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┗ジゼル
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1 :
英
05/21-22:26
>>>2981
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62 :
英
11/01-22:51
街路樹の香りで秋に気付く。この前の記事は、果たしていつのものだったか。今年か、それとも去年か。俺は今もまだ変わらずに頁を捲り、こうして書いている。嗚呼、彼奴は元気でいるだろうか。もう文を送る宛も分からない。どうかこの香りが彼奴に届きますように。
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61 :
英
02/02-22:49
もう随分と忘れていることに気付く。忘れられないと、そう思っていたのに、年を重ねると幾度も忘れられない経験をして、たくさんの忘れられない経験に押されるようにして、忘れられないと思っていた思い出を忘れていく。傷口にできたかさぶたが、今はもう剥がれてしまって、綺麗になった。まだ少し色のくすみが残っているけれど、このまま、そのうち、いつか。
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60 :
英
08/12-23:39
果たして、頁をめくる。言葉にならない感情を言葉にしてくれる言葉を探している。
夏は太陽と雲と生温い風。草と虫、そして素肌だ。
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59 :
英
04/18-23:27
春は出会いと別れの季節なんです。と友人は言った。彼のところでは4月に年度が始まるそうだ。何でそんな時分に?と問うと、さあ、何ででしょうね、と言った。知っているけれど説明を億劫に感じている顔だと感じた俺は何も言わないことにした。恐らくそんなに面白みのない、ためにもならない、人に言うまでもない、そんな理由なんだろう。9月であった時もあったんですけどね、と彼は続けた。9月と聞くと、出会いと別れという言葉の意味がはっきりと感じられる。4月と聞く彼も同じように感じるのであろうか。桜を見に行かなければなりませんね、と微笑む彼に春の穏やかな風が吹いていた。
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