俺は気が触れたのか?
自身のトレーニングウェアに鼻を押し当てて確認する。甘い香りはしない。ブレザー、ユニフォーム、ルームウェア、ナイトウェア、バスタオル、ベッドに寝具からもその存在を見出だす事は出来ない。だが、確かに俺の周りから香る甘いストロベリー。
こうなると体臭なのか?と思うしかねぇ。だが、ただ一時だけ甘い香りから解放される時間がある。
それは俺のシャワータイムだ。部室であろうと、屋敷であろうと「シャワータイム」だけはその呪縛から解き放たれる。よって体臭であるわけがねぇ。大体俺の体臭がストロベリーってのもどうよ。

そして、今日もベッドに入ると、先程までは香らなかったストロベリーの香りに包まれた。
俺自身の体臭じゃねぇんだ、原因は必ずどこかにある。
ベッドから起き上がれば数人の使用人を自室に呼び、事の流れを話す。俺が狂ったと思うなら、この部屋から出て行けば良い。そう言い放てば、皆が黙った。執事長のミカエルが「失礼します」と一言紡いで俺のナイトウェアの袖の鼻を寄せる。「特に景吾坊っちゃまの言われる香りは感じませんが」という答えに、俺は苛立って踵を返した。それと同時に、否定の言葉を寄越したばかりのミカエルが言う「今、確かに景吾坊っちゃまの周りから甘い香りがしました!坊っちゃまが動いた瞬間に」
いよいよおかしな事になった。俺自身、俺の衣服から香らない香りが存在する事を第三者の前で証明したんだからな。こちらに集まった使用人達の視線に言っておく。俺は香料万歳キャンディを口に含んではいない。

ミカエルの連絡で使用人にSPが加わり、数人で片付けるはずだった物が数十人に膨れ上がる。
自室を隈無く調べても香りの根元、いや香りすらしない。ベッドにソファー、カーテン、書棚に至るまで調べても解決しない。ただ、ここで一つ分かったのは、俺が動くと俺の周りの空気が甘く香るって事だ。一先ずナイトウェアからルームウェアに着替える。ルームウェアも念の為に用意させた新しい物だ。それでも俺に纏わりつく甘い香り。

部屋に異常は無い、こうなると衣装だ。ランドリー室に足を向ける。俺の常の服はそこで用意させている。制服からジャージ、下着に至るまでランドリーからクローゼットルームに運ばれて保管、随時使用人が整えて俺の部屋に運ぶ。
ああ、下着に至るまで…下着…。シャワーに下着、下着の香りを確認しようなんてヤツはいない。下着は常に身に着けている。
足早に掛けクローゼットルームに入れば驚きを隠せない使用人。確か深夜のランドリーの担当者だ。クローゼットルームに入ったのは初めてで、俺は興奮からかキツく言葉を掛ける。「俺の下着はどこに保管している?今すぐ案内しろ!」二人は俺を部屋一区画に、ガラスの張られた棚の前へ案内した。その扉に手を掛ければ…



ビンゴ。



むせかえる甘いストロベリー。俺の周りから香る物よりも濃厚で、明らかに原泉だ。追い付いたミカエルがその棚から小さな包みを摘まむ。本当に小さな、手の平に乗る程の物。
サシェ…か…。どうして気が付かなかった?何故こんな物が紛れた?と問おうとランドリー担当者に視線を向けて肩を落とした。それ特殊部隊で使えるんじゃね?って程の見事なマスク。花粉症かよ…。

勿論、コイツらが俺の物、事に勝手な事はしない。もしするならば、この屋敷でそれなりの影響力を持っている古株の人間が関わっている。執事長のミカエル以外で俺に対等に意見が出来るヤツは…一族以外でアイツしかいねぇ。この屋敷でミカエル同様自室を持つ男。

俺に「余裕から見いだせる遊び」の部分を教え、子供だからこそ使えるリーダーシップ論、そして「l/ibenter h/omines i/d q/uod v/olunt c/redunt. 」と言う言葉を教えた男だ。
そう、この言葉は俺の解釈によって今の俺を作っている。




