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┗茶釜に狸。(6-10/23)
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10 :
日
01/18-00:45
>はるくさは あはでとわにや かたくなに いらぬいのりの いとうとましき
(私の意志は芽吹かぬ草花よりも堅固ですので、もう二度とお会いする事もないでしょう。貴方に幸せを願われたく等ありません。実に迷惑です。)
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9 :
日
01/09-19:02
恵比寿様のお囃子が聴こえます。
今年も大漁を、商売の繁盛を、実りある一年を御祈り致しましょうか。
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8 :
日
01/05-04:57
> (>>5,0)
ある日の事、茶釜を外から叩く者が現れました。然れども彼は茶釜の狸。実に頑なで、誰よりも人間を信じておりません。狸は外から叩く者を無視しました。ですが来る日も来る日も、その者は茶釜を叩くのです。
先に折れたのは狸の方でした。
お止め下さい、私はただの茶釜です。
おやおや、これは何とおかしな事でしょう。ただの茶釜が、人語を解して喋るとは。
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7 :
日
01/04-20:10
>すずろなり をさなしといの つづきたる もてなすことの いとむつかしき
(まるで子供のように意味のない質問ばかりされては、いい加減笑顔でお応えするのも大変面倒なのですが。)
* * *
性根の悪さならば自覚しております。日頃こういった愚痴を外に出さない様にしているが故か、私という人格は疾うに腐り果ててしまったのでしょう。しかし哀しきかな。自覚して尚、周囲に良いように思われたい私はこうして隠れて毒を撒くのです。興味のない方に言い寄られても面倒です。申し訳程度に張り付けたような笑顔に騙される小童になど、誰が振り向くものですか。
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6 :
日
01/03-21:21
>たそがれと うつりしそらの うらめしき なりてやはあらぬ おつるつばきと
(恨めしい事に私が誰かも分からないまでに貴方は変わってしまったのですね。いっそ首ごと落ちる椿のようになってしまえば良いのに。)
* * *
誠を貫けるような存在で在りたいと、一生懸命生きていた時代が私にもありました。ですが、現実とは残酷な事です。他者と接する事で生じる擦れ違いや衝突はどう頑張っても避けられず、その度に「私の伝え方が悪かったのだ。」「理解してあげられない私が悪いのだ。」と折れれば都合良く解釈され、口を噤めば有らぬ事を吹聴され──…幸い、私を信じて傍に残って下さる友人にも恵まれはしましたが、残った傷は悲しみとなり、やがて癒える事なく膿んでしまったようで。
止めを刺したのは信頼していた筈の御方でした。抱いたのは絶望と落胆。やがて、嗚呼、私はあの者達が憎いのだと気付いた時には既に手遅れ。自責の念を拗らせて、腹の底に滞留していた吐き気を覚える程のどす黒く汚いこの感情に、すっかり私の身体は侵されていたのです。
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