まぁ、とにかくそこのマスク女、明日病院に行け。紹介状は作っておく

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305 :柳蓮二
2012/02/26 03:34

3年F組のマスク使用率31%。我が立海テニス部のマスク使用率は19%、レギュラーに至っては0%。
由々しき事態ではないだろうか。

インフルエンザが蔓延していると言う昨今、これほどに我が立海大付属中学校のインフルエンザに対する対策が甘いとは。


俺はマスクをしない。それは実生活において不便な事が多いからだ。その代わり帰宅すると必ず手洗い嗽をする。
嗽に関しては感染予防の効果が殆ど無いと言う学説が多い。しかし、日本の先人の知恵と言うべきか、俺はその知恵に従っている。今のところ風邪およびインフルエンザにかかっていない。


マスクについて語ろう。
先日隣の席の女生徒が軽い咳をしていた。何故マスクをしないのかと問えば、
「大きな紙の繊維や布の繊維ではウイルスを防げないと思う」と答えた。

簡単に言えば、テニスボールがウイルスの大きさとしよう。
そうするとマスクの繊維の網目は3,00メートルほどとなる。確かに物理的には防ぐ事は出来ない。

ただ、ここで重要なのはウイルスの性質だ。
インフルエンザが日本の冬に蔓延する理由、それは湿度に関係する。
それらは湿度に弱い。故に乾燥を伴う日本の冬に蔓延する。

マスクを使用した者なら感じるだろう。口元の蒸れ、こもる息。
この湿度がウイルスの好敵手、天敵になる。
マスクは繊維の目でウイルスを防ぐ物では無い。この湿度がバリケードとなる。そしてすでに感染した者からのウイルスの拡散を防ぐ。
ちなみにウイルスの飛距離は2メートル前後、保持者の半径2メートルはレッドゾーンになる。とはいっても接触感染を含めれば感染率は上がる。

接触感染を考えれば、手洗いは効率的だと言う結論だ。


その話が終える前に女生徒はいなくなっていた。

精市に言わせれば、俺の話は長いそうだ。


今後の課題としよう。

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304 :跡部景吾
2012/02/25 18:39

屋敷の室内を照らす朝日が、マーブルに反射して、眩しさに目覚める。

大理石とは言っても、暖かな日差しに少しの温もりを蓄える。

素足で歩くには体温を奪うその床が不快で、爪先で立ち上がる。
冷たい。





あの先輩が10センチ四方の大理石の板を大切に片付けている場面に偶然出くわしちまった。
いかつい名前にいかつい身体、その手に乗せられた小さな大理石が気になった。

その疑問を解決出来たのは、青学の桃城の大きな声で、その答えに笑みが零れた。


たしかに必要なのは10センチ四方だな、と。

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303 :跡部景吾
2012/01/15 23:12

紳士が淑女に跪く。
下心か、美しさへの敬意か。
そのどちらにしても、俺の恋人は気に入らないらしい。
「俺に跪かれるなんて、優越感に浸れるってもんだろ?」と説いても振り向いては貰えない。


結局は美しい恋人の、そのドレスの端にキスをする事が許されている…俺が優越感に浸っていただけか。


「ドレスとは言わずに唇に」と言われているのだったら、これ以上の名誉はねぇ。

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302 :跡部景吾
2011/12/08 21:30

ブルネット。
幼少の頃、イギリスの屋敷に出入りしていた男の娘を思い出す。
俺と話す事は殆ど無かったが、その知的な印象の彼女を今も思い出す。
特に思い出も無いが、幼少の頃の記憶。 


そんな気持ちでガキの頃のアルバムを開いた。
あの姿をもう一度見る事は出来るだろうか?


だが、どこにも写っていない。確かに使用人の写真だ、そうそうあるとは思えないが。



思い出はそれぐらいが丁度良い。

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301 :跡部景吾
2011/12/08 21:29

「…いっつも樺地、樺地や。」
「…はい、樺地の話は終わり!」

恋人に言われた言葉。
何気ない会話で俺を喜ばせるのが上手くなった。


俺はそんなに樺地の事ばかり話しているのか?

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